先週末の観能メモ

●京都大学観世能 「経正」@京都観世会館
シテ:高林周平 ワキ:塚田亮 笛:左鴻泰弘 小鼓:成田達志 大鼓:河村大
地謡は、オール女子学生!

体調悪しでギリギリまで行くのを迷っていたのだけど、シテはお笛の兄弟子さんにあたるので、その晴姿をどうしても見ておかねばと、思いきって出かける。
前半は母親になった気分でハラハラしたけど、途中からは安心して見入っていた。地謡がみんな女子だったのに最初びっくりしたけれど、全く違和感なし。
「経正」は平家モノだし、好きな曲。修羅物なんだけれど、わたしには修羅物に思えない。
御室の稚児、平家の公達、和歌、琵琶の名手、管絃講、琵琶の名器「青山」、夜遊の舞…キーワードを並べただけでも、きらびやかで、華々しくて、経正が昔をなつかしむ感じ。
師匠のカケリの笛の音、経正の修羅の苦しみというよりも、高揚したトランス状態をあらわしているように聴こえた。

●同研能「井筒」@嘉祥閣
シテ:寺澤幸祐 ワキ:原大 アイ:茂山童司 笛:左鴻泰弘 小鼓:久田陽春子 大鼓:石井保彦

能の中で1番好きな曲は「自然居士」。2番目が「井筒」。おまけに師匠の笛とくれば、行かねばなりません。
寺澤幸祐師は、大阪の方。初めて拝見する。とても良い声で、他もみてみたい。
クライマックスの井戸を覗き込む場面、ススキをかき分けるのを、右手でするか左手でするかによって、ススキの位置が違う。今回は左手。どう違うのかなあ?右手でかき分けた方が、自然のように思うのだけど…

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【宣伝】杉市太郎三十三回忌追善能

師匠の師匠である杉市和先生の主催なので、勝手に宣伝いたします。

「三輪 白式神神楽(はくしきかみかぐら)」、興味津々。
チラシの裏の演能写真の、作り物の位置を見ながら、見所のどこに座るのが、シテと杉先生の姿が一番美しく見えるのかなあと考えるだけでもワクワクする。

杉市太郎三十三回忌追善能


平成21年12月9日(水)午後5時始曲(午後4時半開場)

京都観世会館

主催 杉追善会


一管「平調音取」 杉市和


舞囃子「清経」 大江又三郎 笛:森田光廣 小鼓:林光壽 大鼓:谷口有辞


素囃子「獅子」 笛:杉信太朗 小鼓:曽和尚靖 大鼓:河村大 太鼓:前川光範


舞囃子「井筒 段之序」 金剛永謹 笛:光田洋一 小鼓:竹村英雄 大鼓:谷口正喜


狂言「魚説教」 シテ:茂山千作 アド:茂山千之丞


一調「玉之段」 片山慶次郎 大鼓:石井喜彦


仕舞「景清」 杉浦元三郎


能「三輪 白式神神楽」 シテ:片山九郎右衛門 ワキ:福王茂十郎 間:茂山忠三郎 笛:杉市和 小鼓:曽和博朗 大鼓:河村総一郎 太鼓:前川光長 後見:青木道喜 地頭:片山清司

KENSYOの杉先生のインタビュー記事はこちら
追善能への思いが語られています。

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定家@大槻能楽堂

良い舞台をみると、五感が喜ぶ。昨日の舞台は、身体中が喜んだ。
大槻能楽堂での梅原猛さんの能を観るシリーズ。
講演と能のセットなんだけど、梅原氏の講演は、体調不良のため遠慮させてもらう。

「定家」
シテ:片山九郎右衛門 ワキ:宝生閑 アイ:野村万作 地頭:片山清司
笛:藤田六郎兵衛 小鼓:大倉源次郎 大鼓:山本孝

六郎兵衛さんの序之舞、ため息がでるほどステキheart01 高貴な女性の舞にふさわしい。
最後に塚の中に入り、その場にうずくまる姿が、あやうはかない感じで、印象的。定家葛(恋の妄執)にまとわりつかれている様なのかしら。
前シテの面が本当に美しくて、うっとり。


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乱能のチケット発売日ですよ〜

明日は、ってもう今日ですが、年末の京都薪能六十回記念祝賀乱能のチケット発売日note
金剛能楽堂と京都観世会館では、先着10名に歳末能のペアチケットをプレゼントしてくれるそうです。
がんばって買いに行ってきます。

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10月中間観能メモ

毎日更新を目指しましたが、あえなく挫折。10月の中間の観能メモ。

●豊春会
師匠の追っかけ。金剛能楽堂へ豊嶋家の会。豊春会秋の能。
能「烏帽子折」豊嶋幸洋 笛は師匠
能「乱」豊嶋三千春 笛は森田保美
わたしが観るのは、圧倒的に観世流の能が多いけれど、金剛流も観ているつもり。
でもこの日の舞台の地謡は、私がイメージしている金剛流と違うように聞こえててきたのはなんでかなあ。
豊嶋家についていろいろと調べてお勉強もできた。

●藤田六郎兵衛舞台五十周年記念能。
まばたきするのも惜しい舞台。

一管「中之舞」
能「清経 恋之音取」観世清和 武田友志 福王茂十郎 藤田六郎兵衛(笛) 曽和博朗(小鼓) 安福建雄(大鼓)
仕舞「遊行柳」 片山九郎右衛門
仕舞「船弁慶」 梅若玄祥
狂言「越後聟」野村萬斎
半能「石橋 大獅子」大槻文藏、観世銕之丞、片山清司、観世喜正、宝生閑、藤田六郎兵衛(笛)、大倉源次郎(小鼓)、亀井忠雄(大鼓)、金春國和(太鼓)

恋之音取を聴くの初めてでドキドキ。「間」というものの大切さというか、緊張感を無限に感じた。
静と動で九郎右衛門師と玄祥師の仕舞。
萬斎さん、やっぱりかっちょいいheart01獅子の姿で目だけしか見えないのに、色気があるってどうよ。前から2列目の席だった幸運。
開演前、混雑しないうちに六郎兵衛師のCDを買って、ちゃっかりサインをいただく。
パンフレットも読み応えありな立派なもの。

ワタシの国立能楽堂デビューでもある。
国立能楽堂の図書室で、見たかった『要技類従』を手にすることができたし、満足、満足。でも著作権の関係で25枚しかコピーさせてもらえないのが悔しい。時間が許す限り、ひたすら読んだ。欲しい…

藤田六郎兵衛師の笛は、師匠と真逆な感じが魅力的。
師匠の恋之音取を聴きたい…

●京の華舞台 弐の宴 夢幻の華
西本願寺の南舞台へ。
「羽衣」でシテは片山清司、小書が彩色之伝で師匠が笛を吹くし、行くしかないです。
ギリギリで行ったので、席は良くなくて、ほとんど見えなかったのだけど、ぼんやりながらシテのすばらしく美しい面と睡蓮の花を頂く冠が、陽の光に映えていっそう色めいて見えた。
イロエが始まったころからは、師匠の笛の音しか聴こえてなかったかも…うっとりですheart04
北舞台と国宝・白書院も公開されており、初めて拝見した。北能舞台は、日本で最古の能舞台。

●京都観世能
指定席が買えなかったので2階自由席。
前から観たいと思っていた「安宅」を初めて観た。シテは杉浦豊彦師、笛は森田保美師。
この舞台を観ることができて良かった〜と、心から思えた。
でもやっぱり2階席は、辛くて吐きそうだったし、安宅が終わるといったん帰宅。
「道成寺」シテは大江又三郎師、笛は杉市和先生。1階正面の後方で立ち見。大江又三郎師はすでにアラカン。体力大丈夫なんでしょうかと心配するが、すごい気力。今まで観た道成寺の中でも、1番印象深かったかも。
杉先生の笛は、大好きバージョンheart01(好きな時とそうでない時の違いが何なのかわかった!)

●金剛定期
師匠の追っかけのために、京都観世能から金剛定期へ。
廣田幸稔師のシテで「松虫」。直前まで勘違いして「松風」だと思って楽しみにしてたので、ちょっと残念。その上、「安宅」を観てきたばっかりだったので、なんか拍子抜けな感じ。
廣田幸稔師は好きなので、後場の舞は楽しめた。師匠の笛もheart01

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屋島@大阪能楽会館

午前中は、師匠heart01の追っかけで、京都観世会館へ、浦部好謡会へ行く。番囃子「井筒」を聴く。
素謡は苦手で、聴くことはめったにないけれど、囃子が入る番囃子だと断然と聴き易い。
久々に、能楽堂で師匠の笛を聴く。やっぱり大好きheart04後の席でしゃべりまくるおじさん、うるさい黙れ!となぐってやりたかったけど、ぐっとがまんで席を移る。
序之舞を聴いているうちに、昔、大きくなったらお嫁さんにしてあげると言っていた幼なじみは、今ごろどうしているんだろうと、妙になつかしく思い出された。

午後からは、大阪能楽会館へ、フィールノウ自主公演室町の仮面劇を観に行ってきた。
能の前に、落語による解説。桂九雀さんによる落語「弓流し」があった。これが想像していた以上に面白く絶品だった。屋島のあらすじを、笑わせながら、決して筋からブレずに見事に、話にのせた。下手な解説よりも、よっぽど良い。
落語の後は、舞囃子がふたつ。メインの能のシテ上田大介師の12歳の娘さんと、9歳の息子さんの登場。
ちびっ子だといって、あなどるべからず。堂々としていて、プロなんだと感心。お父さんに、お二人ともお顔がそっくり。
さて能は「屋島」弓流 那須語の小書つき。
わたしは能を観るのは、師匠の追っかけが多いので、ほとんどが京都。今回のシテの上田大介師の舞台を観るのは、今日が初めて。とてもドキドキで新鮮な気分。
わたしの中の義経のイメージとはちょっとだけ違ったのだけれど、最後まで楽しませていただきました。

最初は正面席に座っていたが、風邪気味だったので、能が始まる前には二階へと移動。大阪能楽会館の二階へは初めて上がった。桟敷席になっているのがうれしい。足を崩してゆったり鑑賞。
時節柄、受付ではマスクを配られていた。

今日も満足note 明日も追っかけですわheart04

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熊坂@東大寺鏡池

ほぼ一月ぶりに、師匠の追っかけheart01東大寺の慶讚能を観に行く。
東大寺の慶讚能とは、東大寺毘盧遮那大仏の造顕の大詔が発せられた天平15年10月15日にちなみ、例年10月15日に能を奉納されているとのこと。東大寺の鏡池に特設された舞台での演能。

無料だし野外だし、ちょっと早めに鏡池に着いて席を確保。でもあまりに暑すぎて、座っていられず、退散。始まるまで、大仏さまに会いに行く。
舞台は、鏡池の弁財天祠からまっすぐに橋が掛けられている。正面から見ると、舞台の後方にまっすぐに橋が伸び、池をへだてて見所があるということは、申楽談義にいう本来の能舞台の姿だということに、ちょっとときめく。役者は、どのように舞台に出るのか、興味津々。
さて能は、金春流「熊坂」。シテは金春穂高師。
地謡、囃子方は、真ん中をまっすぐにきて自分の場所へ。ワキは、真ん中を通って(小鼓と大鼓の間)を通って登場して退場。シテは、登場も退場も、囃子方の後を通って、舞台の前へ。
金春流の能を観るのは3回目。
でも舞台が遠く、マイクがはいっているんだけど、何を言っているのか所々しか聞き取れず、地謡の年配のみなさまが、暑さで顔を紅潮させていらしたのが、とっても心配だった。囃子方さんの楽器もだいじょうぶなんやろうか?
シテの金春穂高師の声は、とても好みかも。後場の熊坂長範の霊が、鏡池の池面に映り、良い感じの演出になっていた。
師匠の笛は、やっぱり師匠の笛。暑い中、お疲れさまでした。

びっくりしたこと
奈良へ向かう電車の中、途中から乗りこみ隣に座りはった人、ちらっと見るとコーヒーを片手に、見たようなカバン、師匠ぽいな〜と思ったら、ご出勤途中の本物の師匠だった。お互いにびっくり。
「運命ですね♪」と申し上げると、むっちゃ迷惑そうだった(笑)

今後の反省
別に前に座らんでも良かったような(そもそも1列目と2列目は、招待席だった)。舞台は池をへだてて遠かったし、地謡側の後の方が、大仏殿を背景にいい眺めだったろうな〜。でも師匠が見えないかも。う〜ん。
写真撮影の禁止はなかったので、望遠レンズのついた一眼レフを持っていくべきだった。横で望遠をつけた一眼レフで撮影しているおじさんに、笛の人を撮ってくださいまし〜と頼みたかった(汗)

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近江八景@近江神宮薪能

湖都大津十社寺湖信会結成五十周年記念事業「湖都の祈り 三井流声明と薪能」がこの週末に、滋賀県大津市の近江神宮拝殿で催されます!
梅若玄祥師が、国立能楽堂所蔵の天智天皇の面をつけ「近江八景」を舞われます。
「近江八景」は蘭曲(らんぎょく 曲舞)のひとつで、たいへん、珍しい曲。
しかも梅若玄祥師の舞でといえば、御用とお急ぎでない方は、見なくちゃ損です!しかも3000円ですよ!

詞章は短いんで記しておきます(「謡曲三百五十番集」より)


「近江八景」
あれに見えたる比良の山 小松が原に吹く嵐は 山市の晴嵐もかくやらんと思はれ 真野の入り江の洲崎の真砂は 雪かと見えて江天の暮雪に異ならず あら面白やと見る程に いとど心の澄み渡る
堅田の裏の釣舟の 沖より家路に急ぐをば 遠浦の帰風かとうち眺め雪の一むら のこれるは夜の雨の名残か さて比叡山の鐘の声を 遠寺の晩鐘かとうち聞きそれ唐崎の洲崎に 翅を垂るる 沙鴎平砂の落雁にこれをなぞらへ さて洞庭の月には 鏡の山を喩へたり
誰を漁村の夕照に釣垂るる者とは 思ふべし 釣垂るる者とは思ふべき

また能の前に披露される声明(しょうみょう)とは、仏教儀式において、仏を賛美してお経に節をつけて歌うものです。三井流声明は、天台声明の中でも寺流(寺門流)と呼ばれ、三井寺に伝えられるものです。

湖都大津十社寺湖信会結成五十周年記念事業 「湖都の祈り 三井流声明と薪能」

【日時】10月24日(土)17時〜19時(荒天中止)
【場所】近江神宮拝殿(滋賀県大津市)
【参加費】3,000円(全席自由席、記念御朱印帖付き)
大津駅・石山駅・堅田駅前観光案内所にて販売
※定員先着250人←まだ十分席があるみたいです
【プログラム】
講演「大津の寺と社」講師:木村至宏(成安造形大学名誉教授)
三井流声明
薪能「近江八景」(梅若玄祥)
【主催】湖信会

<問い合わせ先>
びわ湖大津観光協会 TEL 077-528-2772 (平日のみ)
大津駅観光案内所 077-522-3830
石山駅観光案内所 077-534-0706
堅田駅観光案内所 077-573-1000

近江神宮へのアクセスは、JR大津京駅から徒歩15分、タクシー5分。京阪近江神宮前駅から徒歩7分。
近江神宮のサイトはこちら

小川酒店のおーちゃんのブログには、近江の造酒屋・福井弥平商店の福井専務さんのメッセージがのっていますので、そちらもご参考に♪

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京都薪能六十回記念祝賀乱能の番組

京都薪能六十回記念祝賀乱能の番組の配布が始まりましたので、あげておきます。
一気にタイプしたので、タイプミスがあるかもしれません。確認は、ご自身で願います。
おまけに管理人は番組の正しい見方を知らないので、書き方の順番おかしいかも…とほほ。

乱能とは

能楽の上演形態の一つ。通常の演能と異なり、演者は専門外の役を演じる。たとえば狂言方の役者がシテ方や囃子方を、シテ方が囃子方や狂言方を、ワキ方がシテ方や囃子方を、囃子方がシテ方やワキ方を、といったように常の本職(専門)とまったく違った役を勤めるのである。(平凡社「能・狂言事典」より)

京都薪能六十回記念祝賀乱能

平成21年12月27日(日)午前1時開演(午前9時半開場)
於 金剛能楽堂
8,000円(全席自由) ※チケット10/27(火)発売
主催/京都能楽会

(能)翁
茂山七五三 三番三:種田道一 千歳:吉阪一郎 面箱:左鴻泰弘
笛:河村和晃 小鼓:河村和重 河村和貴 味方團 大鼓:宇高通成
後見:茂山逸平 茂山千三郎 狂言後見:宇高竜成 嶋崎暢久 
地謡:山口耕道 茂山良暢 茂山童司 松本薫 茂山茂 茂山千五郎 茂山千之丞 茂山正邦

(半能)絵馬
シテ:林光寿 ツレ:井上敬介 河村大 ワキ:石井保彦 谷口有辞 井林久登
笛:河村和晃 小鼓:吉浪壽晃 大鼓:河村晴道 太鼓:片山伸吾
間:豊嶋幸洋 山田安造 都丸勇 重本昌也 和田次夫 掛川昭二
後見:杉市和 光洋一
地謡:林大輝 林大和 有松遼一 小林努 杉信太朗 武重方軌 前川光長 前川光範
台後見:久馬治彦 岡充

(狂言)仏師
井上裕久 梅田邦久
後見:梅田嘉宏

(舞囃子)盛久
石井喜彦
笛:有松遼一 小鼓:深野貴彦 大鼓:宮本茂樹
地謡:林大和 前川光範 武重方軌 杉信太朗

(舞囃子)羽衣 和合之舞
光田洋一
笛:分林道治 小鼓:浦田保裕 大鼓:原大 太鼓:藤井千鶴子
地謡:林大輝 杉市和 帆足正規 左鴻泰弘

(一調)屋島
謡:竹村英雄 小鼓:杉浦元三郎

(能)安宅
シテ:茂山あきら ツレ:茂山忠三郎 茂山正邦 茂山良暢 茂山千三郎 茂山童司 茂山茂 茂山逸平 松本薫 山口耕道 綱谷正美 ワキ:森田保美
間:成田達志 曽和尚靖
笛:廣田幸稔 小鼓:今井清隆 大鼓:青木道喜
後見:茂山千五郎 茂山七三五
地謡:岡充 小林努 原大 久馬治彦 井上敬介 井林清一 石井喜彦 河村大

(一調)班女
謡:茂山千作 小鼓:金剛永謹

(一調)船弁慶
謡:茂山千之丞 太鼓:橋本雅夫

(狂言)膏薬煉
大江又三郎 林喜右衛門
後見:河村和貴

(独調)杜若
謡:網谷正美 太鼓:大塚嘉則

(舞囃子)高砂
井林清一
笛:茂山逸平 小鼓:大江泰正 大鼓:味方玄 太鼓:浦部幸裕
地謡:有松遼一 曽和尚靖 吉坂一郎 小林努

(舞囃子)花月
帆足正規
笛:宇高竜成 小鼓:橋本光史 大鼓:橋本忠樹
地謡:久馬治彦 石井保彦 成田達志 茂山千三郎

(狂言)猿聟
大江信行 味方健 浅井通昭 松野浩行 梅田嘉宏 河村浩太郎 武田大志 大江広祐 吉田篤史
後見:大江泰正 味方團

(仕舞)鶴亀
清水利宣
地謡:岡充 久馬治彦 原大 有松遼一

(小舞)幼けしたるもの
小林努
地謡:岡充 久馬治彦 原大 有松遼一

(舞囃子)熊坂
茂山千五郎
笛:廣田泰能 小鼓:金剛龍謹 大鼓:松野恭憲 太鼓:今井克紀
地謡:茂山茂 井林久登 谷口有辞 茂山正邦

(能)一角仙人
シテ:前川光長 ツレ:杉市和 杉信太朗 前川光範 ワキ:武重方軌 林大和 林大輝
笛:田茂井廣道 小鼓:浦田保親 大鼓:杉浦豊彦 太鼓:河村晴久
後見:曽和尚靖 森田保美
地謡:井林久登 谷口有辞 左鴻泰弘 吉阪一郎 石井保彦 林光寿 竹村英雄 成田達志
台後見:茂山良暢 茂山童司 作物後見:松本薫 山口耕道

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伝音講座@日本伝統音楽研究センター

京都市立芸術大学の日本伝統音楽研究センターが主催する連続講座「能をよりよく鑑賞するための、音楽演出面のポイント」と「中世京都の芸能空間—文献史料・絵画史料から読み解く—」が始まった。講師は藤田隆則先生と、家塚智子先生。

能の講座は、昨年の春にも受講して、とても勉強になった。今回受講することで、さらに理解を深めることができるんじゃないかと楽しみ。
もうひとつのお楽しみは、毎回、日本伝統音楽研究センターが所蔵する映像や音声を見聞きすること。
今日は、「高砂」を金春惣右衛門・亀井忠雄・北村治・藤田大五郎という人間国宝囃子の映像をみせていただく。シテは観世清和。藤田大五郎師の晩年だと思うのだけれど、ヒシギが見事にひびいていた。生で聴きたかった。

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第13回廣田鑑賞能@金剛能楽堂

第13回廣田鑑賞能に行く。
廣田幸稔師は、金剛流の中で1番好きな能楽師さんなので、どんな融をみせてもらえるのか楽しみにしていた。

第13回廣田鑑賞能
平成21年10月3日(日)金剛能楽堂

狂言「月見座頭」善竹忠一郎

能「融」遊曲 思立之出 金剛返
シテ:廣田幸稔 ワキ:高安勝久 笛:杉市和 小鼓:久田舜一郎 大鼓:谷口有辞 太鼓:前川光範

狂言の「月見座頭」、狂言なのに笑えないお話。深い。

融には4つも小書がついている。
「思立之出 金剛返 脇留」は、ワキ方の演出。
「遊曲」、何がどうなったのかわからない。とほほ。
パンフレットによると、旧金剛能楽堂での最後の金剛定期能で家元が舞われたのが「融 遊曲」だそうだ。後シテの装束が通常の初冠から小菊をさした翁烏帽子に代わり、融の大臣の風雅をさりげなく強調した出立ちとある。

後シテの装束、袷の狩衣は黄色(金色?)に濃紺(黒かなあ)の菱形をつないだ文様で、指貫は紫。なんだかすっごく重たくって、融の雅さが、私には感じられない。そう感じたのは、今までみた融のイメージが私の頭に定着しているせいだと思う。終了後、年配の女性のご一行は、装束がすばらしかったねえと言い合っていたので、見る人が見れば良いのかもしれない。
秋の風情は、十分に感じたのだけど…
ワキの高安勝久師、良いわ〜。

今日のウォッチング
杉先生の笛、金あり、桐の蒔絵の筒。
筒の蒔絵に見惚れていたら、小鼓や大鼓の胴も気になってしょうがない。

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面白能楽館 深窓の花@京都観世会館

面白能楽館を観に京都観世会館へ。
本公演の前にはプチ能楽講座があり、体験型のレクチャーがあった。
シテ方の橋本光史師が解説者。
まずは謡を解説。今夜は中秋の名月なので、月にちなんだ名曲「小督」を謡う。1度謡って、解説を加え、再び同じ謡を繰り返してくださった。この間の観世例会の舞台姿が浮かんできたheart01
次に源平の装束の違いを説明。源氏と平氏の装束の二人が登場し、その違いを説明しながら、面と烏帽子をつける。源氏と平氏のどちらの舞が見たいかと、観客にたずね多数決で平氏の舞で「清経」が舞われた。個人的には、平家好きだけれど、源氏の舞って、何があるのかなあ〜?すぐに思い浮かばないし、源氏の舞が観たかったぞ。
その後は、観客から抽選で10名が選ばれ、面をつける体験。残念ながら、当たらないsweat01
最後に、橋本光史師が、もう1度「小督」を謡っておしまい。
ロビーには、3体の顔出し看板がでていた。知合いにあったら写真にとてもらおうと思っていたのだけれど、誰にも会わず、本公演時には撤去されていて、ちょっとがっかり。
プチ講座では、写真撮影が可。デジカメを持っていってなかったのが残念。

さて本公演。

解説:河村晴道

舞囃子「養老 水波之伝」
シテ:浦田保浩 大鼓:谷口有辞 小鼓:曽和尚靖 太鼓:前川光範 笛:杉信太朗 

一調「玉之段」 謡:浦田保親 大鼓:河村大

仕舞「俊成忠度」 宮本茂樹
仕舞「弱法師」 片山伸吾

舞囃子「舎利」
シテ:深野貴彦 ツレ:橋本忠樹 大鼓:谷口有辞 小鼓:曽和尚靖 太鼓:前川光範 笛:杉信太朗 

能「楊貴妃  甲之掛 台留」
シテ:片山清司 ワキ:工藤和哉 アイ:茂山良暢 大鼓:山本孝 小鼓:大倉源次郎 笛:杉市和

「養老」「舎利」ともに、信太朗師の笛は、いつも以上にパワフル全開。高音も、低音も、ヒシギも、気持ちよくひびき、音をはじかせていた。曲が勢いがあるものだけに、谷口有辞師、曽和尚靖師、前川光範師の音が重なると、これぞ囃子だ!と思わせてくれた。

河村大師の一調も気持ちよく、音がひびいていたnote

片山清司師の楊貴妃は、上品で、美しい。装束の唐織の文様は、九華の帳なのかなあ?
杉先生の笛は、すっごく好きな時と、そうでない時がある。今日の笛は、大好きheart01甲之掛の序之舞、もっと、もっと聴いていたかった(笛は金色のじゃなかった)。

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相賀の能@相国寺

木曜日は、相国寺での相賀の能の二夜目。

能「半蔀」
シテ:片山九郎右衛門 ワキ:宝生欣哉 アイ:茂山あきら 大鼓:石井喜彦 小鼓:大倉源次郎 笛:杉市和

狂言「文荷」 茂山千三郎 茂山あきら

一調「小塩」 謡:梅若玄祥 太鼓:前川光長

能「碁」
シテ:金剛永謹 ツレ:金剛龍謹 ワキ:福王和幸 大鼓:谷口有辞 小鼓:大倉源次郎 笛:森田保美

半蔀。
前回に比べ日が暮れるのが早くなったせいか、最初から十分暗い。そして僧が供養を始めるころに、相国寺の鐘の音が聞こえてきたのは、偶然のなせる業。
前回も思ったのだけれど、相国寺の庫裡の白い壁を背にたつシテの姿は、幻想的。
ここのところ、昔の能のDVDやらレコードを聴くのがマイブーム。大好きな宝生閑師の若いころは、今の宝生閑とは違うことを知った。宝生欣哉師、若いころの宝生閑師と謡い方から姿までそっくりなのにびっくり。親子なんだから、驚くことでもないのだろうけど…
この間からずっと気になってしょうがないのは、杉先生の笛。笛の音ではなくて、笛そのもの。指穴の横に金色が見えるのは銘が入っているのかなあ〜?

碁。
初めて観る曲。珍しい曲。能を観る前には、あらかじめ詞章を読んでおくのだけれど、謡曲大観にも、解註謡曲全集にも、二百五十番集にも詞章が載って無い!ネットで、話のあらすじを追い、興味津々で観た。舞台の上で碁を打つシーンだなんて、想像しただけでもワクワクする。
碁を打つ前に、源氏物語の巻名を織り込んだ謡があるはずなんだけど、よくわからなかった。とほほ。舞がないのも寂しいな。
一夜明けて謡曲評釈には入っていたことが判明し、読む。もう一回観たいよ〜

山口安次郎氏の装束、今回もステキ。承天閣美術館の「心と技の饗宴 105歳山口安次郎作能装束展」の展示替に、また行かなくちゃ!

 

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京都観世例会9月

日曜日は京都観世例会。

【小督】
平家が題材の「小督」、初めて観るので楽しみにしていた。
シテの仲国は、橋本光史師。ワタクシ好みの能楽師さんのひとり。
男前が、直面で、男舞。颯爽としていてステキ。目の保養heart01

【井筒 物着】
シテは林喜右衛門師。
装束と扇がステキ。初冠から、心葉(こころば 梅の造花を冠の巾子につける)と日陰の糸が垂らされていて、喜右衛門師の上品さがさらにさらにアップ。
遅めに行ったので、席が中途半端な中正面。井戸に姿を映す場面、正面から観たかった〜

【善界 白頭】
シテは片山清司師。
1度、金剛永謹師で観たことがあり(金剛流では「是我意」)、きらびやかな舞に圧倒された印象が強くて、今回はどんな感じになるだろうとワクワク。
清司師とツレの吉浪壽晃師との問答が、良い感じ。
後場、シテの装束、黒なのか濃紺なのか、白頭・大団扇の白とのコントラストが美しい。
作り物の車の藍と白の色目がキレイ。
太鼓が小寺佐七師。拝見するのは2回目。

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姨捨@京都観世会館

「至高の華 初代梅若実百年祭二代梅若実五十年祭」へ行く。満員御礼。

舞囃子「藤戸」片山九郎右衛門
笛は杉信太朗師。聴くごとに進化していくように感じる。何が違っているの?もっといろいろ聴いてみたい。

能「姨捨」梅若玄祥
梅若玄祥師、やっぱり魅せてくれはりました。
山に捨てられた老女の霊が、昔を懐かしみ、月をめでて舞を舞う。老女というよりも、まるで月の精のよう。
都の人たちが去った後、再び一人残されるのだけれども、寂しさというよりも、昔をいとおしむ執心。きっと、また月をめでる人がやってきたら舞を舞うのだろうなあ。
後シテの長絹が、玉子色で秋草の地に、トンボや蝶、コオロギなどの虫たちが刺繍されていてラブリー。
久々に大好きな宝生閑師heart01に会えてうれし。今日は、都の人になりきってはった。来月は東京まで会いに行きますから〜

今宵はわたしも昔をなつかしみ、屋上でお酒を飲むことにしよう。
月は出てるのかな?
明日は、観世例会。片山清司師heart01の「善界」楽しみ♪

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9月前半の観能メモ

9月に入って、能のハイシーズン。
行きたい催しがいっぱいでその選択に悩むところ。
先週末の金土日の観能メモ。

●片山定期能蝋燭能@京都観世会館
【砧 梓之出】片山清司 【鵺 白頭】味方玄

舞台のまわりの燭台に灯がはいると、わずかに舞台上方のかすかな照明だけ。見所は真っ暗。否が応でも期待感で胸がドキドキ。そしてドキドキに十二分に応える舞台を見せてもらって満腹。
「鵺」の後場、シテが階に足をかけた。そういう演出は、初めてみたので、印象的。

●井上定期能@京都観世会館
【屋島】吉田篤史 【夕顔】浦部好弘 【海士 懐中之舞】橋本雅夫

笛のお稽古で海士の掛の盤渉早舞を練習中なので、「海士」を観る機会があればな〜と思っていたのでタイムリー。お笛は、光田洋一先生。光田先生の笛は、昨年の薪能以来、大好き。自然と同化しているようなところが魅力。でも、五感をフル回転して聴いていたが、よくわからなかった。とほほ。

●御香宮神能@御香宮神社
【清経 替之型】杉浦元三郎 【殺生石 白頭】杉浦豊彦

師匠の追っかけheart01あいにくの大雨。客席には仮設のテントがはられたが、ずぶ濡れ。
久々に師匠の笛を聴く。なんとなく師匠の笛じゃないみたいに聴こえたのは雨のせいかなあ?
「殺生石」は何度か観たことがあるけれど、後シテの面が今まで観たのと違っていた。何という面なんだろう。般若のような感じ。

●宇高青巌会@金剛能楽堂
【竹生島】宇高竜成、宇高徳成 【鸚鵡小町】宇高通成

師匠の追っかけで河村定期に行こうかどうしようか迷ったが、こちらを選ぶ。師匠、ごめんなさいsweat01
「竹生島」を観て、竹生島に断然行きたくなった。近いうちに行こう。
「鸚鵡小町」を観るのは2回目。以前に観た観世流は、永遠に続くのかと思うくらい長いものだったので、案外にあっさりとしていたように感じる。

●相賀の能〈百五歳織師山口安次郎と至高の舞の一期一会〉@相国寺
【野宮】梅若玄祥 【葵上】観世清和

織師山口安次郎さんの能装束展の記念の薪能。山口安次郎さんの装束を着用しての演能。
足利義満ゆかりの相国寺の境内での演能は、とても意義深いことだ。
脇正面の1番前の席だったので、装束の細やかな部分まで拝見できて感激。
短縮バージョンだったけれど、鐘の音、虫の声が、彩りをそえて、趣き深い。
でもこの時期の野外能は、防寒の準備が必要と身にしみる。寒かった〜

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初秋の能@京都観世会館

京都観世会館へ、分林道治師の「初秋の能」に行ってきた。
客席もほぼ満員で、大盛会。見応えのある会だった。

トップバッターは、大好きな道隆君heart01の仕舞「経正」。小学3年生。
鮮やか色のキモノがよく似合っていて、堂々と舞っている姿に、将来が楽しみ。

次は分林弘一師の舞囃子「梅」。
杉市和先生の笛が、とっても良い感じで、粛々とした梅の精を演じる弘一師にぴったり。

狂言は、和泉流の野村万禄師で「萩大名」。
九州で活躍なさっている方で、関西ではあまり見る機会がない。
だけどあまりにお腹がすいて、途中退場。ごめんない。

仕舞は片山慶次郎師の「井筒」と、片山伸吾師の「邯鄲」。
「井筒」がでると秋なのだなあ〜と感じる。
「邯鄲」は、楽つながり。

メインは、能「天鼓 弄鼓之舞」。
分林道治師の舞台は、この2年間でいくつか観てきたが、今日の舞台は、これまでで1番楽しめた。
前シテの子どもを亡くした老人。後シテの少年天鼓。一緒に行った能初心者のお友達は、全く別人が演じていると思っていたくらい、それぞれに個性があったのだと思う。
少年天鼓の無邪気さ、水に戯れる様、鼓を打つ様、目が離せない。えくぼのある少年の面も印象的。
道治師の装束の取り合わせのセンスも、すっごくステキだと思う。

久々の観能。やっぱり能って、楽しい♪

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能楽「笛と小鼓」〜旋律と打楽器の調べ

大阪梅田のライブハウス Royal Horse(ロイヤルホース)さんからライブのご案内

行きたいけど、無理やろうなあ、でも行きたい(>_<)

特別企画 能楽「笛と小鼓」〜旋律と打楽器の調べ
 大倉流小鼓方 清水晧祐 藤田流笛方 竹市学
【日時】9月14日(月)開場時間:17:00 ・開演時間:19:30/21:00
【料金】チャージ料金:2,500円

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9月の能狂言番組

録画し忘れないように、自分のためにメモしておこう。
一噌仙幸(ひさゆき)師のお笛を生で聴きたい(>_<) 残り少ない今年の目標にしよう!

★歌舞伎チャンネル
第49回式能 宝生流「翁」(H21.2.15・国立能楽堂)
翁:宝生和英 面箱:大藏教義 三番三:大藏吉次郎 千歳:東川光夫
【放送日】 9月 2・7・13・17・23・28

能の旅ごころIII 7「小鍛冶」(前場)
旅人:河村純子 佐藤加奈子 シテ方:河村晴久
【放送日】 9月7・10・15・19・22・28

★教育テレビ
能・狂言
9月6日 教育テレビ 15:00〜17:00
一調一管「 花重蘭曲 」 笛:一噌仙幸 太鼓:観世元伯
仕舞「野守」 観世銕之丞能
観世流「三井寺」山本順之 笛 :一噌仙幸 小鼓 :曾和正博 大鼓:柿原崇志
※岡山県内のみ、9月7日深夜0:15〜2:15に放送。
愛知県・岐阜県・三重県では、9月19日(土)14:30〜16:30に放送。

芸能花舞台  
9月24日 教育テレビ14:00〜14:44 (再)9月27日23:30〜24:14
伝説の至芸 粟谷菊生

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秋の講座ふたつ

秋、おもしろそうな連続講座が始まるのでご案内。
行きたい〜!

まずは、笠間書院さんのブログより、以下引用させていただきます。

●国文学研究資料館・平成21年度 連続講演「表氏八十以後 能楽談儀--能楽研究百年史の争点を洗う--」講師:表章氏(10月26日〜全5回)

平成21年度 連続講演
「表氏八十以後 能楽談儀--能楽研究百年史の争点を洗う--」
講師:表 章氏

【聴講無料】

場所:国文学研究資料館 大会議室

・10月26日(月) 『花伝』成立論と世子用字法探索と
   --世阿弥能楽論研究の進展と課題--
・11月9日(月) 作者研究と作品研究の流れ
   --小段理論・古注の活用・作品史など--
・11月30日(月) 観世信光と金春禅鳳
   --室町後期の新しい動き--
・12月7日(月) 徳川綱吉・家宣の功罪
   --大混乱の中の新傾向--
・12月21日(月) 「座」「流」と「大夫」「家元」
   --能楽史研究の動向と展望--

定員:120名(応募多数の場合は抽選)
申込方法:往復はがきに住所、氏名を御記入のうえ、
 〒190-0014 東京都立川市緑町10-3 国文学研究資料館「連続講演」係まで
締め切り:平成21年9月18日(金)消印有効


次は、京都市立芸術大学・日本伝統音楽研究センターのサイトより。こちらも申込みが必要です。

平成21年度 でんおん連続講座C

「能をよりよく鑑賞するための、音楽演出面のポイント」(申込受付中)

講師:藤田隆則(日本伝統音楽研究センター准教授)

開講:平成21年10月7日(水)〜12月9(水)10時40分から12時10分<全10回>

会場:京都市立芸術大学 新研究棟7階 合同研究室1

申込期間 平成21年8月19日(水)から9月23日(水)まで必着

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融に会う

午前、ダンナさんが尼崎の中国の古典を勉強しておられる会の史跡見学の案内をするというので、同行させてもらった。
「源融ゆかりの地を歩く」というテーマ。四条河原町を出発して、河原院跡、上徳寺、本覚寺とまわる。
本覚寺さんの位置は、源融の河原院跡で、源融像を所蔵されていることで知られている。久々に融像に会う。
謡曲の「融」では、融が早舞で舞う。ちょうど今練習しているのは早舞なので、頭の中を何度もグルグル。
上徳寺さんは世継ぎ地蔵で知られているけれども、墓地へお参りさせていただいたのは初めて。徳川家康の側室阿茶の局の墓がある。

「本覚寺 実朝」でググったら、1番にでてきた。なつかしい。→こちら
今日は、ご住職さんにお会いできたので、本覚尼像の有無を再確認させていただけた。
やはり像は存在しない。

午後、姉弟子さんの笛を聴きに、大江能楽堂へ行く。
同志社大学金剛会の舞台。
私には、アシライやイロエの音を、それだけ聴いてもイメージがわかない。お稽古の時、舞台の上ではどんな風になるんだろう?絶対に聴きに行きたいと思っていたので、興味津々。
なるほど、なるほど。勉強になりました。

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8月前半の観能メモ

mixiに書いた日記を並べただけかも(汗)
詳しくはブログでレポ書きますって、大ウソでした。トホホ。

●囃子堂@京都コンサートホール
楽しみにしていた囃子堂♪
今回は天皇陛下在位20周年、ご成婚50周年の年にちなんで、天皇に関わる曲を集められたそうな。
どういう取り合わせなんだろうと思っていたけど、なるほど、納得。
囃子堂。初めて観た時は、わけがわからないまま、2回目は能楽師さんたちの顔と名前が一致して、今年は音と顔と名前がやっとわかってきたような気がする。

●片山家の能装束・能面展
毎年恒例の京都文化博物館での片山家の能装束・能面展を見る。古い装束と復元した新しく装束が並ぶ。
見所満載。これがタダって、すごく有り難い。

●三響会@南座
お姑さんから招待券をいただいたので、夜の部を観に行く。
大好きな善正師が半能なのは、消化不良だけど、清和師の舞囃子の安宅が、人間国宝の亀井忠雄師で観れたし、萬斎さんの三番叟観れたし、大興奮。萬斎さん、やっぱりすごいわ〜。

●DVD大和秦曲完成記念ライブ
DVD大和秦曲完成記念ライブを聴きに行く。大阪駅ちかくのライブハウス。
遅くなるので、2回のステージのうち初回だけ観て失礼する。辰巳満次郎さんと、大倉源次郎さんの、一謡一調。サプライズな見所、遊び心があるし、舞台と違った面白さ。

●能楽資料展@宝山寺
生駒の聖天さんに参詣。
今日だけ公開の能楽資料展を拝見。世阿弥、禅竹の自筆と対面できて感激。
禅竹の猿楽縁起の本物を見ることができたのがわたしにとって大収穫。写したものも一緒に展示されていて、そちらの方が読み易く、わからなかった箇所がわかった♪
世阿弥自筆の弱法師を熱心に読んではるのは、近く大槻で弱法師のシテをつとめる能楽師さんだった。

●杉会@金剛能楽堂
左鴻先生の師匠杉市和先生の社中の会に行く。
正しくは、師匠と、師匠の師匠が一管で吹きはるのを聴きに行ってきた。
何人かの方の笛を聴かせていただく。
ものすごく上手な方、いつもの力が発揮できない方、さまざま。でもみなさん、楽しげで、うらやましい。
自分が、舞台にたつことを想像してみる。きっと大小の鼓の音に、消えてしまい、見所まで届かないやろうなあ…見所まで届く音を出そうと思ったら、どうしたら良いのだろう?今後の課題。

●和のしらべ@大阪能楽会館
第2回和のしらべに行って来た。大阪の囃子方さんたちの会。
大阪の囃子方さんの囃子は、ほとんど知らないので、とっても新鮮。
師匠のお父様左鴻雅義師の笛を聴くのは2回目。ドキドキ♪イロエ掛の中之舞。
終了後、ロビーにいらしたのを追いかけて、ご挨拶までしてしまうあつかましさ(汗)

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7月後半の観能メモ

8月も半ばを過ぎてしまった〜。追っつかないよ〜。
自分のための覚書と言い訳。

●古楽・風雅なあそび心 和洋の再会 vol.2@ギャラリー草片
プログラムは
作曲者不明(原案/左鴻泰弘 編曲/吉竹百合子):三番叟“鈴の段”の旋律による幻想曲
作曲/森本英希:能管・フルート・オーボエ・チェンバロのための「序破急」より(新曲・初演)
中世、ルネサンスの音楽などなど
演じる方も、聴く方も、楽しくて、楽しくてしょうがないという感じの演奏会。
休憩時間に、バードフラジオレット、ゲムスホルンといった、珍しい楽器も体験させていただく。
師匠の笛を真近くで聴くと、能舞台と違って、むちゃ男性的。能舞台での師匠の笛は、艶っぽいのになあ。
チェンバロの音が、能管に妙にしっくりと合っているのが不思議。

●屋島@大槻能楽堂
上野雄三さんの屋島を観る。大槻能楽堂での蝋燭能。弓流と那須之語の小書つき。
すっごくカッコ良かった♪間狂言の松本薫さんも迫真な語り。
笛は竹市学さん、すっごく響いてた。
能つながりのお友達ゆやさんにとっていただいた席は、自分では絶対に選ばない席。正面のちょうど真ん中くらいのちょうど真ん中(?)
しかし目からウロコ!この席から見ると、シテが美しく見えます!目の高さが、シテが床几に座った時の目の位置と同じくらい。

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金剛家能面・能装束展観@金剛能楽堂

毎年恒例の「金剛家能面・能装束展観」が、先週末の土日に行われた。
1日に2回、宗家と若宗家による解説がある。装束・小物について若宗家が解説されたのだが、まだ人前でお話なさることに慣れておらず、初々しい。
装束も能面も、どれもがすばらしく、いつまででも見ていたい。写真や本で見るのとは迫力が違うし、ことに能面は、見る角度によって表情が違う。本物を見ることの大切さを痛感させられた。

先日、偶然に知りお墓参りを果たした江戸時代前期の面打師・天下一河内こと井関家重の面も、数点、展示されていた。そのすばらしい面を見ると、全身がすいこまれそう。生きているのでは?とさえ感じる。天才とよばれたゆえんか。

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7月中盤の観能メモ

やっぱりその都度、書いていかなければ、印象が薄れていく(涙)

●蛍雪会@京都観世会館
能「清経」シテ:梅田嘉宏 ツレ:大江泰正 ワキ:原大 笛:左鴻泰弘heart01 小鼓:吉坂一郎 大鼓:谷口有辞初めて観る。
あと2つ「富士太鼓」と「融」。不覚にも寝てしまった!もったいない(涙)

●琵琶物語@宝生能楽堂
曲の取り合わせにひかれて、初宝生能楽堂。日帰りの強行軍。
能「経正」、初めて観る。何よりも平家モノだし、観世清和師だし、すっごく期待していたんだけど、期待が大きすぎて、えっ?という間に終わってしまった。
狂言「伯養」は2回目。「涼み」のこととか、花にいとふ風の史跡案内で取り上げたい。京都観世会館のすぐ近くには、ゆかりの地もあることだし。
能「玄象」も初めて。観世善正師は、やっぱり好きかもheart01早舞、品よく、ワタシの目はハートだったに違いない。
一噌流の一噌隆之師の笛も、常は聞かないので新鮮。

● 京都能楽養成会@京都観世会館
京都能楽養成会による研究発表会なので、無料。狂言、舞囃子と能がある。
森田浩平くんの笛を聴いてみたかったので、仕事が終わって直行。間に合う。
森田浩平くんは、森田保美師の息子さん。将来が楽しみ。たくさん舞台を踏んで、人に見られることでうまくなっていくのだろうなあ。
信太郎師の笛、男舞が印象的だった。

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7月前半の観能メモ

6月7月と仕事が忙しくて、なかなか書けません。
忘れないうちに7月前半の観能メモをば。

●TTR能プロジェクトの七夕ライブ能(7月2日)
TTR能プロジェクトとは、小鼓方成田達志師と、大鼓方山本哲也師の「能」企画ユニット。ワークショップやライブ能など、幅広く若い世代に能を広げようとした意欲的な活動をなさっている。
今回の「七夕ライブ能」のテーマは「出会いと別れ」。会場は西長堀にあるレトロなビル、細野ビルヂング。
1部
一管「音取」笛:竹市学
舞囃子「養老」水波之伝 シテ:上野雄三
舞囃子「楊貴妃」 シテ:片山清司
2部
素囃子「三番三」揉出
素囃子「祈り」
居囃子「俊寛」
居囃子「俊寛」
舞囃子「石橋」 シテ:浦田保親
小鼓:成田達志 大鼓:山本哲也。
ゲストは、シテ:片山清司、上野雄三、浦田保親、笛:竹市学 太鼓:中田弘美
ゲストの三人三様のシテ方の謡と舞姿に、完全に恋しましたheart01
上野雄三師は、初めて拝見。能楽堂で知り合ったお友達が、彼をずっと追っかけている理由が、よくよくわかった。上野師の勇壮な舞の後に、清司師の楊貴妃を真近に見たものだから、胸がドキドキ。美しすぎる。
さすがにライブの臨場感。保親師の獅子も、上野師とはまったく違う気迫。
2時間近くがあっという間に終わってしまう。

●同研能@嘉祥閣
「千手」シテ:吉田篤史
初めて観る演目なので、とても楽しみにしていた。
洗練されたストーリー。平家とは微妙に内容が違うけれど、感情移入しやすく作られている気がする。
笛は左鴻師匠heart01
吉田篤史師の千手、後半、いい感じ♪

●稽舞会@大江能楽堂
京都で囃子を稽古している学生さんたちの稽古会「稽舞会」に行く。
見ていて、とても勉強になった。
学生さんだけでなく、OB、OGもたくさん参加されているので、すっごく上手い人や、もっと練習した方がいい人が玉石混合。地謡もメンバーによってずいぶんと違うこともよくわかる。
学生さんたちを見ていて、あらためて思ったのは、プロの囃子方の先生方は、その所作、楽器を持つ姿、奏でる姿、歩く姿、立つ姿が美しいなあということ。
もうひとつ感じたのは、楽器と自分がひとつになれるかなれないかはとても重要だということ。

●NHKテレビ「夜討曽我」
大阪からというアナウンスが気になる。京都からやん!と画面に向かってつっこむ。
イケメンがヒタメンでの登場なので、目の保養、目の保養♪
初めて観る演目。
能はエンターテインメントで、スペクタクルなんだ〜と妙に感心。
舞台で観ると、もっとすごいんだろうなあ。

●囃子堂プレイベント
囃子堂プレイベント、マンガミュージアムと新風館に1回づつ見る。
早笛、祈り、鞨鼓、獅子の4曲を聴く。師匠の笛heart01
本番が楽しみ♪

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6月後半の観能メモ

だいぶと日があいてしまった。取り急ぎ追いつかねば!

6月後半の観能メモ

●林定期能 「賀茂」「融」@京都観世会館
能がふたつ「賀茂」と「融」。「賀茂」は左鴻師匠の笛。「融」は竹市学師の笛。
今回の林定期は、すっごく楽しみしていた。初めて竹市学師の笛を聴いた時、師匠の笛とは全く正反対の笛の音!と感じた。それを、ふたつ並べて聴くことができるなんて、考えただけでもワクワク、ドキドキ。
竹市学師の笛も大好きなのだけれど、なんで師匠の笛が好きなのかよくわかった気がする。
いつもはたいてい一人だけれど、お笛のお稽古仲間のNさんと観能。ユニークな視点で能を観る彼女の感想を聞いていると、楽しくてしょうがない。

●若手能 @京都観世会館
左鴻師匠heart01は、観世流舞囃子「生田敦盛」と、金剛流舞囃子「善知鳥」。
「善知鳥」のカケリ(かな)に、心臓がドキドキ。

「邯鄲」シテ:河村和貴 子方:分林道隆 ワキ:宝生欣哉 笛:森田保美 小鼓:林大輝 大鼓:石井保彦 太鼓:加藤洋輝
大好きな子方の道隆くんの舞を見ることができて、感激heart01早くおっきくなあれ。

「殺生石」シテ:金剛龍謹 ワキ:原 大 笛:相原一彦 小鼓:船戸昭弘 大鼓:井林久登 太鼓:前川光範
父子だから当然といえば当然なんだけど、若宗家は宗家の声に似ている。

●京都観世六月例会 「通盛」「百萬」「藤戸」@京都観世会館
立ち見がでるくらいの満席。ちょっと出遅れたので、良い席がゲットできず。脇正面の後の席だったけど、前にでかい男の人が座って何も見えないので、大慌てで2階席に移動。

「通盛」シテ:片山九郎右衛門 ツレ:味方玄 ワキ:宝生欣哉 笛:杉市和 小鼓:曽和尚靖 大鼓:河村大 太鼓:井上敬介
シテとツレの掛け合いが絶妙で、能ってホントにおもしろいを実感。「通盛」という曲自体が、能管をはじめるきっかけを作ってくれたもなので、思い入れが強いせいかもしれない。

「百萬 法楽之舞」シテ:梅若玄祥 ワキ:江崎金次郎 笛:藤田六郎兵衛 小鼓:曽和博朗 大鼓:石井喜彦 太鼓:前川光長
梅若玄祥師は初めて。もう1度みたくて、帰りに秋のチケットをゲット。

「藤戸」シテ:浦田保浩 ワキ:福王茂十郎 笛:帆足正規 小鼓:林光寿 大鼓:谷口有辞

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立命館大学能楽部創部80周年記念能楽会

京都観世会館で開催された、立命館大学能楽部創部80周年記念能楽会へ行って来た。
能楽部創部80周年って、すごいなあ。創立時のメンバーは、100歳近くになられているということ。
見所では、小さな子ども連れが多く、あちこちで同窓会みたいな感じで微笑ましい。
連吟、舞囃子、仕舞と、たくさんの出演者。能は、「半蔀」と、青木道喜師の新作能「犀龍小太郎」。
午前中の「半蔀」をみせていただき帰る。午後からの新作能「犀龍小太郎」も魅力的だったが、昨日も1日出かけて家事がたまっているので断念。
「半蔀」の地謡は、みな立命のOB。お笛のお稽古で兄弟子さんのN君の姿が見える。がんばれ!と心の中で応援する。シテを演じられた方は平成5年卒とあるので、30代くらいかしら。美しい若い女性の感じが出ていた。白い長絹のテッセンの文様もまた涼しげで良い。
笛は左鴻先生heart01京都薪能は除外するとして、舞台で先生の笛を聴くのは久しぶりだったので、とってもうれしい。
帰り道、遠回りして「半蔀」の前場の舞台である雲林院へと寄り道したのは、夕顔の女の霊に誘われたのか。

お昼は、川端二条のフレンチ「Rive gauche リヴ・ゴォシュ」でランチを食べる。
ダンナさんの実家のすぐ近くだし、何百回となく通っている道なのに、今日初めてフレンチレストランがあることに気がついた。後でお聞きすると、8周年を迎えているそうなのに!
南仏風な印象を受ける。リヴ・ゴォシュというのは、フランス語で左岸という意味。まさに鴨川からすぐのお店。
Riveランチは1200円で、メイン料理が1品・スープ・自家製パン・小さなデザート・コーヒーか紅茶。1200円で本格的なフレンチが食べられ、しかもデザートまでついてお得感ばつぐん。他に、2500円、5000円のランチコースがある。

私は、Riveランチで、メインに500円アップで鴨もも肉のコンフィを選ぶ。デザートは、白ワインのジュレ♪

090614

ディナーコースは、3800円〜8000円。今度はディナーに行きたいな。

Rive gauche リヴ・ゴォシュ

京都市左京区川端二条東入ル

11:30〜15:00 17:30〜22:00 不定休


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第34回能にしたしむ会@京都観世会館

平成21年6月13日(土)、片山慶次郎師、伸吾師が主催する「第34回能にしたしむ会」へ行く。
指定席を取っていても、落ち着かずに、早めに行ってしまう。
今日の席は正面の1番前。首が痛くなるでしょうと言われるけれど、能2番までならがまんできるし、何よりも能の世界に入り込み易くて好きなのだ。

舞囃子「藤戸」
シテ:片山慶次郎 笛:森田保美 小鼓 :大倉源次郎 大鼓:河村総一郎

武田欣司師が、一度ならず何度も謡をお忘れになられた。どうなさったんだろう?心配…

仕舞「女郎花」杉浦豊彦
仕舞「井筒」片山清司

一謡一管「景清」松門之会釈
謡 :片山九郎右衛門 笛:森田保美

松門之会釈(しょうもんのあしらい)の笛、大好き。能管は、ヒシギのような高い音が好きだけれど、この曲を聴くと、低音の吹き込みの音も魅力的と思う。

能「道成寺」赤頭
シテ:片山伸吾 ワキ:宝生欣哉 ワキツレ:則久英志、御厨誠吾 アイ:小笠原匡、山本豪一 笛:杉市和 小鼓:吉阪一郎 大鼓:河村大  太鼓:前川光範

先週、名古屋で片山清司師の「道成寺」を観たばかりで、頭の中には、六郎兵衛師の笛と、船戸明弘師の小鼓が鮮明に刷り込まれてしまい、今日の舞台の音に集中しようとすると、別の音が頭の中でリフレインする。とほほ。
片山伸吾師の舞台は、まだ数えるほどしか観てはいないけれど、鬘物と神さまにはぴったりなお方だと思う。
鐘が1度で決まって吊るされる。鐘を片付ける時も、その手際の良さと見せ方ったらすばらしいぞ、和泉流。
師匠が後見で舞台に座ってはったので、ちょっとドキ。

今日の檜書店さんでのめっけもん♪
山川出版社から出ている日本史リブレットのシリーズ、安田次郎著『寺社と芸能の中世』(2009年4月刊)。
中世寺社の僧侶や神官たちが楽しんだ田楽・延年・猿楽の芸能についてのレクチャー。おもしろい★

さて、次の「道成寺」観能予定は、今年の秋、観世清和師。楽しみ♪
来年平成22年12月には、分林道治師。楽しみ♪

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役者の読む世阿弥「金島書」最終回

「世阿弥伝書」特別講義〈役者の読む世阿弥〉第9期 『金島書』 が、最終回をむかえる。
5回の講義は、毎回とてもおもしろかったのだけれど、わたしには 『金島書』 が理解できなかった。
読み終えて、流されて佐渡へ来たという共感が、まったく得られなかった。もし私が世阿弥だったら、京からはるばる遠い佐渡への旅、暮らし、もっと悲観的なことを書き連ねているに違いない。

世阿弥はいったい何のために、誰のために書いたのだろう?
佐渡で書いたの?
ホントに世阿弥が書いたの?
最後の無題の「(薪の神事)」の一文と、和歌の意味って何なんだろう?

今夜は、天野文雄氏の新刊『能苑逍遥(上) 世阿弥を歩く』(大阪大学出版会、2009年3月刊、四六判 310ページ 本体価格2100円)を読みながら寝よう。「金島書」についての論考が載っている。

いつか佐渡へ行ってみたい。

来月からは、『五音』を読む。引き続き参加したいな。

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片山清司・道成寺@名古屋能楽堂

名古屋能楽堂へ、片山清司さんの道成寺を観に行ってきた。
平成21年6月特別公演 能「道成寺」赤頭。

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初めての名古屋能楽堂。平屋建の美しい建物。
舞台の天井は高く高くて、音響効果も良いような気がする。
鏡板は若松と老松が、1年交代で替えられるそうだ。今年は若松。
道成寺にちなんで、ロビーでは道成寺展が企画されており、飯塚恵理人氏による解説もあった。
体験コーナーには、小面と般若の面をつけてみようというコーナーもある。当然、ワタシは般若でしょう。

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道成寺を観るのは3回目。
さて座席は、昔で言えば貴賓席。正面の1番後のボックスになっている席。視界を遮られることなく、とても良い席だった。
初めてイヤホンも借りてみた。でも、これはダメ。お調べの最中にも、解説してくれて、音に集中できずに、すぐにはずした。演能中も、隣近所の音漏れが気になってしかたない。何のためにあるのかはなはだ疑問。

さて道成寺。
つり鐘を吊るす紐が、なかなか通らないようで、ハラハラする。

今日のお囃子は、笛:藤田六郎兵衛師、小鼓:船戸明弘師、大鼓:河村総一郎師、太鼓:井上敬介師。
六郎兵衛師の笛は、大好き。急之舞でも、音のひとつひとつが鮮明でしっかりと聴こえてくる。
ついさきごろ亡くなられた柳原冨司師の代役に船戸明弘師、小鼓に音とかけ声が五感まで響いてくる。良い感じ。まだお若いように見えるし、すっごく男前heart02
河村総一郎師の大鼓は、前から好きな音。
井上敬介師の太鼓は、京都で聴き慣れたもの。

片山清司師の道成寺。名古屋まで来た甲斐があった。
前場の白拍子、装束も美しかったけど、それ以上に、存在自体が、艶っぽくて、美しいheart04
乱拍子で極度に緊張感が高まり、静から動の急之舞に変わると、ドキドキ感が増す。
鐘入りもきれいに決まる。
白拍子が鬼女と変化する後場。ワキの僧たちとの対決、橋掛りでのせめぎ合いが、執心の気持ちをよくあらわしていたようにみえた。
最後、日高川に飛び込むのか、幕に向かって飛び込む様子も、ばっちりと見える席をとれた幸せ♪

能が始まる前には、行ったことが無かった徳川美術館へも寄ることができて、大満足の名古屋の休日だった。
心残りは、徳川園のガーデンレストランが、予約でいっぱいで、ランチを食べられなかったこと(笑)
また行きたい、名古屋。次回は味噌カツ食べて、きしめん食べて、徳川園のフレンチのランチを食べるぞ!

来週末には、「能にしたしむ会」(京都観世会館)で、片山伸吾師の道成寺を観能する予定、楽しみ♪
1週間おきに道成寺が観れるなんて、なんか不思議。秋には、家元の道成寺も、チケットを予約した。せっかくだから実際に道成寺へも足を運んでみたい。

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第60回京都薪能2日目

京都薪能2日目。
先週末に風邪で仕事を休んだし、今日は休めないと思っていたが、正面の1番前で観る快感を知ってしまった脳は、元へと戻せない。1時間で本のチラシを1枚仕上げ、昼から平安神宮へと向かう。1時過ぎに到着。2番目に並ぶ。初日も、例年に比べたら人が少ないと思っていたが、二日目は、さらに少ない。

金剛流「翁」神楽式。
シテは金剛永謹師。
パンフレットには、神前に於いて神に奉納するために演じられるもので、本来は舞台では上演されない曲とある。装束が真っ白の浄衣で、鼓もひとつだけ。

観世流「花月」。
シテは浦田保浩師。好きな曲。

そして火入れ式があって、金剛流「羽衣」。
シテは松野恭憲師。
上村松箼氏の絵に、「薪能」と題するものがあるが、まさにこれこれ♪
幕に入る時、くるくると回りながら、消えて行くのは初めてみた。幕も、ロールカーテンの様に、クルクルと巻き上げられていた。天冠には牡丹がのっていた。

大蔵流狂言「釣針」。
トイレにたって、後方でお友達としゃべっていたので、観てない。

最後は観世流「紅葉狩」鬼揃。
前シテは分林道治師heart02 後シテは古橋正邦師。
最後を飾るのにふさわしい演目。小書に鬼揃が付くのは初めてみたので感激。
信太朗師の笛の音も、この曲にはぴったりかも♪小寺佐七師の太鼓を初めて聴いた!

平安神宮は、薪能をやるのにベストな場所だなあとしみじみ思った。大極殿と左右の蒼龍楼・白虎楼を背景に、きらびやかな能装束、薪のゆらめく炎、飛び散る火粉、絵にならないわけがない。

夢のような二日間。現実世界に戻れるかちょっと不安…

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第12回片山清司後援会能

5月30日の土曜日、第12回片山清司後援会能へ行って来た。
席はあらかじめ指定なので、ゆっくりと行ってもいいのだけれど、心ワクワクで、早く着きすぎ。

仕舞「猩々」
舞うのは、片山清司さんの息子さん清愛くん。5歳。あどけないおちびさんが、目を大きく見開いて、舞台狭しと舞う。お見事♪
休憩時間、ロビーの机にもぐって遊んでいたので、思わず机にもぐってお話ししましたよ(笑)

能「百萬」
シテ:片山九郎右衛門 子方:分林道隆 ワキ:福王和幸 間:野村萬斎 笛:藤田六郎兵衛 小鼓:曽和尚靖 大鼓:亀井広忠 太鼓:前川光長 地謡:片山清司 梅田邦久 武田邦弘 橋本礒道 古橋正邦 片山伸吾 橋本忠樹 梅田嘉宏

百萬は、お話の筋がわかりやすいし、見所も多いので、好きな曲。
片山九郎右衛門師の百萬の芸づくし、しなやかな動きで、本当にそこに女芸能者の百萬が登場してその曲舞を見ている気分になった。
子方の道隆くん、春の初桜能でも、お父さん相手に、「百萬」の子方を演じている。今日はその時に比べて、ちょっと緊張している面持ち。おばさんは、応援しているからねheart

狂言「附手」
シテ:野村萬斎 アド:野村万之助 石田幸雄

野村萬斎師の狂言を見るのは久しぶり。萬斎さんを見ると、どうしても右京太夫のイメージが抜けません。

一調一管「江口」
シテ:観世善正 小鼓:曽和博朗 笛:藤田六郎兵衛

観世善正師の謡に聞き惚れる。一調一管も堪能。幸せheart02

仕舞「求塚」
シテ:片山慶次郎 地謡:梅田邦久 武田邦弘 浦田保親 武田大志

能「卒塔婆小町」一度之次第
シテ:片山清司 ワキ:宝生欣哉 ワキツレ:則久英志 笛:杉市和 小鼓:吉坂一郎 大鼓:河村大 後見:小林慶三 武田邦弘 地謡:片山九郎右衛門 青木道善 観世善正 浦田保親 河村博重 味方玄 分林道治 大江信行

一度之次第の小書がついて、登場までが長い長い。僧との問答がおもしろい。
ぼ〜っとしていて、いつ少将の霊がついたのかよくわからなかった。とほほ。
床几の文様も、ステキだった。ススキのような葉の長い植物に、蝶が舞っていた。
杉市和師の笛の音、いつも以上に私の五感に響いてきてドキドキheart01

休憩時間に、コーヒーなどの飲み物と、お菓子が用意されている。
このお菓子、あまりに美味で、三個も食べてしまう。すみません。

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京都観世会5月例会@京都観世会館

京都観世会5月例会へ行く。

「頼政」
今日、「頼政」を観て、自分は修羅能好きであることを自覚。平家物語を本説にしていることもあるのだろうけれど、情景が鮮やかに目に浮かんできて、ドキドキするような高揚感が、先月観た「實盛」の時と一緒。
ああ、「朝長」が観たい!

「蝉丸」替之型
シテもツレも、背が高いお方、1番前の席で拝見するには、あまりにも大きく見えて…

「海士」窕
能をにはまって1年半余。1番観た回数が多いのが、「海士」。
窕の小書がついているのを観るのはたぶん初めてかも。龍女が早舞の途中で、橋掛りに行って休息し、囃子の「流し」で舞台に戻る。

京都観世会4月例会 平成21年5月24日(日)

能「頼政」

シテ:杉浦豊彦 ワキ:清水利宣 アイ:網谷正美

笛:杉市和 小鼓:林光寿 大鼓:河村大 

能「蝉丸」替之型

シテ:大江又三郎 ツレ:河村晴久 ワキ:高安勝久 ワキツレ:小林努 有松遼一

笛:森田保美 小鼓:荒木賀光 大鼓:井林清一

能「海士」窕

シテ:河村晴道 子方:味方和 ワキ:原大 アイ:茂山逸平

笛:光田洋一 小鼓:吉坂一郎 大鼓:石井喜彦 太鼓:井上敬介

檜書店で、「CD能楽囃子体系」のチラシをもらう。気になっていた特典CDの内容は、「『能楽囃子体系』制作の背景とSP盤時代の名人たち」と判明♪

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平成21年度降誕会祝賀能@本願寺南舞台

平成21年度降誕会祝賀能に行く。西本願寺の南舞台での演能。
西本願寺には北と南のふたつの能舞台が現存する。北能舞台は日本最古の能舞台として国宝に指定されており、南能舞台は白書院対面所の南側に位置し、現存する最大の能舞台だそうだ。
もちろん、能にも感動したが、重文に指定されている南舞台と、国宝の書院のしつらえや意匠に感動する。
普段、能楽堂でしか能舞台を見ていないので、本来はこうあったんだという南舞台のような姿を見ると、それだけで圧倒されてしまう。しかも、美が凝縮したような書院の障壁画、天井画、杉戸の絵画などなど、時間を忘れるほど見入ってしまった。

さて降誕会能、初めて行ったので、勝手がわからず、出遅れた。
降誕会能を観るには、チケットを買うのではなく、5000円以上の懇志を納める。懇志を納めた代わりに、国宝の飛雲閣でのお抹茶券と観能券をいただける。懇志は、当日の受付。
12時半の始まりなので、11時頃に行って、懇志を納めたのだが、入場のための整理券が朝の9時半から配られたいたようだ。いただいた整理券は、最後の方。11時半に集合してくだいと言われたので、お茶席に行く時間も、お昼を食べる時間もない。
次回、行く機会があるならば、朝1番に行って、懇志を納め、整理券をもらってから、お茶席でお茶をよばれて、飛雲閣をじっくりと見、近くでお昼のランチをすませてから、能に臨もう。

11時50分くらいから入場。正面の前の方に座ることができたが、人がいっぱいで、足も崩せず、苦痛。おまけに前の人の頭で舞台が見えにくい。
12時半になると、裃姿の男性が、正面から舞台に上がり、幕に向かって何か言うと、幕内で後見(?)が、お辞儀をし、いったん幕がさがると、「お調べ」が聴こえてきて能がはじまる。
最初の能は、「三笑」。シテ片山九郎衛門師。
見えにくかったこともあり、双眼鏡を忘れたこともあり、身動きできない状態だったこともあり、能に集中できない。とほほ。
「三笑」の舞台は、中国廬山の麓。書院の枯山水の庭園のひとつに「虎渓ノ庭」がある。江戸初期の作庭で、まさに中国廬山の虎渓を模して造られたの。御影堂の屋根を廬山に見たてているそうで、「三笑」が演じられるのは、ぴったりかも。
風があったせいか、ときおり雲間よりの光の加減で、舞台の空気が微妙に変わるのが、舞台自身が生きているように見えて不思議だった。

仕舞、狂言、仕舞と続くが、終わるごとに人が減り、どんどん前の方へ行くことができたけれど、足が痛いのと、人にくっついているのが嫌で、席をたつ。障壁画や、天井画を眺めてため息をつきながら過ごす。
最後の能「杜若」恋ノ舞が始まったら、地謡の後を正面とする席へと移動する。こちらは人も少なくて、ゆったりと座れ、普段では観ることができない角度から拝見できたことがとても新鮮。

能が終わった後も、ギリギリまであちこちを見て回る。
廊下の天井には書物が描かれているが、その中の1枚には猫がいる。「八方にらみのネコ」といって、書物をネズミから守っている。
びっくりしたのは、上段の間から見る能舞台の鏡板の松。真近くでみるとなんだかはっきりわからなかった松の絵が、上段の間から見るとはっきりと松の姿が浮かび上がる。光のかげんかなあ?
板戸に敦盛と直実の場面♪見ている間にも何度も開け閉めされて、痛まないのかなあと心配。

平成21年度降誕会能

平成21年5月21日 本願寺南舞台

能「三笑」

シテ:片山九郎衛門 ツレ:片山清司 梅田邦弘 子方:味方和 間:茂山七五三

笛:杉市和 小鼓:大倉源次郎 大鼓:河村大 太鼓:前川光長

仕舞「網之段」杉浦元三郎

仕舞「笹之段」片山慶次郎

仕舞「鵜之段」橋本雅夫

狂言「土筆」茂山忠三郎 茂山千之丞

仕舞「春日龍神」浦田保浩

仕舞「兼平」杉浦豊彦

仕舞「笠之段」大江又三郎

仕舞「船弁慶」井上裕久

能「杜若」恋ノ舞

シテ:林喜右衛門 ワキ:福王和幸

笛:杉信太朗 小鼓:曽和尚靖 大鼓:石井喜彦 太鼓:井上敬介

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井筒@大槻能楽堂

大槻能楽堂自主公演・梅原猛「能を観る」の「井筒」に行ってきた。
といっても、梅原猛さんの解説は、パスさせたいただき、片山清司さんがシテの能「井筒」だけを観る。

片山清司さんの井筒、楽しみにしていた。
六郎兵衛さんの笛は、のびやかで艶やかで、小鼓も大鼓もワタシ好みの好きな音色で、なんとも心地よく、謡のコトバが、すっと入ってくる。
片山清司さんの井筒の女の霊は、とっても上品。装束も面も、美しかった。

大槻能楽堂自主公演 梅原猛「能を観る」 

平成1年5月19日(土)

能「井筒」

シテ:片山清司 ワキ:福王和幸 アイ:

笛:藤田六郎兵衛 小鼓:吉坂一郎 大鼓:河村総一郎

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平成21年度第2回大江定期能

大江定期能へ行く。
平家好きな私にとって、平家を本説にした能は、できるだけ観ておきたい。
「敦盛」を観るのは3回目。初めて観た「敦盛」は、光明寺御影堂で観た蓮生法師八百回忌の法楽能(シテ:味方玄)、その印象が強すぎて、それ以上の「敦盛」に出会えるのか?
今日の「敦盛」は、若々しくて実際の敦盛に近かったのかもしれない。後シテの装束、葵祭が近いためか、葵と源氏香の文様の入った厚板に、浅葱地の長絹には蝶が。
中之舞、良かったheart02
(追記:中之舞じゃないと師匠に言われました。また中之舞からやり直さなあかんのかなあ〜とほほ)

大江能楽堂は、明治の面影をそのまま残す貴重な能舞台。
大江能楽堂と、河村能舞台、山本能楽堂では、2階の席が好き。

能「敦盛」

シテ:大江広祐 ツレ:河村和晃 河村浩太郎 大江泰正 ワキ:小林努 アイ:松本薫

笛:左鴻泰弘 小鼓:竹村英敏 大鼓:井林久登

狂言「寝音曲」 茂山あきら 丸山やすし

素謡「蝉丸」 シテ:大塚嘉則 ツレ:宮本隆吉 ワキ:大江信行

仕舞「西行桜」林喜右衛門

仕舞「歌占」浦田保浩

能「葵上」
シテ:宮本茂樹 ツレ:鷲尾世志子 ワキ:原大 ワキツレ:有松遼一 アイ:網谷正美

笛:相原一彦 小鼓:竹村英雄 大鼓:井林清一 太鼓:井上敬介

観能を通じて、お友達が増えて行く。
ゆやさんもそのお一人。今日は、ロビーでいつもよりたくさんおしゃべりしていただいた。
ゆやさんは、京都・大阪の主な例会、定期能をすべて網羅した年間の番組をワープロ打し、観能計画をたてていらっしゃる。それを貼付けた手帳を見せていただいて、感動★すごい。
私は、大雑把なB型の性格なので、計画がたてられないし、見逃してしまうことがある。反省。
ちゃっかりその年間予定表を、いただくお約束をした。うれし♪

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第10回冬青能「大原御幸」@冬青庵能舞台

第10回冬青能は、能「大原御幸」(おはらごこう)。
『平家物語』の灌頂巻を本説としたお話。
平家物語フェチとしては、ずっと観たかった曲なので、楽しみにしていた。

今日は、能には、「みる」楽しみと、「きく」楽しみの二通りがあることが理解できたいような気がする。
「みる」楽しみは、シテの美しい舞姿に見とれること。天女の優雅な舞だったり、神様の荘厳な舞だったり。
「きく」楽しみは、シテ・ワキ・地謡の詞章に耳をすまして、その韻文調の調べを聞くこと。

「大原御幸」は、「きく」ことに面白みがある曲だった。
寂光院の風景。後白河法皇に問われるままに答える建礼門院の語り。
兄弟たちの入水の様子から、二位の尼が安徳帝を抱いて入水する様子は、真に胸に迫ってくる。

演能の前には、詩人・村瀬和子氏による「女院落飾」のお話があった。
建礼門院の心中にせまるお話。村瀬氏は、「大原御幸」を観る前には、必ず長楽寺へとお参りなさるそうだ。わたしも近くお参りに行こう。

第10回冬青能 於 冬青庵能舞台

平成21年5月6日(水)

講演「女院落飾」 詩人・村瀬和子

仕舞「花筐」片山清司

仕舞「芭蕉」キリ 片山九郎右衛門

能「大原御幸」

シテ:青木道喜 ツレ:味方健 片山伸吾 河村晴道

ワキ:宝生欣哉 ワキツレ:則久英志 大日方寛 御厨誠吾 アイ:綱谷正美

笛:杉信太朗 小鼓:吉坂一郎 大鼓:河村大 地謡:

以前、平家ブログに、長楽寺の記事を書いたので、そちらもご覧くださいませ。
ブログでふれている供養塔にまつわる記事を書き上げて、「花にいとふ風」の記事にしよう♪

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忠信三変化@山本能楽堂

楽しみにしていた山本能楽堂での「忠信三変化」に行って来た。
源義経の家臣・佐藤忠信を主題にした能、文楽、落語を一度に味わう公演。講談によるナビゲートも楽しい。

能「忠信」
シテ:山本章弘
頼朝に京を追われて吉野山にしのんでいた義経だが、僧兵たちの心変わりで夜討ちをかけられることがわかる。義経は、それを防ぐように佐藤忠信に命じて吉野山を落ちのびるというお話。
今回は、義経や伊勢三郎は登場せずに、斬り合いの場面がメインだったので、半能になるのでしょうか?
シテの忠信が、橋懸かりに並ぶ僧兵2人討手2人に向けて、矢をはなつ場面、すごくドキドキ。うまく決まった。
あっという間に終わってしまって、通しで観たい〜と、欲求不満。

文楽「義経千本桜」河連法眼館より狐忠信の段
太夫:豊竹咲甫大夫 三味線:竹澤宗助 人形:吉田玉女
静御前の護衛につけたのは、実は忠信に化けたキツネの子だったというお話。
文楽を生で見るのは30年ぶりで、とても新鮮。
最後、忠信が狐に変身する瞬間、びっくり。一瞬のことで、全くわからなかった。すごい。

落語「猫の忠信」
桂宗助
文楽作品のパロディーで、キツネに代わってネコが登場。
落語も久しぶり。笑いっぱなし。

ナビゲーターは、講談師:旭堂南青。

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第1回日本古楽演奏会@神奈川公会堂

平成21年4月29日、神奈川公会堂で開催された、日本古楽協議会主催による第1回日本古楽演奏会へ行って来た。一気に5つのジャンルの音楽を楽しめるという貴重な演奏会。

日本古楽協議会事務局のサイトから引用

日本古楽には雅楽(ががく)、声明(しょうみょう)、平曲(へいきょく)、能楽(のうがく)の四大古楽があるとされてきましたが、私ども日本古楽協議会では15世紀に発祥した琉球宮廷音楽である御座楽(うざがく)を加えて、日本五大古楽という呼称と概念を提唱しています。

午後3時から7時までの長丁場だったが、あっと言う間に時間が経った。

【平曲】鈴木まどか
「鵺」 、「千寿前」

鈴木まどかさんは、数少ない平家詞曲の相伝者のひとり。さきごろ平曲研究所を正式にたちあげられ、ますますご活躍中。応援しています!
いつもパワーポイントを使って解り易い解説を加えながら、平曲を語られる。
しみじみとコトバが入って来て情景が目に浮かぶ。

【御座楽】首里王府御座楽保存会
演奏「太平歌」「紗窓外」「萬年歓」、琉球舞踊「初穂」「しょんだう」「桿舞」

初めて触れた沖縄の音楽。短い時間の間にも、日本と全く違う独自の文化の主張、中国との関わりが大きいことを感じた。
「御座楽」は、明清の音楽の影響があるというが、まさに明清の音楽に近い。
「桿舞」の桿とは、太鼓の長いバチのことをいうそうだ。腰につけた太鼓を長いバチで叩きながら踊る姿は、中国の映画で見たようなイメージ。
「しょんだう」の美女と醜女が掛け合いの踊りは、ユーモラスで笑いを誘う。

【雅楽】平安楽舎、橋本薫明
古代神楽「薦枕」、平安朝雅楽「平調郎君子」「平調林歌」「沙陀調最凉州」 「盤渉調鳥向楽」(嵯峨天皇の雅楽)

能も、世阿弥のころとは違うものだとは知ってはいるけど、雅楽もそうだとは知らなかった。平安楽舎の楽団長・長谷川景光氏は、古典雅楽の中の平安朝雅楽の楽譜解読、復元、演奏活動を行っているそうで、今回演奏されたものも、復元した平安朝雅楽だそうだ。
たしかになんとなく違う。
最初の古代神楽「薦枕」は、神楽笛と和琴による演奏は、心を打つ音色。思わずひきよせられた。真ん中くらいに座っていたのだけれど、気がつくと、1番前の席へと走っていた。もう一度聴きたいし、神楽笛を習ってみたい衝動にかられる。
家に帰ってから、能管で、真似して吹いてみる(師匠ごめんなさい!)。

【能楽】松田弘之
「津島」、「乱」
一管の演奏で、能楽といえるのだろうかはなはだ疑問。せめて舞囃子くらいにしてもらわないと、能楽とはいえないんじゃないかなあ。謡の中には、平曲と同じ言い回しとか節があるのに、残念。

松田弘之師の笛を聴くのは2回目。初めて聴いたのは、能の中だったので、一管で聴けたのは笛好きなワタシにとってはうれしい。松田師の笛は、思っていたよりも、丸みを帯びた音で、なおかつシャープ。すっごく力強く吹いているにも関わらず、一噌流や、藤田流みたいにがつんと前に出てこないのは、森田流ぽい?
演目は「津島」「乱」だったが、どこまで「津島」なのか、途中で「乱」になったのか、よくわからなかった(泣)

【声明】天台聲明七聲會
「法華懺法」
40分間、声明を聴くのは、ちょっとつらい。すみません。途中で寝てしまいました(汗)
でも、清少納言が『枕草子』の中で、お坊さんは声が良いのがいいと言っているのが、よくわかった。
使われた散華をいただいた。

来年度は、日本古楽祭として開催したいとのこと。ぜひまた聞きに行きたいと思う。

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京都観世会4月例会@京都観世会館

京都観世会4月例会へ行く。

「實盛」
「實盛」という曲も、観世銕之丞師は、初めて拝見する。
能とは、「幽霊が出てきてワタシの話しを聞いてよ!という語りの演劇」だと教わったことがある。修羅能を観ていると、本当にそうだなあと思う。
後場、實盛の幽霊が、事の顛末を事細かに語り、首を落とされる場面、首を洗う場面も、自身で演じてみせる(考えてみれば、自分の首を自分で洗うってのもヘンなんだけど…)。
脇正面の1番前に座っていたということもあって、迫力満点。平家好きなのも加わってか、實盛の語りに、情景が目に浮かんできて涙が出そうになった。

「熊野」
最近、熊野の道行きのコースを考えていることもあって、楽しみにしていた。
熊野の車に同乗して、一緒に道行きをしているような気分♪

「項羽」
初めて観る。お話としては、あんまり面白くなかったけど、後場、ノリよく楽しめる。
身を投げた虞美人を、項羽が矛の柄で探す場面があって、びっくり。
片山伸吾師の舞姿は、ステキ。後ジテの装束もきらびやかでいい感じ。なんていう文様なのだろう。
笛は左鴻先生heart02

雨降りの寒い日に、カフェのテラス席で食事をしたのが災いして、風邪をひいてしまったみたい。とほほ。

京都観世会4月例会 平成21年4月26日(日)

能「實盛」

シテ:観世銕之丞 ワキ:江崎金治郎 ワキツレ:和田英基 江崎敬三 アイ:山口耕道

笛:杉市和 小鼓:林光寿 大鼓:石井喜彦 太鼓:前川光長

能「熊野」村雨留

シテ:青木道喜 ツレ:浦部幸裕 ワキ:高安勝久 ワキツレ:原大

笛:光田洋一 小鼓:久田舜一郎 大鼓:河村大

能「項羽」

シテ:片山伸吾 ツレ:梅田嘉宏 ワキ:宝生欣哉 ワキツレ:御厨誠吾 アイ:茂山良暢

笛:左鴻泰弘 小鼓:曽和尚靖 大鼓:谷口有辞 太鼓:前川光範

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片山定期能4月公演@京都観世会館

片山定期能4月公演へ行く。

「富士太鼓」
好きな能楽師さんのおひとりである分林道治師がシテで、子方は息子さんの道隆君heart02
道隆君、長い、長いセリフをしっかりと覚えて、頼もしいぞ!将来が楽しみ。応援しているからね♪
「富士太鼓」は、夫を殺された妻が、夫の形見の装束を身に着けて、狂乱して太鼓を敵だと打ち鳴らし舞い、また故郷へ帰って行くお話。
杉信太朗師の勢いよく高くひびく笛の音は、夫の霊が乗り移った妻が舞う姿に、とても合っていたように思えた。

花にいとふ風」に、「富士太鼓」の舞台をあげていますので、ご覧下さい。
花にいとふ風>謡曲史跡案内>二条富小路内裏跡

「小塩」
片山九郎右衛門師がシテ。
装束が美しいし、それを身にまとう九郎右衛門師の舞姿も美しい。しなやかでいながら、一瞬、一瞬にぴしっと緊張感があって…う〜ん。ボキャブラリーがとぼしいぞ>自分
冠の桜の挿頭花もステキだった。
観世会館のロビーには、後シテで身につける装束と扇のレプリカが飾られていた。
久々に聴く藤田六郎兵衛師の笛にメロメロ。小鼓・曽和博朗師、大鼓・河村総一郎師、太鼓・前川光長師の音色には、安心して身をゆだねられる。あ〜、能の囃子、好きだ〜heart02

写真は、先日行って来た「小塩」の舞台、大原野神社の参道。

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片山定期能4月公演 平成21年4月25日(土)

能「富士太鼓」

シテ:分林道治 子方:分林道隆 ワキ:平木豊男 アイ:茂山茂

笛:杉信太朗 小鼓:吉阪一郎 大鼓:石井保彦

狂言「盆山」

シテ:茂山千五郎 アド:茂山正邦

能「小塩」

シテ:片山九郎右衛門 ワキ:殿田謙吉 ワキツレ:御厨誠吾 平木豊男 アイ:茂山七三五

笛:藤田六郎兵衛 小鼓:曽和博朗 大鼓:河村総一郎 太鼓:前川光長

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立命薪能@立命館大学衣笠キャンパス

立命館大学能楽部主催の「立命薪能」へ行って来た。
立命館大学能楽部のサイトによると、大学内で学生による薪能が行われるのは立命館大学だけだそうだ。

立命館大学衣笠キャンパスの広場に特設能舞台、篝火が2つが設けられる。
OBによる仕舞が2つ、番外仕舞は青木道喜師。
そして火入れ式。

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舞囃子「難波」、能「羽衣」和合之舞と続く。

良いな〜、気持ち良さげで。学生時代の良い思い出になるのだろうな〜。
能でワキをやっていた学生さんは、お笛のお稽古仲間のKさん。会う機会は少ないけれど、とってもかわゆい女の子。それがびしっと決めてくれるものだから、母ほど歳の違う姉弟子としては、うれしかったよ〜♪
舞囃子と能の笛は左鴻師匠heart02
夕方からえらく風が強くて、風にのって耳に入ってくる音は、またいつもと違う感じがする。

しかし、寒かった! おまけに篝火の火の粉で、すすだらけ。
教訓:夜間、野外の能を観るときは、しっかりと防寒対策をしよう

立命館大学能楽部は、創部80周年になるそうで、それを記念して6月には、「記念能楽会」が京都観世会館で開催される。こちらも楽しみ♪

立命館大学能楽部創部80周年 記念能楽会

6月14日(日) 9時開場  17時頃終演予定 京都観世会館

能「犀龍小太郎」、能は「半蔀」他 OB、現役学生、講師らによる仕舞・素謡・連吟・舞囃子など

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第29回杉浦能公演

第29回杉浦能公演を観に京都観世会館へ行く。
京都は暖かいというよりは、熱いくらいの日中。岡崎辺りは、たくさんの人出。

能「通小町」雨夜之伝
小野小町と深草の少将のお話。
深草の少将の霊がでてきて、小野小町の霊の袖を、後からぐわっしとつかむ瞬間が、なんとも切なく悲しい。
ストーカーといってしまえば、見も蓋もないけれど、妄執するほど恋いこがれれば本望かも。
左鴻先生のアシライの笛、大好き♪

能「海士」懐中之舞
「海士」を観るのは3度目。その中でも、今日の玉の段は、特に印象的。何が違ったんだろう?
杉浦豊彦師は、好きな能楽師さんのひとり。やっぱりいいな〜と思う。

第29回杉浦能公演 2009年4月11日(土)

能「通小町」雨夜之伝

シテ:杉浦元三郎 ツレ:片山伸吾 ワキ:村山弘 

笛:左鴻泰弘 小鼓:林光壽 大鼓:石井喜彦

能「海士」懐中之舞

シテ:杉浦豊彦 子方:杉浦仁也 ワキ:小林努 ワキツレ:有松遼一 間:茂山千三郎

笛:杉信太朗 小鼓:曽和尚靖 大鼓:河村大 太鼓:井上敬介

京都観世会館の観能時には、すぐそばの「オ・タン・ペルデュ」さんでランチを食べることが多い。
でも今日はいっぱいで入れなかったので、ランチボックスを買う。

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役者の読む世阿弥 『金島書』

能楽師観世流シテ方・味方健師による「世阿弥伝書」特別講義 役者の読む世阿弥も第9期を迎え、その初日。
今回読むのは、『金島書』。
『金島書』とは、世阿弥が配流先の佐渡で書いたという紀行文的小謡・曲舞集。
なぜ世阿弥は佐渡に流されたのか?そこで書かれたという「金島書」にはいったいどんなことが記されているのか?想像するだけでも楽しい。

「世阿弥伝書」特別講義〈役者の読む世阿弥〉第9期 『金島書』

【日時】4月6日・20日、5月11日・25日・25日、6月8日全5回 18時半~20時半

【場所】京都産業会館2F

【受講料】 一般5000円(全5回通し券)・1500円(1回)、学生2000円(全5回通し券)・500円(1回)

能楽堂に置かれていたチラシに、「どなたでも、いつからでもご参加ください」とあったので、1年前から参加させていただいている。ちょうど、『申楽談儀』の最後の方の条からだった。
伝書を読むことはもちろんだけれど、それ以上に勉強になるのは、味方先生の講義の合間に、研究史や、研究者、能楽師のことなどなどの貴重なお話を聴くこと。この時に興味を持った本を買い集めることで、私の能の本棚は、コレクション化されつつある。

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第12回廣田鑑賞能@金剛能楽堂

第12回廣田鑑賞能に行く。

第12回廣田鑑賞能

平成21年4月5日(日)金剛能楽堂

能「隅田川」後之彩色

シテ:廣田幸稔 子方:西村墾 ワキ:福王和幸

笛:左鴻泰弘 小鼓:林光寿 大鼓:河村 大

前日に、「百万」を観て、続けて親子の離別をテーマにした「隅田川」を観ることができたことは良かったと思う。
同じテーマといっても、「百万」は親子が再会するハッピーエンドで終わるが、「隅田川」は子どもの死と向き合う母という悲劇。

わが子がすでに死んでいることを知る場面、亡き子の塚を掘り返す場面、亡き子を弔うために鉦を叩き念仏をする場面、そして亡き子の幻を見て抱き寄せようとする場面、最後に茫然として泣く場面。
どれをとっても、涙が出そうになった。終わってからも、重たい空気が流れる。

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第8回初桜能@八坂神社能舞台

初桜能とは、観世流能楽師シテ方・分林道治師が、毎年4月に野外の八坂神社能舞台で催される会である。
土曜日、第8回初桜能へ行って来た。
今年の演目は「百万」。

天気予報では、曇りから雨で、ちょうど演能時間には70%降水予報。どうかやみますようにと祈ってはみたものの、本降りになってしまった。
早めに行ったが、雨にも関わらず、すでに多くの方々が開演を待っていらした。
お友達と一緒に脇正面に座る。ちょうど能舞台横の桜が正面に見えるベストポジション♪
八坂神社、円山公園の桜は、ほぼ満開に近い。

まず片山清司師の仕舞「箙」から始まる。座っていた長椅子が、雨を避けるため、能舞台の軒の真下に置かれていたので、舞台と接近しており、迫力満点。
「百万」は、初めて観る曲なので、楽しめた。
シテの百万が手にしているのは、通常は笹なのけれど、この日は、本物の桜の枝。
門前の男を押しのける場面、桜の枝でハタと男を叩くと同時に、桜の花びらが舞い散る。
そして群衆の中、わが子を求める姿が、今まさに清涼寺釈迦堂なのかと錯覚しまう。

神社や寺院への奉納を目的とする野外の能は、格別な思いがこもっているためか、観ていても清々しい気持ちになる。

分林道治師のサイトはこちら
http://www4.ocn.ne.jp/~wakeba/index.html

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第8回初桜能のお知らせ

第8回初桜能が、今週の土曜日、4月4日(土)にあります。
今年は桜の早いので、文字通りの初桜能。八坂神社の能舞台。
椅子席は、後援会会員のみですが、立ち見は無料です。
左鴻先生が笛を吹きはるので、もちろん参ります。
それに、道治先生の息子さん、子方の分林道隆くんのファンでもあります。将来が楽しみ♪

第8回初桜能

平成21年4月4日(土)午後2時 八坂神社能舞台

仕舞「箙」片山清司

能「百萬」 シテ:分林道治 子方:分林道隆 ワキ:原大 間:茂山千三郎

笛:左鴻泰弘heart04 小鼓:林光寿 大鼓:石井保彦 太鼓:前川光範


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源氏供養ー消えゆく露の心地して@京都芸術センター

京都市芸術文化協会による、「源氏物語と京の雅び」のプロジェクトのひとつである舞台公演「源氏供養-消えゆく露の心地して」 に行って来た。
京都芸術センターでは、平成21年3月27日~29日の3日間、展覧会や、お茶会なども模様されていた。
公演は2時からだったので、早めに着いて、工芸、彫刻、華道や、写真、絵画、書などなどの展示品を見て回る。
小林賢司氏の源氏物語をテーマにした写真の連作が面白くて印象に残る。

会場となる講堂は狭いので、開場前に並び良い席をゲット。ドキドキしながら開演を待つ。

□第一場  ◎第一景 序曲「命こそ絶ゆとも絶えめ」  ◎第二景 月夜の品定め   ◎第三景 物怪  ◎第四景 なほ、やつしにくき御身

□第二場
 ◎第一景 六条院「鈴虫の宴」・冷泉院「月の宴」  ◎第二景 限りなめり

□第三場
 ◎第一景 「法華経供養」  ◎第二景 消え果てたまひぬ  ◎終景 幻

狭い舞台の左右のボックスに、左にピアノ、フルート、シンセサイザー、パーカッションが常駐。右に尺八だったり三味線だったり、箏だったりと場面によって入れ替わる。
舞台の後方には、上から透けるスクリーンみたいなモノが垂れ下がっていて、そこに映像が映し出されたり、そのスクリーンの向こうで、朗詠や、能の場面では囃子方さんが並んだりする。また場面によっては、直衣が中央に現れ、光源氏を表す。
源氏に出てくる和歌をソプラノで歌ったり、演劇あり、邦舞あり、バレエあり、書を書いたり、能もありで、盛りだくさん。
源氏物語の登場人物の女君たちの内容を知っていないと楽しめないかも。
フルートやパーカッション、尺八や箏も、シンセサイザーと重なると、違和感無く重なり合うんだとびっくり。
スクリーンに映し出される映像は、それぞれの場面にぴったり合っていてステキだった。
能は、第一場の物怪という場面で、ほんの短いもだった。スクリーン越しに左鴻先生を見るのも不思議な感じ。
見終えて、すごく感動したということはなかったけど、これだけのてんこ盛りの内容をまとめた構成には大拍手!

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尾道蝋燭能〜尾道紀行その2

海沿いの道を歩きながら蝋燭能の舞台浄土寺へと向かう。
山門には「尾道蝋燭能」の看板が。

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浄土寺は、聖徳太子の開基と伝え、鎌倉時代末期に再興され伽藍も整えられたという。足利尊氏ゆかりの寺でもある。門を入ると、本堂、阿弥陀堂、多宝塔と整然と並ぶ。本堂は鎌倉時代末期、阿弥陀堂は南北朝時代、多宝塔は鎌倉時代末期の建物だ。
おのみち歴史博物館で見た安永の頃の尾道を描いた「安永の絵図」のパネル(本物は浄土寺蔵)にも、今の姿とほぼ同じ配置で見る事ができる。赤丸印が阿弥陀堂。
ことに阿弥陀堂の優美な屋根の曲線は、見ていて飽きない。

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さて今回の旅の目的「尾道蝋燭能」が始まる!
開場と同時に多くのお客さんが、阿弥陀堂へと入堂する。外陣に椅子席が並べられて、内陣で能が演じられる。

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お客さんが皆入堂すると、阿弥陀堂は完全に閉め切られて、外からの明かりが遮られた。光は、内陣の周りと本尊の前の蝋燭のほのかな灯だけ。
能楽師・吉田篤史師の挨拶の後、お調べがはじまる。
演じられるのは源氏物語の夕顔の巻を本説とする「夕顔」。シテは吉田潔司師。
ゆらめく蝋燭の光の中で、浮かび上がったシテの姿は、幻想的。ゆったりとした時が流れて、しばし中世にもどったかのような錯覚をおこす。面にあたる蝋燭の光と陰も、なんともいえずに美しくなまめかしい。装束は暗くてはっきりとは見えなかったが、夕顔が描かれていたように思う。

師匠の笛を初めて聴いたのも寺院での蝋燭能。それがきっかけで能管の音に惹かれた。ちょど一昨年の10月。不思議な縁。

夢のごこちのうち、尾道ラーメンを食べて、京都へと戻る。
は〜幽玄の世界や〜。
尾道また行きたい。蝋燭能もまた観たい。

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面白能楽館@京都観世会館

昨日は、京都観世会館へ、京都観世会企画公演「面白能楽館 能姿〜源氏物語絵巻」を観に行く。
「面白能楽館」とは、京都観世会若手能楽師30人の方々が、企画・運営する催し。今年のテーマは「源氏物語千年紀」ということで、『源氏物語』がテーマ。

まず最初の1時間は、能楽師の河村晴久師による解説。舞台に、プロジェクターのための大きなスクリーンが2つ設置され、能の歴史を簡単にレクチャー。そして、装束、面をつけての仕舞が数番演じられる。
休憩をはさみ次の1時間は、河村晴久師の解説で、『源氏物語』を本説(ほんぜつ 原作)とした能に登場する主人公たちが、装束・面をつけて次々と舞台に登場。ずらっと並ぶ様は、たいへん華やで壮観。ぜいたくなファションショーとなる。
最後に、能「融」舞返。シテは味方玄師。美しい舞姿にうっとりheart04

舞台だけではなく、京都観世会館の1階2階の廊下には、、『源氏物語』を本説とした能の写真パネルとキャプション、車争いの場面の屏風の写真パネル、扇面画のパネルが、掲げられていた。また「葵上」の装束や面、謡曲と源氏物語の書籍の展示もあった。

先立って「面白能楽館」の小冊子が作られ、能楽堂などに置かれていた。オールカラーで、とても美しいいパンフレットで、能の演目「五番立」の説明などが簡単明瞭に書かれている。最後の見開きページには、若手能楽師さんたちの顔写真がずらっと並べられている。能の初心者の私には、能楽師さんの顔と名前が一致して、ありがたいものだと思っていたが、当日配られたプログラムには、各能楽師さんのメールアドレス・サイトのURLと趣味、一言が書かれいてさらにびっくり。仕舞や謡を習いたい方は、ぜひ連絡をということらしい。

これだけ至れり尽くせりだと、能を観たことが無いという人を誘うのには、ぴったりな公演かと思う。

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道成寺&仮面舞踏会

三連休、やらなきゃならない事をたくさん残して終わってしまいそう。もう今年はあと1週間しかないのに。。。

先週末から心身ともに絶不調。
金曜日、それが爆発。せっかくの仕事場の忘年会も楽しさ半減。

土曜日、反省の日。自己嫌悪。禁酒。絶対無理とは思うが、人に甘えないと固く心に誓う。どんより過ごすが、幸せな友人から電話があり、ちょっぴり元気になる。

日曜日、朝は大掃除。
午後からは、観世会館へ、「みやびとひかり 能之会」を観に行く。能「道成寺」と、一調一管「班女」。仕舞が「通小町」に「葵上」。
「道成寺」、シテが鐘の中に飛び込む瞬間、声が出そうになって、あわてて口をふさいだ。能の演目の中でも、特に女の妄執を描いたものが大好き♪

月曜日、朝から腰痛が再発。先週からの身体の不調は、腰痛からきていたのだと判明。
昼からは長岡京市へ、アマチュア楽団のコンサートを聴きに行く。大好きなハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」が演じられるというので、ダンナさんがチケットを予約しておいてくれた。痛み止めを飲み、コルセットを装着して、なんとか事なきを得る。

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京の芸は百花繚乱

京都創生座第1回公演 「京(みやこ)の芸は百花繚乱」に行く。
京都創生座というのは、京都市のサイトによると、「京都市では,国家戦略としての京都創生の実現に向け,京都に集積している日本の伝統文化を生かしながら,京都から新たな文化芸術を創造,発信することを目指して,多彩で奥深い魅力を持つ伝統芸能の舞台公演などを展開する」ものだそうだ。

第1回公演は、邦楽、能、狂言、邦舞を、同時に楽しもうというからすごい。
邦楽、邦舞は、あまりなじみがないので、新鮮。
特に邦舞は、近世の絵画に描かれている踊りの輪がそのまま飛び出したように見えておもしろかった。
狂言の演目は「因幡堂」。大酒飲みで、怠け者の妻が出てくる。自分にてらしてちょっと反省。
今日のお目当ては、能の「高砂」。住吉明神が囃子の音と渾然一体となって舞う姿を見ていると、本当に神が舞い降りているのではという気がしてならなかった。
帰り道、神舞の音が耳から離れず、涙があふれてきたのはなぜだろう?

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しづやしづ

先月、ダーリンに、クリスマスのプレゼントとして、能管を買ってもらう。古美術商から購入したが、古いものではなく、それほど高価なものでもない。
師匠にお見せすると、練習用には十分と言っていただけ、ホッとする。しかし、なかなか思う音が出せずに四苦八苦。

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師匠に、二人静の謡から、「しづやしづ」と銘をつけていただいた。
『日本楽器法』(三木稔著 音楽之友社)の能管の章の中に、著者の個人的な感じ方としながらも、「能管は、人間の本能や思いをそのまま息にして管に吹き込むように作られた楽器だ」と書かれていた。
この笛を吹く時は、静御前のように、恋しい人のことを想いながら吹くことにしよう。

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頭金は、「森田千鳥」。

お稽古は、習い始めて、ちょうど半年。
中之舞は、ようやく先週のお稽古で、3段へと進む。
今の課題は、落ち着いて丁寧に吹くこと。あわてないこと。

ちなみに、ダーリンへのクリスマスプレゼントは、工藤静香のクリスマスディナーショーのチケット。

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東京ミッドタウン能狂言

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自分への誕生日プレゼント。
来て良かった。
生で聴いてみたかった囃子方さんたちの音。
野外なので、マイクが入って、聴きづらかったのは難。
でも早めにチケットを取ったおかげで、真正面の前から5列目という良い席だったのには大満足。
詳しくは帰ってから。

帰りにバールで、生ビールとクリームチーズにイチジクと生ハムがのったのを賞味。
ひとりぼっちの六本木の夜は寂しいぞ。

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春調会大鼓の会

金曜日、石井喜彦、保彦先生のお社中の大鼓会で金剛能楽堂へ。
みなさん堂々としていて、とってもかっこいいし、楽しげだ。わたしもがんばろう!という気になってくる。
お笛の先生と、先生の先生の音色も、たっぷり堪能。
今は、たくさんの音を聴いておきたい。

昨夜の夕食♪
近所の麺どころ晃庵の御所店さん。
こちらは、昼は創作うどんのお店で、夜になると鮮魚と京のおばんざい、幻の銘酒を出す居酒屋さんになる。金曜日は、地酒が半額ディ。
飲んだお酒、黒龍の二左衛門、喜楽長、松の司。
お料理もどれもおいしかった。また金曜日に行きたいな。

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若手能

京都観世会館へ、第17回若手能を見に行く。
第1部 三輪 葵上
第2部 経正 海士
葵上、いろいろな意味で良かった。舞台を見ながら、六条御息所の生霊に、自分自身を重ねていた。成仏するのが良いのか悪いのか。負けるな六条御息所!

1部と2部の空いた時間に、細見美術館のリクエスト展と、近代美術館の麻田浩展を駆け足で鑑賞。
リクエスト展の今年の上位は若冲が独占♪

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家で笛を吹いていたら、マックがブル足をくわえて寄って来て、笛に合わせてピィピィ鳴らした!パパ大爆笑。

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邯鄲の夢

京都観世会館へ、井上同門定期能楽会を見に行く。
「邯鄲」「夕顔」「善知鳥(うとう)」。

「邯鄲」は、「邯鄲の夢」「邯鄲の枕」で知られる中国の故事を題材にした演目。
一人の青年が、趙の都、邯鄲の宿で、試しに将来が見えるという枕を借りて眠りにつく。眠りにつくと、帝位につき、仙人の酒を飲み、50余年の栄耀栄華をきわめる夢を見たが、目が覚めてみると、粟飯が煮えないほどの短い間だった。

今年に入ってからのワタシは、邯鄲の枕で眠り続けているような気がする。眠りから覚めたとき、青年のように、悟りを得ることができるのだろうか。楽の音を聴きながら、ずっと考えていた。

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囃子堂

京都コンサートホールに、囃子堂を聴きに行く。
良かったです♪

小ホールでしたが、満席で立ち見もでるほど。
能楽堂で聴くよりも、小ホールは、音響効果のためか、常よりも囃子の音が大きく聞こえた。
自分が笛を習い始めるまでは、気がつかなかったのだが、小鼓も大鼓も太鼓も笛も、演奏する人、組み合わせで、イメージがまるっきり変わってくるから不思議。というよりか、当然か。

昨日、今日のおかげで、京都の囃子方さんたちの顔と名前がようやくわかるようになった。
師匠の笛の音大好きを再確認。
盆休みと9月には、東京へ遠征して、東京の方々の笛を聴いてみる予定。
多くの笛を生で聴いて、自分の音を早く見つけたい。

夕食は、大宮商店街の中華のサカイに、冷麺を食べに行く。ここの冷麺は、日本一らしい。本当においしく、わが家の夏の定番。

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七曜会祖先祭

太鼓の前川光長師の社中の会「七曜会祖先祭」へ行く。
京都観世会館で、9時すぎから6時すぎまで、能囃子にどっぷりとつかった。おにぎりを食べに10分ほど廊下に出た以外は、ずっと聴いていた。
ダイジェスト(?)にいろんな曲を聞けて、大満足。
わたしの師匠の笛と、師匠の師匠の笛も、たくさん聴くことができた。囃子方の音にはもちろんだが、今日は、シテの舞姿の一挙手一投足にも、自分自身の五感が反応しているのを感じた。

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明日、平成19年8月5日は、京都コンサートホールで「囃子堂」という舞台があります。
能囃子を音楽として聴くというコンサート。
ぜひぜひ、みなさま、お運びください。
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ここからグチ
むかつくのは、演奏中に携帯を鳴らす人が、いまだにいること。
それだけもあきれるんだけど、正面席の二列目で、演奏中、携帯でゲームをやっていたのには驚いた。子どもだと思っていたら、いい歳した女性だったのにさらに驚く。いったいなんのためにいるんですか?
おしゃべりする人にも腹が立つ。しゃべりたいなら廊下に出てください。
扇子を使う人もいただけない。扇子をあおぐ音は、本人は気がつかないが、意外と響く。

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能面・能装束展観

金剛能楽堂で開催されていた「金剛家 能面・能装束展観」(2007年7月28日・29日)を見に行く。

わたしは歴史や古典が好きなので、能も機会があれば見に行ってはいたが、強い興味があるわけではなかった。
それが、能管を習い始めたことがきっかけで、もっと知っておかねばと持ち前の好奇心がムクムク。
今日は、金剛家の能面・能装束展を見に行ってたくさん勉強できた。
心ひかれたのは、女面。
「小面(こおもて)」から歳を追って「姥」までバリエーションにとんでいる。わたしはきっと「曲見(しゃくみ)」くらいなんかなあ〜としみじみ。
「般若」は女だったんだと今更ながら知った。女の悲しみと怒りを表したものという。そう考えるとと、鏡の中に映る自分自身の中にも般若を見ることができるのでは。心に角を隠しているんだろう。おそろし。

夕飯は、西陣の江戸川に鰻を食べに行くが、すでに品切れで店じまい。残念。
近くの大江戸でヘレかつを食べる。おいし♪

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海士(あま)

新しくカテゴリを作りました。
自分のためのメモ書き。

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先週の日曜日、田茂井廣道さんの第3回「道の会」(2007年7月22日 大津市伝統芸能会館)へ行く。

◆海士(あま)
シテ:田茂井廣道 子方:味方和
ワキ:福王知登 ワキツレ:是川正彦、山本順三 アイ:茂山良暢
笛:杉信太朗 小鼓:曽和尚靖 大鼓:山本哲也 太鼓:前川光長

「海士」は、讃岐国志度浦を舞台にしたお話。
海士の珠取り伝説と女人成仏がテーマ。

能を観る時、なぜか脇正面の後ろの方から観ることが多いが、今回は、義母と行ったので、初めて正面の前の席に座る。
すっごい迫力! 正面の前の席もいい。
笛を習いはじめてからというもの、とにかくすべての神経が囃子方の笛に集中。
ずっと見つめていたので、熱い視線を感じてくれたかしら。
杉信太朗さんは、とてもお若いようにみえたけれどおいくつくらいかなあ。
指をあんな風に大きく動かしてみようとか、あんな風に力強く吹こうとか、笛を口に持って行く時あんな風だとかっこ良いとか、いろいろ考えながら聴いていると、楽しいこと、楽しいこと♪

上の写真は、以前に志度寺へ行ったときに撮ったもの。
「古跡 海士の墓」。

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