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安達原@大津伝統芸能会館

今日は大津市伝統芸能会館へ、吉浪壽晃の会へ行って来た。
大津市伝統芸能会館で能を観るのは久しぶり。

吉浪壽晃師は、謡講で、心地よい謡を聴かせたいただいていたので、シテの舞台を楽しみにしていた。

能「安達原」黒頭・長絲之伝・急進之出
シテ:吉浪壽晃 ワキ:原大 ワキツレ:有松遼一 間:松本薫
笛:杉信太朗 小鼓:林吉兵衛 大鼓:石井保彦 太鼓:井上敬介

前場。
前シテの里女、面は痩女で、深い緑の水衣をまとっていた。
枠桛輪(わくかせわ:つむいだ糸を巻きとる糸車)を回しながら糸を繰る女。
昨日、横川で聴いた六道講式の一節が、なんだかオーバーラップする。
「世間な車の輪の如し、時の変ずる事は転れる輪の如し、人また車の輪の如し、或ひは上り或は下る」

後場。
見てはならないと約束したのに…裏切られた女は、鬼女となってあらわれる。
早笛で三の松まで登場し、また幕へ入り、再登場。笛の音がエキセントリックに響く。
鬼女を祈り伏せようとする山伏たち。
心の闇は誰にでもあり、隠しておきたいもの。
がんばれ鬼女と応援しよう。

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観能メモ」カテゴリの記事

コメント

さうびさん
チラシは、水衣じゃないし、違うと思う。

誓願寺、行けなかったんだ。
Fの会のみなさんは、行って宴会しているはず。
私は京都観世会館へ行きました。
稀曲「輪蔵」、堪能です。

投稿: ヨウダ | 2011.06.12 23:27

ミロクさん
フレーフレー!
能管姉妹は、鬼女の味方ですね(笑)

来月の蝋燭能、味方玄さんの鵺ですね♪
わたしの師匠が笛なので、来ていただきたかったです。残念。

投稿: ヨウダ | 2011.06.12 23:24

安達原のチラシを拝見して、
前シテの衣装がステキと思っていました。
深い緑の水衣はアレと同じかしら。

お能初心者なのに乱暴ですが、
後場の鬼女ってなんだか滑稽で
感情移入できないな〜と思っていました。
私も滑稽だからかなあ、
と今日もヨウダさんのブログで
お能を観た気分になってます。
誓願寺行けなかったし(T_T)

投稿: さうび | 2011.06.12 18:56

同じく、頑張れ!鬼女!

見てはならぬもの、無理に見ようとするのは人の欲。
そんなやつは鬼に喰われてしまえ〜(←アンタが鬼や・笑)

大津伝統芸能会館は、来月の蝋燭能行ってみたかったのですが、無理でした…ガックリ。

投稿: ミロク | 2011.06.12 07:03

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