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磯野浩光「京都市内に現存する能舞台略考」

能好きな妻のために、ダンナさんが教えてくれた情報。

『京都府埋蔵文化財論集第6集』(京都府埋蔵文化財調査研究センター 2010年)に、磯野浩光氏が「京都市内に現存する能舞台略考」と題する小論を載せている。

なんで考古学の論集に能舞台の論考が?と思われるかもしれない。
京都迎賓館建築に先立つ発掘調査で、江戸時代末期の公家屋敷跡が検出され、その屋敷跡の内部に、能舞台が設けられていたことが見つかっているのだ。
それに関連して、能楽略史と京都との関わり、現存する能舞台に言及されている。

『京都府埋蔵文化財論集第6集』は、市販はされていない。いずれ京都府立図書館や、総合資料館に行けば閲覧できるはずだ。

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