小鼓のお稽古笠之段5回目&長地

昨日は、小鼓のお稽古、笠之段5回目。
家での練習時、何度やっても後半で間違えてしまう。
や〜だ〜と思いながら、お稽古に向かう。
やっぱり最後まで打ち通せない。
あ〜、今日も次へと進めないな〜と思っていたら、「何度やっても同じだし次へ行きましょう」との師匠のおことば。
とほほほほ。
そして中之舞へと進む。
まず長地を覚えることから始まった。

う、打てない。すぐに覚えられない。
同じ注意を、何度も何度も、毎回毎回受ける。
頭では理解できても、手も掛け声も、思うようについていかない。
厳しくて怖いと評判の師匠が、あきれて笑ってしまうくらい、打てない。
私のお稽古の後、師匠の6歳になる息子のリンペイ君が、お手本をみせてくれた。
う、上手い。すごい。お見事。

他の方のお稽古が始まると、リンペイ君からの長地の特訓が始まった。
私に長地を覚えさせようと、何度も何度も長地の唱えをくり返してくれる。
それを私が言えないものだから、さらにヒートアップ。
結局、最後までできずに、「今日はもう帰るよ」と言うと、「お稽古嫌いか?好きやろ?ならやろう!」と稽古をうながすおそるべき幼稚園児。
次のお稽古までには、絶対に覚えてくる!とリンペイ君と約束した。

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小鼓のお稽古・笠之段4回目と、笛のお稽古・やりなおし楽2回目

今日は、週末の学会での本売りの準備で、お仕事お忙しモード。
疲れた〜と思いながらも、アフターワークは、お稽古ハシゴ日なので、ウキウキ。
練習不足で、きっと上手く打てないし、上手く吹けないだろうけど、ワクワク。

小鼓は、笠之段4回目。
朝起きたらと、寝る前に、ポンポンと練習し、今日はなんとかクリアできるかなと思ていたけれど、甘かった。やっぱりなんとなくしか覚えておらず、師匠の前では自信が無くて、ついつい手が止まってしまうし、元に戻れない。とっさに唱えが出てこないし、何度も同じ所でつまづく。
師匠には、同じ所を、何度も何度も謡わせて、本当に申し訳ない。
お稽古の後に、師匠の息子さんが、見本に打ってくれた。お見事。
次回までには、謡と唱えを確実に覚えること。

失意のうちに、笛のお稽古へ。
こちらは楽(ラクっていうコトじゃなくて、ガクです)。小鼓以上に練習不足。
空き地だった隣に家が建ち、休みの日中しか笛の練習ができなくなったんだと、自分へいいわけ。
唱歌を覚えてないので、なおさら吹けないし、指がもつれる。

これ以上の老化防止に、小鼓も笛も、とにかく覚えよう。
1日のうち数回、それぞれ通して唱えること。

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小鼓のお稽古 笠之段(芦刈)3回目

小鼓のお稽古、芦刈3回目。
今日は、完璧とはいえないけど、なんとかクリアして次へ進む気満々だった。

なのに…

一カ所間違えると、次の手がでてこず、打てない。
同じ所で何度もつまずき、打てない。
焦ってコミがとれずに、打てない。
汗が吹き出て気になって、打てない。
あまりにもできないので、自分でもおかしくて、つい笑ってしまい、打てない。

でも鼓を打っていて、良い音が耳元に響き、指に振動が伝わると、薬師丸ひろ子風に快感〜と顔がゆるんでしまう。
プの音、チとタの音が、うま〜くハマると気分も高揚してくる。
これで間違えずに打ち通せたら、どんなに気持ちが良いだろうか?

お稽古の帰り道、流し、トリ、ツヅケと、頭の中がグルグル。

夜は、近所の商店街のおまつりで、夜店がでる。
さざえのつぼ焼き、焼き鳥、スジ煮込み、鯛のあら炊き、イカ焼き、生ビールを買って帰り、家の前にテーブルと椅子を用意して、夕涼みしながら一杯。ささやかな幸せ。

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小鼓のお稽古 笠之段(芦刈)2回目

昨日は、小鼓のお稽古、笠之段2回目。
1回目より日があいていたので、覚えていてしかるべきなのに、なんとなくしか覚えきれずにアウト。
何より手を覚えていないので、「打放し」「打オロシ」「たたむ頭」だとか言われてもとっさに出てこないのが情けない。
とほほほほ。
しかしお稽古の後、師匠に、芦刈が終わったら、中之舞をしましょうといわれ、ちょっとだけウキウキ。
来年の3月の小鼓の発表会では、中之舞のあの曲となる予定。がんばる。
そのためには、来週のお稽古日までに、絶対に笠之段をマスターだ!

夜は、九州から京都へ遊びに来たお友達を中心に、京都、東京、横浜、静岡、神戸から歴女が大集合。
町家の宿泊先で、上七軒のおかもとさんから仕出しを取り寄せ、日本酒で乾杯し、楽しい時を過ごした。

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小鼓のお稽古 笠之段1回目

小鼓のお稽古、笠之段1回目。
覚えられませんでしたと最初にあやまる。とほほ。
できないとわかると師匠はやさしい(?)かな。
今までの曲に比べて長いけれど、新しい手はほとんどないし、順番さえ間違わずに打てたら、スムーズにいけそうな気がする。次のお稽古日までには、間があいている。間違えずに打ち通すことが目標。

この日の師匠のおコトバ「集中して覚えること」「次に何を打つか、わかっていること」「手を覚えること」

謡曲の詞章は、意味を知り、声に出して読むと、実に面白いと思う。
そういう点で、芦刈の笠之段は、和歌がちりばめられ、趣にとんでいる。
能『芦刈』といえば、金剛龍謹師がシテを勤められた舞台が、忘れられない。

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小鼓のお稽古 富士太鼓5回目

小鼓のお稽古、『富士太鼓』なんと5回目!
今日、打てなかったら一生打てないに違いないと思いながらお稽古にのぞむ。
そしてやっぱりどこかで間違えて打てずにショック。とほほである。
しかしながら、次回からは次の曲『芦刈』に進むこととなる。
ホッとするものの、ちょっと悔しい。
お稽古場では、毎回、師匠に鼓をお借りしてお稽古する。
今日の鼓は、思うように音が鳴って、ウキウキ。

次の曲の『芦刈』は、今までに比べて長いし、1週間後のお稽古日までに覚えられるか心もとない。
先日の笛の会で、鼓も習っていらしゃる笛の姉弟子さんに、伝授していただいた方法を実行してみよう。
まず謡を覚えてしまうことがポイントだそうだ。
ざらざらざっと覚えよう!

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殺生石1回目

昨日は、小鼓のお稽古、殺生石1回目。
手附をうろ覚えで、惨憺たる結果。
先生は「同じことを何度も言うけど覚え方が悪い」。
う〜、情けない(涙)
次回までには、死に物狂いで、覚えてまいります。

音がいつもよりも、よく鳴ったように思えるのは、雨だったせいかな?
お稽古見学の方がいらして、打ち方を丁寧に説明されたのを聞いていたからかな?
耳元に響く音を打てると、気分上々、頬がにやけてくる。

9月に笛の発表会があり、中之舞を吹く。
その参考のために、「大倉流小鼓大鼓大成」第2巻をお願いしていたのをいただいた。
笛は舞の曲から稽古するが、小鼓ではずっと後から。
小鼓で舞の曲へ進めるのは、まだずっと先だけれど、ページをくるうちにテンションもあがる。

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平成24年吉阪若葉会

201209173

9月17日、大倉流小鼓方の吉阪一郎先生の社中の会、若葉会が、京都観世会館で開かれた。
吉阪先生に入門して約10ヶ月あまり、私にとって、初めての発表会。
独鼓「船弁慶」で、金剛流の金剛龍謹師がお相手してくださった。

出番は、番外の2曲をのぞいて1番最初。
朝早くにも関わらず、能つながりのお友達、笛のお稽古仲間、ネットつながりのお友達、会社の同僚、近所のお友達、お茶の先生、たくさん応援に駆けつけてくださった。珍しいことに、うちのダンナさんも、来てくれた♪
奇しくもこの日は、私の誕生日でもあり、最高の誕生日プレゼントとなった。
上の写真は、能つながりのお友達がくださったおおきな花かご。
本当に、本当に、ありがとうございました。

初舞台は、間違えたが、気持ちよく打てて快感。
同じ流派の小鼓を習っている笛の姉弟子さんに、初舞台にしては音も声も出ていたとお言葉をいただき、うれしかった。
ダンナさんは、緊張し過ぎで、顔が恐かったと。
会社の同僚のI氏は、仕事場でテッシュボックスで練習している姿と重なり、笑いをこらるのに必死だったそうだ。

この日の着物は、昨年、笛の発表会でも着た寒色系の段ぼかしの絽。
帯は、松の刺繍。kimono gallery晏さんの京都での展示会で運命的に出会ったもの。
夏の装いだけれど、舞台には映える。

201209171

出番が早いと、後がリラックスして楽しめる。
先輩方の舞台を拝見するのは、とても勉強になる。
今回、能を出されたのは、82歳になられる女性。
失礼ながら、その歳にはまったく見えないお若さ。
好きなことに打ち込んでいると、若さを保てるとのこと。
見習うべし、見習うべし。

吉阪先生の息子さん倫平君も初舞台。
日頃、お稽古の様子をみているので、母親のような気持ちで見守る。
満場の拍手。これからが楽しみ。

能楽囃子好きにとって、囃子方の社中の会は、パラダイス。
丸一日、どっぷりと能楽囃子にひたる。
次回の舞台へ向けて、これからも精進、精進。

201209172

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