ヨガは楽しい

京都市の某施設主催の、ヨガ講座に、まる1年通い、2年に突入した。
ガン手術後、動きにくくなっていた手のリハビリにと始めた。
35人の参加者に講師のインストラクターが一人という講座なので、ポーズ(アーサナといいます)について、丁寧には学べず、見よう見真似で、ポーズが正しいかどうかわからないままに身体を動かしてきた。

固い身体が少しづつ動くようになると、面白くなってきて、もっと知りたい、もっと深めたいという気持ちが強くなり、別の教室へ通い始めた。
ヨガの団体が主催する少人数のクラスで、今日で2回目。
10人ほどの生徒に、講師のインストラクターが2人。
ポーズを丁寧に教わり、一人一人のポーズを直してくださるので、今まで自分がやってきたポーズってなんだったの?と、目からウロコ状態。
そしてチャクラや、プラーナなどなどの、ヨガの本に出てくる単語が飛び交い、気分はインドのヨガ行者見習い。
ヨガにもいろんな流派がある。
ラージャヨガという瞑想に重きをおくヨガ講座なので、最終的に呼吸と瞑想を学ぶこととなる。
禅の座禅とも通じる瞑想は、以前から興味があった。

いくつか習ったポーズの中で、できないポーズがいくつかある。
まず立ち木のポーズ。
まっすぐに片足立ちとなり、両手も上方へ伸ばし、合掌する形。
グラグラとバランスを崩し、すぐに足がついてしまう。
4回に1回くらいは、成功するのだけれども。

習った中で、いまだにできないポーズが、鋤のポーズ。
仰向けになって、両足を伸ばしたまま床に垂直になり、さらにその足を腰から持ち上げて、頭の上の床の方へともっていく形。
ほとんどの人ができるのに、私の足は床に垂直になったまま。腰が自分であげられない。弾みをつけたらあがるのだけど…
人生で1度も逆上がりができないことと関係があるのかなあ。
WEBで検索していたら、60代以上はできない人が多いとあったけれど、老化かなあ…

身体と心の健康のためになる趣味と出会えた。
妄執や執着にとらわれているわが心を、ヨガによって解放することができるか、乞うご期待。

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