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俊成忠度@金剛定期

土曜日に大槻能楽堂で「忠度」を観て、どうしても「俊成忠度」が観たいと思ったら、翌日の金剛定期であるというので行って来た。

「忠度」は、藤原俊成ゆかりの僧が、須磨を訪ねて、一夜の宿を求めた老人が、実は平忠度の霊であるという話。
「俊成忠度」は、平忠度を討取った岡部六弥太が、形見の短冊を持って、藤原俊成をたずねた所に、忠度の霊が現れるという話。
どちらの曲も『平家物語』の忠度最期、忠度都落を題材としている。
好みは「忠度」だけど、「俊成忠度」も修羅能好きとしては、はずせない。

能「俊成忠度」
シテ:豊嶋三千春 ツレ:豊嶋幸洋、重本昌也 ワキ:村山弘
笛:森田保美 小鼓:林吉兵衛 大鼓:谷口正壽

豊嶋三千春師の忠度は、忠度の執心が全面に出ていて、重厚。切なくなった。

写真は、藤原俊成をまつる俊成社で、烏丸通松原の東側にある。この辺りに俊成邸があったと伝えられ、祀られた社だ。
『平家物語』の語り本系では、忠度都落の際に訪ねる俊成の邸宅は、五条京極としている。五条京極邸は、左京四坊十三町なので、俊成社のあたりよりも東の寺町通松原上ルあたりになる。

20110329


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