役者の読む世阿弥『風姿花伝』
来週の月曜日から、敬愛する味方健先生の伝書を読む会「役者の読む世阿弥」で『風姿花伝』が始まる。
味方健先生の伝書を読む会「役者の読む世阿弥」は、2006年11月より始まった。
『風姿花伝』『申楽談儀』『三道』『金島書』『五音』『二曲三体人形図』と続き、再び『風姿花伝』へ戻ろうとしている。
私は『申楽談儀』の終わりから受講させていただいている。
味方先生のお話は、納豆のように糸のように、いろんな所とつながっていって興味が尽きない。
正直、謡を習っていない私には理解できないことや、難しくてわからないことの方が多いけれど、10のうちひとつでも理解できるようになりたいものだ。
また講義の中ですすめられた本を求めるうちに、私の部屋は能の本だらけになりつつある。
先生のすすめる本は、間違いなく面白いので、古書店で探し求めるのも楽しみのうち。
『風姿花伝』のテキストは、2011年に角川ソファア文庫より刊行された竹本幹夫先生の『風姿花伝・三道』。
以前にこのグログでも書いたことがあるが、この本には、最新の研究成果が盛り込まれた詳しい本文解説がついている。
味方先生が、このテキストを使って、どういう切り口で、新たに読みこんでいかれるのか、考えるだけでもワクワクする。
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