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週末の観能メモ

4月24日(日)、京都観世例会と金剛定期のメモ

観世流能「巴」
シテ:浅井通昭 ワキ:小林努 有松遼一 岡充 ワキ:茂山良暢
笛:左鴻泰弘 小鼓:竹村英敏 大鼓:石井保彦

シテが橋かかりをゆっくりと登場するときの師匠の笛が、粟津が原の情景をありありと表現していて、それだけで涙が出そうになった。

浅井通昭さんのシテの舞台を観るのは久しぶり。
浅井通昭さんは、以前に拝見した「千手」の重衡のイメージが強くって、平家を読んでいて重衡が出てくると、必ず浅井通昭さんの顔が思い浮かぶ。

金剛流能「熊野」花之留
シテ:金剛永謹 ツレ:廣田泰能 ワキ:福王和幸 ワキツレ:喜多雅人
笛:杉市和 小鼓:林吉兵衛 大鼓:河村総一郎

金剛宗家の「熊野」。「熊野」は好きな曲。
舞の途中、笛が盤渉調に変わり、さも雨が降り出したような感じ。
小書の花之留は、観世流でいう村雨留。
終演後、ロビーで熊野大好きのお友達が、短冊が出なかったのはなんで~?と駆け寄ってきた。
確かに和歌を詠んで袂から短冊を取り出し、扇を筆に見立ててしたためるのが熊野のイメージなんだけど、短冊が無かった。
金剛流だから?小書のせい?あれこれと思いをめぐらす。

追記:普通は短冊は出さず胸にしまったままで、いろいろと小書きが付くと短冊を扱うとのこと。私は、観世流を観る機会が多いからいつも小書がついていたのでしょうか。
教えてくださったお友達に感謝。

今年は「熊野」の道行きを、追体験するオフ会を企画しようと思っていたが。
あっという間にその時期を逸してしまった。無念。
一昨年の一人で道行きした時の写真、書きかけた記事もそのままなので、そろそろ仕上げねば。

金剛流能「昭君」早装束
シテ宇高通成 ツレ:宇高徳成 子方:倉知益巨 ワキ:高安勝久
笛:光田洋一 小鼓:吉阪一郎 大鼓:谷口正壽 太鼓:前川光範

能を見始めたころに観世流で観たのだけれど、ほとんど覚えて無くて、初見に近い感じで観る。
早装束の小書で、中入後、すぐに子方がでて、シテも登場。

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