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日本伝統音楽研究センター連続講座の募集開始

京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センターのでんおん連続講座の募集が始まっています!
藤田隆則先生が担当される能楽の講義は、私が能に興味を持ち始めたころに受講させていただいて、能の見方を教わりました。
講座でご一緒させていただく世代を超えた受講生仲間のみなさんと仲良くなって、いろんなところへ一緒に見学へも行きました。また新しいお友達が増えるのを楽しみにしています。

今回の講座では、特に「謡を楽しむ文化―京観世とその周辺」が、個人的にツボにはまりそうでワクワク。

申込は、日本伝統音楽研究センターのサイトで→http://w3.kcua.ac.jp/jtm/

以下は、案内いただいた内容をコピペさせていただきました。

でんおん連続講座C  題名:能の音楽の原形をさぐる―他のジャンルの比較や演出資料を通じて(2012年の講座の繰り返しです)  担当:藤田隆則  開講期間:2013年10月~2013年11月 水曜日10時40分~12時10分 受講料: 5000円(8回分) 会場:京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター合同研究室1 定員:50名

趣旨:室町時代に成立した能は、現在でもよく演じられていますが、2時間にもおよぶ力のこもる演技をより面白く受けとめるためには、謡のテクスト内容の理解にくわえ、音楽や舞の構造を熟知しておくことも必要です。能の鑑賞歴・稽古歴は長くてもわかったという実感が得られないと感じておられる方、ぜひ受講してください。今期は、登場楽、謡、舞などの原形を実践的になぞりつつ、把握していくことを試みます。

1回目(10月9日)登場楽(その1)
2回目(10月16日)登場楽(その2)
3回目(10月23日)謡(その1)
4回目(10月30日)謡(その2)
5回目(11月6日)謡(その3)
6回目(11月13日)謡(その4)
7回目(11月20日)舞(その1)
8回目(11月27日)舞(その2)

でんおん連続講座D
 題名:謡を楽しむ文化―京観世とその周辺
司会・構成:藤田隆則
開講期間:2013年10月~2013年11月 水曜日13時00分~14時30分
受講料: 5000円(8回分)
会場:京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター合同研究室1
定員:50名

趣旨:現代の謡は、複雑な技法と高い精神性をもった芸術的な音曲ですが、その音楽的骨組みはじつは簡素で合理的です。したがって謡には、初歩の手ほどきを受けただけで自由に楽しめる手軽さが、本来備わっていたのです。手軽さゆえに謡は、娯楽や儀礼に用いられ、季節の節目をいろどるのに必要不可欠な音曲とされていました。
 この講座では、謡が身近な場所で楽しまれ、必要とされていた近代までの様子を、残された資料から明らかにしたいと思います。毎回、京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センターのプロジェクト研究「京観世の記録化」のメンバーが、関連する話題を提供します。音曲としての謡に興味を持っておられる方、その歴史的背景に関心をお持ちの方、どうぞご参加下さい。

1回目(10月9日)  大谷節子「岩井七郎右衛門家と岩井家蔵書」
2回目10月16日) 上野正章「日出新聞に記録された京都の謡会」
3回目10月23日) 宮本圭造「謡講―謡がつなぐ人々の輪」
4回目(10月30日) 中尾薫「江戸観世大夫元章の京都弟子家への視線」
5回目(11月6日)  日出新聞を読む/長田あかね「禁裏・仙洞能における京観世の謡」
6回目(11月13日) 五島邦治「室町時代京都の能と謡―木内弥二郎を中心に」
7回目(11月20日) 丹羽幸江・高橋葉子「常磐会本と京観世の録音」
8回目(11月27日) 高桑いづみ「実践としての謡―音楽としてのおもしろさはどこにあるのか」

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