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清経・恋之音取@大槻能楽堂

大槻能楽堂の自主公演〈平家物語を観る—「戦いのあわれ!」を語る〉第13回「清経 恋之音取」に行って来た。
この日、京都では、井上定期で井上裕久さんが、「第六天」をやるというので、ギリギリまでどちらへ行こうか迷っていた。最終的に、杉先生の恋之音取を聴いたことがなかったので、清経に行くことに決める。

能「清経」恋之音取
シテ:片山九郎右衛門 ツレ:味方玄 ワキ:福王和幸
笛:杉市和 小鼓:曽和博朗 大鼓:河村総一郎

清経は好きな曲のひとつ。
清経の妻のもとに、家臣が訪ねて、清経が入水したことを告げ、その形見を届ける。しかしそれを受けとらない妻。その晩、清経が枕元に現れる。妻は自分を残して自ら命を絶った恨みを言い、清経は思いを込めて送った形見を返した妻をなじる。

恋之音取の小書がつくと、笛方が地謡の前まで進み、橋がかりに向かって独奏する。シテは、半幕で半身だけ姿を見せて後、笛の音に導かれてゆっくりと橋がかりを進み、また立ち止まりながら登場する。
杉先生の恋之音取、とても好みheart02 かっちょ良かった。
後見に左鴻師匠がついていらしたが、早く師匠の恋之音取を聴いてみたい。

シテの片山九郎右衛門さんと、ツレの味方玄さんの掛け合いは、息ピッタリで臨場感があって見事としかいいようがない。

見応えのある舞台だった。

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