片山九郎右衛門講演会能『姨捨』
今日は、片山九郎右衛門講演会能。
能『姨捨』を観るのは、今回で4回目。
2時間半余りという演能時間だったが、そんな長さを感じさせずに、あっと終わってしまった。
前シテの唐織は、とても上品で美しく、凛とした女性。
後シテは、白一色で、老女といった雰囲気ではなく、透明で崇高な感じ。
そして静かな舞は、恨みや悲しみを超越して、月と同化してみせた。
好きな囃子の先生方だったので、心地よく耳に残り至福。
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