能と狂言総合誌『花もよ』
能と狂言総合誌『花もよ』の第3号が届いた。
『花もよ』とは、今年の5月に創刊した能狂言の総合雑誌だ。
今年の春に廃刊となった『能楽ジャーナル』の意志を継いだ女性が、編集の代表をつとめ、奮闘しているとのこと。
1冊目は様子見で、能楽堂の書店さんで購入。
おもしろそうな連載もあるし、2号から定期購読を申し込んだ。
高桑いずみさんの連載「 能・狂言 演出の萃点(すいてん)」がお気に入り。
今号のテーマは、能管のお話し。能管を習っている私には、とってもうれしい記事。
各流派の雑誌はあるけれど、やはり能楽ファンにとって、総合的な雑誌は欲しい。
『花もよ』は、まだページ数が少なく、情報も関東が中心は否めないけれど、随所に若い感性にあふれている。
細々でも良いので、長く続けてもらいたいと切に願う。
そのためには、定期購読者を増やしてもらわなければ!
『花もよ』の詳細、定期購読のお申込はこちら→http://www.hanamoyo.info/
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