いま、滋賀がおもしろい。
MIHOミュージアム・大津歴史博物館・滋賀県立近代美術館の3館が連動した特別展、「神仏にいます近江」を展開している。
各館のテーマと会期は、
●信楽会場 MIHOミュージアム
天台仏教への道 2011年9月3日(土)~12月11日(日)
●瀬田会場 滋賀県立近代美術館
祈りの国、近江の仏像 2011年9月17日(土)~11月20日(日)
●大津会場 大津市歴史博物館
日吉の神と祭 2011年10月8日(土)~11月23日(水)
連休の最終日、MIHOミュージアム「天台仏教への道」展へ行って来た。
これが思っていたい以上に面白くって、近江の魅力に引き込まれる。
近江の歴史は、あなどれない。
MIHOミュージアムは、もともと大好きな美術館。
車で、お昼前に着き、まずレセプション館のレストランでおむすび膳を食べるのが、わが家のお決まり。
こちらのレストランは、自然農法で作られた野菜をメインとした料理。

おむすび膳には、季節の野菜が彩りよくそえられ、名物の豆の味が存分に味わえる豆腐を舌の上にのせる幸せといったら。
そしてお腹いっぱいになったら、電気自動車で、本館へと向かう。
谷からの風が気持ちよく、木々が少し色づきはじめている。
天台佛教への道がテーマな展示。
大陸から渡来した仏サマが多くましまして、近江の歴史の古さをまず知らされる。
四方に抜ける部屋の中央に安置された丈六の薬師如来坐像(大日寺)、どっしりした体躯は、拝む者に安堵を与える。
仏像を拝まずに、後ろから横から、くるっと拝見することに抵抗がないではないが、彩色がほとんど剥げ、木目が浮かび上がっている美しさには目をみはる。
そして仏サマに向かって左側面から見ると、別室の阿弥陀如来立像が、薬師如来の左手の薬壷の上にのっているように見えるのを発見して面白がる。
面白いといえば、「阿弥陀二十五菩薩来迎図」(新知恩院)が、たまらなくポップ。
右下に描かれる往生者(施主?)を迎えるために、阿弥陀如来が二十五菩薩をともなって現れる図なのだけれど、二十五菩薩の躍動的な描かれた方といったら、アニメっぽくて、今にも動き出しそうな気配。
二十五菩薩の持ち物は決まっていてそれぞれ楽器を手にしている。自分と重ねるために、笛を持つ菩薩を探す。いるいる。笛を吹いている菩薩サマ。諸手をあげて踊っているのもいいなあ。
こんなに楽しげに迎えに来てくれるなら、あの世も悪くないかもね。
この来迎図の展示は、9/19まで。
その隣に掛けられた仏涅槃図。どの顔も目の周りを真っ赤にしているのは、悲しくて泣きはらしたの?
特別展を見終えた後は、ダンナさんは常設展をくるりと見て回り、私は地下のカフェで紅茶を飲むこともお決まり。ここのカフェの紅茶が、大好きな。お友達のさうびさんのご推薦、季節のフルーツを使ったみつ豆は、前日に販売終了だったのが、ちょっと口惜しい。
帰りは信楽へ抜けて、紫香楽宮跡の宮町遺跡までドライブ。
ススキ、彼岸花、稲刈り風景…日差しはまだまだ暑いものの、すっかり秋の風景。

写真は、紫香楽宮跡のどまんなか。
宮町遺跡の調査が進むにつれ、かつて国指定紫香楽宮跡とされていた所は、甲賀寺跡と推定され、紫香楽宮の全貌があきらかになってきた。
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