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西浦田楽 1

2013022710

日本伝統音楽研究センターの能楽の公開講座の中で、しばしば耳にしていた西浦(にしうれ)田楽。まさに中世絵巻そのものという田楽能にずっとあこがれていた。先月の2月27日(旧暦の1月18日にあたる)、やっと拝見する機会を得た。
もう何日も経っているというのに、毎晩、田楽の夢をみるほど私の中に強烈な印象が残っている。
この印象が薄れないうちに、何回かにわけて書留めておきたい。

西浦(にしうれ)の田楽とは、静岡県浜松市天竜地区水窪(みさくぼ)町西浦所能(しょのう)に伝わる民俗芸能で、旧暦正月18日の月の出から翌日の日の出まで、観音堂の境内で、夜を徹して行われる。

京都からはJRで豊橋まで出て、飯田線で水窪に着く。
水窪の駅から観音堂までは、駅から歩いてすぐの水窪協働センターから送迎のシャトルバス(無料)が運行されている。
私は水窪駅から、同じ電車に乗り合わせた方が頼まれたタクシーに同乗させていただき、シャトルバスよりも早く着くことができ、比較的見易い場所を確保することができた。タクシー代は、2400円ほどだった。
しかしながらベストポジションの正面は、カメラの三脚がずらりと並び入る余地無し。

観音堂を中心にして、鎮守の祠、庚申塔、十王堂がある。
観音堂前には、まつりの時だけの臨時の楽堂が建てられ、その隣には立てられ松明(北ダイ)と、横にされた松明(南ダイ)が設置されている。十王堂は、幕屋となる。

観音堂遠景
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観音堂。堂内には、西浦田楽の写真をはじめ、宝暦・天保・享和の年号のある古い絵馬が掛ってた。
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楽堂と松明
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位置関係。写真は、翌日のはね能。
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☆西浦田楽へ行かれる方へのメモ☆
水窪協働センターでは、西浦田楽を紹介したビデオが上映されており、詳しいパンフレット(300円)が売られている。このパンフレットは、ゲットすべし。
観音堂の裏には、うどん、おにぎり、甘酒、お酒、缶コーヒーなどが売られ、暖をとる簡易テントの休憩所がある。しかし、自動販売機はないので、飲料水は必携。
簡易椅子はあると便利。
使い捨てカイロは必携。
煙と火の粉まみれになるので、服装は家で洗えるものがいいかも。

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コメント

来年は、ぜひ御一緒にヽ(´▽`)/

投稿: ヨウダ | 2013.03.07 22:26

夢が叶っておめでとうございます!
レポート楽しみです(^-^)/

投稿: 月扇堂 | 2013.03.07 03:05

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