笛のお稽古やり直し楽3回目

昨日は、ついてない日。
そういう日は、とことんついてなくて、原付なのに雨具を忘れた。
ずぶ濡れになり、家に戻ってから、笛の稽古へ向かう。

疲れはててヘロヘロ気分が、笛を吹くと、無心になれて、気分も上向き。
間違えずに吹き通せたならば、もっと気分よくなるのになあ。
なかなか2段へ進めないけれど、楽だけに、ゆっくりと楽しもう。

京都のお稽古場は、新しい入門者も増えて、人口密度が高くなってきた。

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小鼓のお稽古・笠之段4回目と、笛のお稽古・やりなおし楽2回目

今日は、週末の学会での本売りの準備で、お仕事お忙しモード。
疲れた〜と思いながらも、アフターワークは、お稽古ハシゴ日なので、ウキウキ。
練習不足で、きっと上手く打てないし、上手く吹けないだろうけど、ワクワク。

小鼓は、笠之段4回目。
朝起きたらと、寝る前に、ポンポンと練習し、今日はなんとかクリアできるかなと思ていたけれど、甘かった。やっぱりなんとなくしか覚えておらず、師匠の前では自信が無くて、ついつい手が止まってしまうし、元に戻れない。とっさに唱えが出てこないし、何度も同じ所でつまづく。
師匠には、同じ所を、何度も何度も謡わせて、本当に申し訳ない。
お稽古の後に、師匠の息子さんが、見本に打ってくれた。お見事。
次回までには、謡と唱えを確実に覚えること。

失意のうちに、笛のお稽古へ。
こちらは楽(ラクっていうコトじゃなくて、ガクです)。小鼓以上に練習不足。
空き地だった隣に家が建ち、休みの日中しか笛の練習ができなくなったんだと、自分へいいわけ。
唱歌を覚えてないので、なおさら吹けないし、指がもつれる。

これ以上の老化防止に、小鼓も笛も、とにかく覚えよう。
1日のうち数回、それぞれ通して唱えること。

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笛のお稽古 楽やり直し1回目目

久々の笛のお稽古。
囃子会も終わり、もとの曲へ戻る。

楽。

練習をさぼっていたので、当然ながら惨澹たる有様。
な、情けない。
一からやり直しだ!
唱歌と指を覚えよう。

笛のお稽古場に、新入門者あり。
先日の、囃子会を見て、自分もやってみたいと思われたそうだ。
嬉しいな。

今日は、囃子会の写真もいただけた。
男前な先生方に囲まれて、嬉しそうなワタシ。

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第2回鴻之会終了

9月1日、笛の師匠左鴻泰弘先生の門下の発表会が、河村能舞台で開催されました。
私は『船弁慶』で出させていただきました。

20130902

家に帰って、夫が録ってくれた動画を見て落ち込む。
6年間続けてきたのに、何でこんなに下手やねん(泣)
でもめいっぱい楽しめました。

雨にも関わらず、応援に来てくださったお友達のみなさま、ありがとうございました。
励ましのメール、コメントをいただいたみなさま、ありがとうございました。
みなさまに、安心して聴いていただける笛を吹けるように、もっともっと練習いたします。

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笛のお稽古 船弁慶

笛のお稽古も習い始めて早くも6年目。
そして再来週には、2回目の発表会が迫っている。

20130823

左鴻泰弘先生の社中の会「第二回 鴻之会」が、9月1日(土)、河村能舞台で開催される。
その会に向けて、最後の追い込みのお稽古中。
私は、「船弁慶」の前場、静御前が義経との別れを惜しんで舞う場面で、中之舞を吹く。
小鼓は小鼓師匠の吉阪一郎先生、大鼓は河村大先生、謡を味方玄先生と吉浪壽晃先生がお相手してくださる。

笛を習い始めて最初に習う曲が中之舞。
私は、とことん中之舞から卒業できずに苦しんだのに、いまだにまともに吹けない情けなさ。
稽古不足とセンスの無さが、大きな原因。
とにかく舞台を楽しみたいので、悔いの残らないようにお稽古あるのみ。

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和学講座 藤田六郎兵衛・笛の世界

月曜日、追手門学院大学が主催している公開講座に行って来た。
和学講座「藤田六郎兵衛・笛の世界」
藤田流家元藤田六郎兵衛師の、お話と笛の実演の回だったので、楽しみにしていた。

早めに行って前の席に座ろう!と意気込んでいたが、天満橋で迷子になり、駅から7分のところを30分かけてたどり着き、始まり時間のギリギリに飛び込み、後の席。とほほ。

六郎兵衛師は、お話もたいへんお上手で、笛の話に始まり、能の見方にまで話がおよぶ。
笛は、鈴の段、盤渉序之舞、獅子を吹いてくださった。至福。

特に印象に残ったのは、藤田流の獅子が、一噌流、森田流とどう違うかについて説明された後に、獅子を聴かせてくださったこと。なるほど、すごい指の動きだ。

家に帰ってから、一噌、森田、藤田の各流派の獅子を聴き比べたいと思うが、一噌、森田のCD、レコードの音源はあるけれど、藤田が無い。アマゾンで、獅子の一管が入っている六郎兵衛さんのCDをクリックする。

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鴻之会第1回囃子会

20110905

笛を習い始めて4年目にして、社中の発表会で初舞台を踏んだ。
左鴻先生にとっても初めての社中の会。

河村能舞台という最適な空間。
初めてのこと尽くしで、緊張の連続。
私は、舞囃子「船弁慶」をさせていただいた。
知盛の怨霊が、大物の浦から船出した義経一行を襲う。
シテに片山伸吾先生、地謡に分林道治先生、田茂井廣道先生、小鼓が曽和尚靖先生、大鼓に谷口正壽先生、太鼓が前川光範先生。
私の出番は昼過ぎ、前半の最後ということもあって、見所はかなりの人。
舞台裏の廊下の天井から、船の作り物が吊るされていた。船に手をそえて出番前に記念撮影。
この日のために用意したキモノは、絽の七宝の地模様の入った段ぼかしに、波のつづれ帯。帯締め帯揚げも波を意識して海の色。
切戸口でご挨拶して、舞台へ。
あがるというよりも高揚感。
玄人の先生方の音を真近くで聴くと、なんと迫力のあることか!
舞台がゆれるのを感じる。
間違わずに吹き通すことが目標だったが、普段は間違えない所まで間違えてしまった。
間違えるたびに歯を見せてしまったようで、見所の友人に「ニコニコと嬉しそうに、吹いていたのはあなただけ」と言われた。
終わって切戸口で再びご挨拶する時には、セーラ服と機関銃の「快感〜」というコトバが頭に中でリフレインしていた。
舞台に立つという魔力にすっかりととりつかれてしまう。
次の機会には、上手く吹きたい格好良く見せたいという欲を捨て、兄弟子姉弟子さんたちのように、落ち着いて丁寧に吹くことを目標にしよう。

番外は、左鴻先生の「獅子」、番組には載っていなかったが左鴻先生のお父様の左鴻雅義先生の「豊後下り端」、杉市和先生の「小手音取」。

観に来てたいただいたお客様も大勢で、盛会のうちに終わった。
後席、二次会では、能楽師の先生方のお話を近くでお聞きすることができて、勉強になる。
長い1日だったが、至福な時を過ごすことができた。
お相手してくだっさった先生方、左鴻先生、社中のみなさま、観に来てくれた友人のみなさまに感謝。

上の写真は、この日の記念にとお友達からいただいた船の作り物のミニチュア模型。
お友達のお祖父さまが、作られたものだ。お祖父さまが作られた作り物の模型は、名古屋能楽堂のロビーにも飾られている。

追記
なんと一月ぶりの記事!
ちょいと体調不良で薬に頼る毎日。能にだけはせっせと通ってましたが…

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世阿弥伝書特別講義〈役者の読む世阿弥第17期「五音」〉

観世流シテ方味方健先生の世阿弥伝書特別講義〈役者の読む世阿弥第17期「五音」〉が始まっている。
日を間違えて、7月行きそびれる。とほほ。

五音
世阿弥が謡の曲趣を五音、すなわち祝言・幽曲・恋慕・哀傷・闌曲の五音曲に分類し、それぞれの曲味に解説を加え、かつその曲味に該当する代表曲を例示した書。(平凡社『新訂増補 能・狂言辞典』より)

世阿弥伝書特別講義 役者の読む世阿弥「五音」
【日時】7月11日、8月1日22日、9月5日・19日 18時半~20時 全5回
【会場】きらっ都プラザ 京都産業会館 7F第3研修室
【料金】一般全5回通し券5000円・1回券1500円、学生全5回通し券2000円・1回券500円

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週末の観能メモ

大槻能楽堂自主公演〈平家物語を観る ー「戦のあわれ!」を語る〉、今月は、観世清和師の「屋島」。
ツレは杉浦豊彦師だし、楽しみにしていた。
大事・那須与一語の小書つき。
アイ狂言は関東の和泉流の三宅右近師の那須与一語。三宅右近師は、初めて拝見するかも。
弓流と素働を合わせた小書を大事といい、後のカケリが省力される。
屋島は大好きな曲。
平家物語の世界を、目の前で再現してくれるのだもの!
瞬きするのも惜しくて、屋島の浦で、じっと事の顛末を見つめている気分だった。
観世清和師の舞台は、装束や面、扇も、見事なものを使われるので、目の保養になる。
祇園祭の山鉾巡幸のことを、動く美術館と言うけれど、能も全く同じだと思う。

大槻能楽堂のロビーの売店で、「能楽イラスト+++」のkyoranさんが、能楽イラスト絵ハガキとしおりを販売されていた。
ネズミの笛方さん、ウサギの大小鼓方さん。海士、葵上の絵ハガキを購入。

観能後、能つながりのお友達に誘われて、天神祭へ。
天神祭の宵宮に合わせ24日夜、帝国ホテルの前に停泊している能船の舞台で、水上薪能が行われるのを観に行く。
船の四方に掲げられたかがり火の火入れ式の後、三番叟、羽衣、石橋と続く。
私は大阪の笛のお稽古があるので、三番叟を観て失礼する。
能船の後方に掲げられた竿燈が印象的。
提灯には、観世流・金剛流・金春流・喜多流・宝生流のシテ方五流をはじめ、ワキ方、囃子方の各流派の名前が書かれた提灯があがっていた。

天神囃子に後ろ髪をひかれながら、大阪の笛のお稽古へ。
9月に社中の会をひかえて、みなさま真剣。
わたしも、間違わずに吹き通す事をめざしたけれど、早笛がボロボロ。
ひとつ手を間違えたら、頭が真っ白になって、唱歌と指がちぐはぐ。
舞働は、なんとか吹けた。
あと3回のお稽古で、本番の舞台に立てるのか?

屋島を観て、天神祭に行って、お稽古へ行って、盛りだくさんな1日。

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雅楽ストラップ

お友達から井筒装束店さんが雅楽ストラップを販売しているとの情報。
さっそく龍笛のストラップを、買いに行った。

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楽太鼓・龍笛・鳳簫・篳篥の4種類が発売されているとのことだが、楽太鼓は品切れで、3種類が販売されていた。値段は、龍笛・鳳簫・篳篥が、630円。楽太鼓は少しだけ高い。

もちろんこのままでも十分にステキなストラップだ。
でも能管ラブなワタクシ。
龍笛ではなく能管だと思いたい。
ストラップから笛をはずし、以前、観世能楽堂で買った太鼓の根付けに合わせてみた。
頭部分に、ネイル用のラインストーンをボンドでくっつけて、ちょっと改造。
能管根付けの完成。

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