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平成24年吉阪若葉会

201209173

9月17日、大倉流小鼓方の吉阪一郎先生の社中の会、若葉会が、京都観世会館で開かれた。
吉阪先生に入門して約10ヶ月あまり、私にとって、初めての発表会。
独鼓「船弁慶」で、金剛流の金剛龍謹師がお相手してくださった。

出番は、番外の2曲をのぞいて1番最初。
朝早くにも関わらず、能つながりのお友達、笛のお稽古仲間、ネットつながりのお友達、会社の同僚、近所のお友達、お茶の先生、たくさん応援に駆けつけてくださった。珍しいことに、うちのダンナさんも、来てくれた♪
奇しくもこの日は、私の誕生日でもあり、最高の誕生日プレゼントとなった。
上の写真は、能つながりのお友達がくださったおおきな花かご。
本当に、本当に、ありがとうございました。

初舞台は、間違えたが、気持ちよく打てて快感。
同じ流派の小鼓を習っている笛の姉弟子さんに、初舞台にしては音も声も出ていたとお言葉をいただき、うれしかった。
ダンナさんは、緊張し過ぎで、顔が恐かったと。
会社の同僚のI氏は、仕事場でテッシュボックスで練習している姿と重なり、笑いをこらるのに必死だったそうだ。

この日の着物は、昨年、笛の発表会でも着た寒色系の段ぼかしの絽。
帯は、松の刺繍。kimono gallery晏さんの京都での展示会で運命的に出会ったもの。
夏の装いだけれど、舞台には映える。

201209171

出番が早いと、後がリラックスして楽しめる。
先輩方の舞台を拝見するのは、とても勉強になる。
今回、能を出されたのは、82歳になられる女性。
失礼ながら、その歳にはまったく見えないお若さ。
好きなことに打ち込んでいると、若さを保てるとのこと。
見習うべし、見習うべし。

吉阪先生の息子さん倫平君も初舞台。
日頃、お稽古の様子をみているので、母親のような気持ちで見守る。
満場の拍手。これからが楽しみ。

能楽囃子好きにとって、囃子方の社中の会は、パラダイス。
丸一日、どっぷりと能楽囃子にひたる。
次回の舞台へ向けて、これからも精進、精進。

201209172

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