紀州道成寺で鐘巻を見よう
2013年10月19日(土)、紀州道成寺の境内特設舞台で、黒川能下座による能『鐘巻』の奉納があります。
本日からチケットの売り出しが始まりました!
黒川能は、上下のニ座に分かれており、それぞれが独自の曲を持っています。
『鐘巻』は、『道成寺』の原型と言われている曲で、下座に伝わっています。
道成寺で、能『鐘巻』を見ることを考えただけでも、ワクワクしてきます。
ちょうどこの日は満月。どんな奇跡が起こるでしょうか。
【日時】2013年10月19日(土) 17時開演(終了は19時の予定)
【場所】道成寺の境内特設舞台(和歌山市日高川町大字鐘巻)
【出演】黒川能下座
【演目】能『鐘巻』
【入場料】2000円(全席自由 座席300席)
【主催】おいでよ!日高実行委員会(日高川町役場まちみらい課)
詳しくは日高川町観光協会のサイトで→http://kanko.hidakagawa.jp/
同じ日に京都の金剛能楽堂でも、黒川能上座による能『道成寺』の公演があります。
下の写真は、2010年の黒川能王祇祭での『鐘巻』の写真です。
このブログの過去にも、鐘巻の写真ありますので、みてくださいませ。
鐘巻と道成寺の違いを知るには何をみればいいかも載っけていたので、再掲。
「道成寺」と「鐘巻」の違いについて、香西靖「道成寺」(『能謡新考〜世阿弥に照らす』檜書店 1972年)で、わかり易く解説されている。どこが違うのかの対照表あり。
詞章は、『校註謡曲叢書』、新潮の日本古典集成『謡曲集』の「道成寺」の解説中にあり。
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