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平成23年春日神社王祇祭演目

今年も黒川能の王祇祭が近づいてきた。

今年の演目は何だろうとネットで検索したが見つからなかったので、黒川能保存会事務局さまに問合せて教えていただいた。

平成23年春日神社王祇祭

【上座】
大地踏
式三番
能「絵馬」
狂言「末広」
能「八島」
狂言「附子」
能「羽衣」
狂言「釣女」
能「道成寺」
狂言「こんかい」
能「猩々」

【下座】
大地踏
式三番
能「高砂」
狂言「禰宜山伏」
能「一角仙人」
狂言「膏薬煉」
能「三輪」
狂言「附子」
能「紅葉狩」
狂言「針立雷」
能「嵐山」

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〈宣伝〉TTR能プロジェクト春公演「小鍛冶 黒頭別習」

囃子方の幸流小鼓方成田達志師と、大倉流大鼓方山本哲也師のお二人の能企画ユニットであるTTR能プロジェクト。この春の能公演は、観世流能「小鍛冶 黒頭別習」。

TTR能プロジェクトの企画のライブ能へは2回行ったことがあるが、いずれも「良いわ〜heart04」と夢心地にさせていただいた。能公演へは、まだ行ったことがない。今回の春公演の番組には、素囃子「延年之舞」もあり、ぜひとも行ってみたいものだ。能「小鍛冶」の小書「黒頭別習」がつくと、「黒頭」よりさらに重いあつかいとなり、後シテの出端に「乱序」が用いられるとのこと。

以下は、TTR能プロジェクトブログからの引用。

TTR能プロジェクト春公演「小鍛冶 黒頭別習」

【日時】2/16(水) 午後7時開演
【会場】大阪能楽会館(大阪市北区中崎西2丁目3—17)

◆素囃子「延年之舞」
笛:杉市和 小鼓:成田達志 大鼓:山本哲也

◆解説 河村晴道

◆能「小鍛冶」黒頭別習
シテ:上田拓司 ワキ:福王和幸 ワキツレ:福王知登 アイ:茂山逸平
笛:杉市和 小鼓:成田達志 大鼓山本哲也 太鼓:前川光長
 
小気味よいテンポで展開する名刀誕生の奇跡譚。見どころ聴き所満載で初心者にも文句なしに楽しめる人気曲です。ですが、この「小鍛冶」、「黒頭別習」と小書がつくと、非常に珍しい曲目となります。この難曲のシテを勤めるのは、芸術祭新人賞を取り、乗りに乗っている上田拓司さん。
地頭には、襲名間もない片山九郎右衛門さんという力の入った配役です。
また囃子方ユニットらしく素囃子「延年之舞」や、河村晴道さんの解説など、見逃せない公演となっています。「難しい」と思われがちな「能」の入門にもぴったりな作品だと思います。
 
チケットの購入など、詳しくは、
http://ttr-noh.dreamlog.jp/
 
お問い合わせは
mail@ttr-noh.net

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週末の観能メモ

1番下のルークが1週間ほど前から調子が悪く、病院へ連れて行くと椎間板ヘルニアと診断された。注射で様子見。このまま元気になると、投薬治療ですむが、歩けないようだと手術となる。いまのところ元気そう。

私自身も、分子治療を終え、次の治療について来月までに返答せねばならず悩み中。治療を続けるか続けないかで、続けるとしたら、5年間のホルモン治療。その副作用を考えると憂鬱。

ブログもサイトも、ちょっと休憩。

自分のためのメモ
◆1月22日(土)片山定期能第1回
能「賀茂」素働
シテ:味方玄 前ツレ:梅田嘉宏 後ツレ:武田大志 ワキ:原大 小林努 有松遼一 アイ:茂山茂
笛:杉信太朗 小鼓: 曽和尚靖 大鼓:河村大 太鼓:井上敬介

味方玄師の舞台は、いつだって魅せられる。今回は、正面の最前列に座っていたせいもあるけれど、一挙手一投足に目が離せない。終演後、能つながりのお友達に、東京のテアトルノウ、行きたい〜!と訴える。

狂言「子の日」
茂山七五三

考えてみれば女性にとっては失礼な!という話の内容。笑いというものは、いかにおおらかでかつ残酷なものか。

能「大原御幸」
シテ:片山幽雪 ツレ:梅田邦久 分林道治 橋本忠樹 ワキ:福王和幸 ワキツレ:森本幸治 広谷和夫 中村宣成 アイ:松本薫
笛:杉市和 小鼓: 荒木賀光 大鼓:河村総一郎

ツレの後白河法皇、宝生流の近藤乾之助師の予定だったが、緊急入院されたされたそうで欠勤。替わりに梅田邦久師が勤められた。
大原御幸という曲は、謡い物として作られたものだそうな。
平家物語好きのワタシにとって、その世界が、目の前に展開されているんだから至福。

◆1月23日(日)林定期
能「老松」紅梅殿
シテ:味方健 ツレ:味方團 ワキ:原大 ワキツレ:小林努 有松遼一
笛:森田保美 小鼓:曽和尚靖 大鼓:守家由訓 太鼓:前川光範

紅梅殿の小書がつくと、後場に、ツレが天女姿で紅梅殿として登場する昔の演出。

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京都能楽養成会研究発表会

仕事を終えてから、京都能楽養成会の研究発表会を観に行く。
見所の人が少なかったので、めったに座らない正面席の真ん中に座ってみた。
シテの舞姿が美しく見える♪
でも、笛方さんの吹き姿は、中正面寄りからの方が、好みかな。

京都能楽養成会 平成22年度(第5回)研究発表会
◆狂言「棒縛」 鈴木実 山下守之 井口竜也

◆観世流舞囃子「高砂」
シテ:武田大志 笛:森田浩平 小鼓:吉坂一郎 大鼓:河村凛太郎 太鼓:井上敬介

◆金剛流仕舞「敦盛」 山田夏樹

◆観世流舞囃子「小袖曽我」
シテ:大江広祐 ツレ:河村浩太郎
笛:杉信太朗 小鼓:成田奏 大鼓:石井保彦

◆小舞
「泰山府君」 新島健人
「府中」 山本善之
「海道下り」 桝谷雄一郎

◆観世流舞囃子「羽衣」
シテ:大江泰正
笛:森田浩平 小鼓:吉坂一郎 大鼓:石井保彦 太鼓:井上敬介

◆金剛流舞囃子「熊坂」
シテ:宇高徳成
笛:杉信太朗 小鼓:吉坂一郎 大鼓:渡部諭 太鼓:井上敬介

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ルークの正体は?

恐がりのルーク。箱にのせてみた。

尾っぽをまいてビクビク。

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あっ!
尾っぽがあがってきたぞ。

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こっちを見てる?

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げっ!
目から緑の光線が!

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四季彩能〜近江八景

今年の四季彩能のテーマは近江八景。
珍しい曲もあるし、楽しみ、楽しみ。通し券を買う。
しかし、初会なのに、お客さんの入りが少なかったのは寂しいかも。

◆素謡「神歌」
浦部好弘 田茂井廣道
地謡:浦田保浩・越賀隆之・河村晴久・大江信行

◆能「竹生島」         
シテ:梅田嘉宏 ツレ:宮本茂樹 ワキ:原大 ワキツレ:小林努・有松遼一 アイ:小笠原匡
笛:左鴻泰弘 小鼓:林大和 大鼓:井林久登 太鼓:井上敬介

間狂言、社人が宝物の数々を披露して、岩飛びを見せる。岩飛って、何なんだろう?気になる。
お稽古中の舞働、お手本をしっかりと拝聴。

◆狂言「井杭」
小笠原匡 山本豪一 小笠原弘晃

小笠原弘晃くん、10歳。かわいくって、おばさんはメロメロになりましたよ。

◆能「巴」   
シテ:松野浩行 ワキ:小林努 ワキツレ:有松遼一・岡充 アイ:泉慎也
笛:杉信太朗 小鼓:林大輝 大鼓:谷口正壽

巴の仕方話にぐんぐんとひきこまれる。

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竹村俊則原画展@京都市歴史資料館

会期が、明後日(1月16日)の日曜日までなので、京都市歴史資料館で開催中の「竹村俊則元画展」へ、再度行って来た。
京都の史跡めぐりを趣味にするものにとっては、バイブルでもある『新撰京都名所図会』と、その改訂増補版である『昭和京都名所圖會』、それらの著書を飾る挿画の鳥瞰図の原画の展示。
ぜひとも足を運んでいただきたい。

今回の展示を見て、初めて知ったのだが、『新撰京都名所図会』の原画を、ホワイトで修正して『昭和京都名所圖會』に使われているなど、興味深いことが多い。
何が修正されているかというと、市電がなくなったり、自動車の形が違ったり。
また挿図には使われていない着色された鳥瞰図も何点か展示されていて、一見の価値あり。
鳥瞰図作家としての竹村俊則先生のすばらしさがよくわかる。
原画は約600点も残されているという。これらの原画が、京都観光や、史跡保存に、なんらかの役に立つのではないかと、模索したい。

30年ほど前、学生時代に、アルバイトしていた『平安時代史事典』(角川書店)の編集室に、何度か訪ねて来られた晩年の竹村俊則先生にお会いしている。たいへん腰の低い方で、アルバイトの学生にも丁寧に声をかけてくださった。
もちろんその時、『昭和京都名所圖會』を書かれた先生であることは存じ上げていたが、何をお話しして良いやらわからなかった。今になって思うと、もっと、もっといろいろと教えを乞うべきであったことを後悔している。

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今年最初の京都のお稽古日。

昨年、入門されたTさんが、お父様から譲られたという笛を持参されるというので、楽しみにしていた。
漆塗りの箱には、大きく「松風」と銘が入っている。
革製の筒袋、紅葉を散らした蒔絵の筒に納められた笛は、古色を帯びて存在感がある。
頭金は、迦陵頻伽のように見えるのだけれど、何なのだろう?

Sさんが使っていらっしゃる笛も、おばあ様から譲り受けたものだという。

Tさん、Sさん、そして私の笛を並べてみる。
だいたいは同じピッチだけれども、太さも孔の大きさも微妙に違う。

笛が大切に受け継がれて行くって、ステキだ。

私の笛「七草」、つきあいはじめてまだ1年とちょっと。
自分の子どものように思えてしかたない。
大切に、大切に育てたい。

が、舞働6回目。
思うように吹けない。トホホ。
ごめんね、七草。

今日のお稽古には、以前、大阪薪能に誘ってくれたスレンダー美人のFさんが見学に来てくださった。

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観能グッズ

能を観に行く時のマイバッグに、最近、優れモノな2点が加わった。

ニコンのオペラグラス「 ミクロン 7x15」。
今まで使っていたモノよりも、ずっとクリアに見える。
笛方さんの笛を吹く姿、大小の鼓銅の文様、装束や面の表情を、ガン見する。

ヒントミント クラシックラベル。
写真の赤いケースのミントタブレット。
ケースがスライド式になっており、音をたてずに開けて、口に運ぶことができる。お土産にいただいたのだが、味も気に入ったので、お取り寄せして、定番入り。

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ワタシの定番観能グッズ。

「三百五十番集」
ちょっと詞章を確かめたいときとか、休憩時間の予習に最適。小さけれども、ほとんどの曲がカバーできるので重宝している。しかし、最近、老眼が進んで、文字が見にくくなったかも…

大判のストール
能楽堂は、冬は寒く、夏も寒い。1年中必需品。

方眼ノート
1曲につき1ページで、気になったことや、装束の文様などをメモ。初めは、松野奏風や須田国太郎をめざしてデッサンしていたけれども、途中で挫折。

クリアケース
公演チラシをもらって帰るために必要。

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大阪初稽古が寄席に!

今年最初の大阪のお稽古。
一通りお稽古が終わった後、サプライズが待っていた!

大学時代から落語をやっている兄弟子(芸名は千里家桜夢)さんが、得意ネタ「植木屋娘」を披露してくださった。
私は兄弟子さんの落語を聞くのは初めて。想像していた以上にお上手で、ぜひとも落語会におじゃましたい。

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5回目、舞働。
頭ではわかっているんだけれど、なぜか違うことを吹いている。
あかんわ〜。


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京都観世会1月例会

今年最初の京都観世例会。
入り口には門松・しめ飾り、ロビーには鏡餅と、お正月らしい絵が飾られたいた。
能舞台には、注連縄がはりめぐらされている。
揚幕で、切火をきる音が聞こえる。
見所も満員で、緊張感がただよう。
囃子方も地謡も、常とは違う礼装。
翁は観世清和師。
足のはこびがなんともいえずに美しい。
お正月の能楽堂の雰囲気は、大好き。

今年はなるだけキモノを着て能楽堂へ出かけようと決心したのだけれど、キモノに着替えて出かける時間がなかった。帯の結び方を忘れてしまいそうだ。いや、半分忘れているぞ。

◆能「翁」
翁:観世清和 三番三:茂山良暢 千歳:宮本茂樹 面箱:島田洋海
能「老松」
シテ:片山九郎右衛門 ツレ:河村博重
ワキ:福王茂十郎 ワキツレ:廣谷和夫、森本幸冶 間:茂山千三郎
笛:森田保美 小鼓:(頭取)林吉兵衛 (脇鼓)林大和 林大輝 大鼓:河村大 太鼓:小寺佐七

後シテの装束の色の取り合わせが、老松の精らしくてステキ。冠の松の挿頭から両脇に垂らした日陰の糸の緑。狩衣の緑、大口の茶色。

◆能「羽衣」彩色之伝
シテ:杉浦豊彦 ワキ:福王和幸 ワキツレ:永留浩史、中村宜成
笛:杉市和 小鼓:曽和博朗 大鼓:石井保彦 太鼓:前川光長

◆半能「岩船」
シテ:河村和貴 ワキ:小林努 ワキツレ:有松遼一 岡充
笛:左鴻泰弘 小鼓伊吹吉博 大鼓:井林久登 太鼓:井上敬介

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今年の初稽古

昨日は、今年最初の大津のお稽古日。
車で向かう。逢坂山あたりから雪。

舞働、4回目。
まずは唱歌どおりなんとか通しては吹き通せた。
次に、太鼓があがるのを聞いて一クサリ吹いてと言われても、どこで太鼓があがったのかさっぱりとわからずに、何度も玉砕。
次の稽古までには、唱歌を見ずに、師匠のペシパシという張扇に集中できるようにせねば。

下手な笛の音につきあってくれる犬たち。

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「お笛の練習だよ〜」と言うと、寄ってきて聞いてくれる(ような気がする)。
獅子が吹けるようになるまでがんばるからね。


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藤田流舞囃子

F氏の生活と意見」のFさんから情報をいただき、「藤田流舞囃子 CD」を買いました♪
囃子のお稽古や、観世流の舞のお稽古用に作られたCDで、舞囃子が27曲収録されています。

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藤田流舞囃子 CD(謡・観世流)全5巻27曲
平成22年1月18・19日制作
著作・制作:財団法人 京都観世会
監修:片山清司・藤田六郎兵衛
演奏者
謡(観世流)片山清司・青木道喜・味方玄
笛(藤田流)藤田六郎兵衛
小鼓(幸流)曽和尚靖・成田達志 (大倉流)吉坂一郎
大鼓(石井流)河村大・谷口有辞 (大倉流)山本哲也
太鼓(観世流)井上敬介 (金春流)前川光範

曲目については、藤田六郎兵衛師のサイトで。

平成4年に、片山幽雪師が監修し、京都観世会が制作した「新修練習用囃子テープ」(全部で31曲、1曲3000〜3500円)と、ほぼ同じかな。こちらのカセットテープは、笛が杉市和先生なので、森田流。

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『京都名所圖會』竹村俊則の原画展

京都の歴史案内書としては、他の追随を許さぬ大著である竹村俊則先生の、『新撰京都名所図会』(白川書院 1958-1965年 全7冊)とその改訂増補版である『昭和京都名所圖會』。
これらの著作には、竹村先生ご自身が描かれた鳥瞰図が挿絵として掲載されている。

現在、京都市歴史資料館(上京区寺町通丸太町上ル)のテーマ展で、その鳥瞰図の原画展が開催されている。京都の史跡を愛するものにとって、必見の展示だ。

テーマ展 『京都名所圖會』竹村俊則の原画
平成22年11月4日〜平成23年1月16日(休館日 月曜日 祝日)
入館無料

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〈宣伝〉京観世の伝統ー記録と記憶から聞こえるもの

ここ数年通ってる日本伝統音楽研究センターの、京都市立芸術大学創立 130 周年記念事業 日本伝統音楽研究センター平成22年度第3回公開講座を宣伝いたします♪

昨年末に、この公開講座の企画をお聞きしたときから、ずっと心待ちにしていた。
少し前に京の町には、生活の中に謡曲がとけこんでいたのではないかと思っている。
私の嫁ぎ先は商家であるが、90歳近い叔母が若い時、寄合の後の宴席では必ず誰かが謡をうなったと話していた。昨年見学した、京都近郊の成年式の民俗行事の中で、高砂の謡が使われたいた。また京都の神社を巡ると、絵馬殿や拝殿に、おびただしい数の謡曲の奉納額が掲げられているにを目にすることができる。
それらは、紛れもなく「京観世」だと思う。

以下、日本伝統音楽研究センターのサイトより引用

日本伝統音楽研究センター平成22年度第3回公開講座
京観世の伝統―記録と記憶から聞こえるもの

「京観世」とは、京都の観世流の能や謡をさすために用いられた言葉です。京都の観世流は、とくに謡いぶりにおいて、東京の観世流と大きな違いがあることが知られていました。残念ながら、交通機関や録音技術の発達、伝承についての考え方の変化などにより、京観世の独特な謡いぶりは、ほぼ失われてしまいましたが、記録はある程度残されており、伝承の正しさを検証する作業も進められつつあります。この講座では、研究者、能楽演技家を講師として招きつつ、書かれた記録と担い手の記憶から、かつての京観世の謡いぶりの実態にせまり、京都らしい謡いぶりがどのようなものか、明らかにします。

参加の皆様とともに、京都の観世流の過去だけではなく、現在、そして未来の「京観世」をも展望することができれば幸いです。

連続公開講座 (通し券はもうけません。各回)
会場:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA2
(京都市中京区油小路通御池押油小路町238-1 堀川御池ギャラリー内)
地図/アクセス案内はギャラリー@KCUA2(アクア2)ホームページをご覧ください。

2月5日(土)14時~16時
講演:京観世の歴史
講師:大谷節子(神戸女子大学教授、国文学・芸能史)
受講料:500円

2月6日(日)14時~16時
講演:歴史的変遷の中の京観世
講師:高桑いづみ(東京文化財研究所無形文化遺産部室長、日本音楽史)
受講料:500円

2月8日(火)14時~16時
ワークショップ:京観世の録音をきく(その1)
進行役:藤田隆則(本学准教授、民族音楽学)
受講料:500円

2月9日(水)14時~16時
ワークショップ:京観世の録音をきく(その2)
進行役:藤田隆則(本学准教授、民族音楽学)
受講料:500円

2月10日(木)14時~16時
講演:京観世林家を含む京都の謡いぶり
講師:味方健(観世流能楽師)
受講料:500円

2月11日(金)14時~17時
講演と実演:京観世の伝統
講演:昭和五十年代の京観世 講師:羽田昶(能楽研究者)
講演:記録と記憶のなかの京都の謡 講師:五島邦治(京都造形芸術大学客員教授、日本歴史学)
素謡の実演:井上裕久(観世流能楽師) 吉浪壽晃(観世流能楽師)
受講料:2000円


展観 :京観世の伝統:記録と記憶から聞こえてくるもの
2月5日(土)~2月13日(日)
会場:@KCUA2
※11:00~19:00(最終入館18:45まで)
――――――――――――――――――――――――――
主催:京都市立芸術大学
問合せ先:京都市立芸術大学企画広報課(電話075-334-2204)

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新春能2日目@大槻能楽堂

大槻能楽堂の新春能2日目に行って来た。
開演10分前に駆け込む。
新春能だけあって、美しいキモノ姿の方が多かった。姉弟子さんも艶やかなキモノ姿。能つながりのお友達も総絞りのキモノ姿。
私といえば、地味っぽい(普段着キモノ)。京都観世会の1月例会は、晴着で行くぞと固く決意!

◆大槻能楽堂自主公演 新春能2日目
喜多流「翁」
翁:友枝昭世 三番三:山本東次郎 千歳:山本則秀
笛:藤田六郎兵衛 小鼓(頭取):大倉源次郎 小鼓(脇鼓):清水晧祐、荒木建作 大鼓:山本哲也

やっぱりお正月は翁がなくっちゃ始まらない。
喜多流の翁は初めて観る。
山本東次郎師の三番三、神がかっているように思えた。
六郎兵衛師の笛heart01終演後、ロビーにいらしたので、藤田流舞囃子を買いましたと言おうと思ったけれど、小心者で言えなかった。とほほ。

狂言「鐘の音」    
シテ:山本則俊 アド:山本則重 山本則秀

観世流能「羽衣」      
シテ:片山幽雪 ワキ:福王茂十郎 ワキツレ:福王知登、喜多雅人
笛:杉市和 小鼓:曽和博朗 大鼓:山本孝 太鼓:三島元太郎

天冠にのっているのは、パンフレットによると白蓬とあったが、桜花のように見えて華やかで、天女の美しさを引き立てていた。面も増とあったが、若やかな乙女のような感じ。
中正面の1番前に座っていたので、天女が一の松に立ち舞台の方を見つめる姿を、真正面から拝見することができた。なんとも凛として美しい。
今年初めての杉先生の笛heart02

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昨年末の観能メモ

昨年末に観たもの。って、今ごろ…(汗
明日は大槻能楽堂の二日目に行くので、その前にということで、自分のための観能メモ。

◆藤田大五郎三回忌偲ぶ会
舞囃子「絵馬」
関根祥六 関根知孝 関根祥丸
笛:一噌隆之 小鼓:幸正昭 大鼓:柿原弘和 太鼓:金春国和

一調一管「唐船」
高橋章 笛:一噌幸弘 太鼓:金春惣右衛門

能「清経」恋之音取
シテ:野村四郎 ツレ:鵜澤久 ワキ:宝生閑
笛:藤田貴寛 小鼓:幸清次郎 大鼓:安福建雄

舞囃子「葛城」大和舞
梅若万三郎 
笛:藤田次郎 小鼓:観世豊純 大鼓:国川純 太鼓:小寺佐七

仕舞「砧」観世清和

連吟「鉢叩」野村万作 野村万之介 野村萬斎

一調「鐘之段」石原昌和 小鼓:亀井俊一

一調「笠之段」櫻間右陣 大鼓:内田輝幸

一調「山姥」梅若猶彦 太鼓:三島元太郎

舞囃子「江口」干之掛
観世銕之丞 笛:一噌庸二 小鼓:大倉源次郎 大鼓:亀井忠雄

舞囃子「安宅」延年之舞
坂井音重 
笛:成田寛人 小鼓:曽和正博 大鼓:亀井広忠

舞囃子「天鼓」盤渉
梅若玄祥
笛:一噌仙幸 小鼓:観世新九郎 大鼓:安福光雄 太鼓:助川治

仕舞「楊貴妃」橋岡久太郎
仕舞「遊行柳」山本順之
仕舞「西行櫻」観世喜之

舞囃子「乱」双之舞
久田勘鴎 久田勘吉郎
笛:藤田貴寛 小鼓:住駒充彦 大鼓:佃良太郎 太鼓:小寺真佐人

舞囃子「融」遊曲
近藤乾之助
笛:藤田次郎 小鼓:鵜澤洋太郎 大鼓:柿原崇志 太鼓:観世元伯

一噌流の笛を、めいっぱい楽しむ。
藤田貴寛師の笛は好きだけど、清経では、まるで龍笛を聴いているみたいな印象。
近藤乾之助師の世にも美しい融を拝見できた幸せといったら。至福。

◆みやびとひかり能乃会
能「羽衣」和合之舞
シテ:橋本光史 ワキ:福王和幸
笛:竹市学 小鼓:曽和尚靖 大鼓:谷口有辞 太鼓:井上敬介

仕舞「富士太鼓」井上裕久

狂言「清水」
シテ:小笠原匡 アド:泉愼也

仕舞「橋弁慶」橋本光史 橋本淑香

能「大仏供養」
シテ:橋本雅夫 ツレ:橋本擴三郎 子方:橋本充基 ワキ:原大 立衆:宮本茂樹 深野貴彦 浦部幸裕 浅井通昭 間:小笠原匡
笛:杉信太朗 小鼓:成田達志 大鼓:山本哲也

景清が主役の能「大仏供養」。初めて観るし、平家モノだし楽しみにしたいたが、能としてはあまり面白くない展開。

◆河村研究能
能「巻絹」
シテ:樹下千慧 ツレ:田中義人 ワキ:岡充 間:茂山良暢
笛:左鴻泰弘 小鼓:林大和 大鼓:河村大 太鼓:前川光範

能「項羽」
シテ:河村浩太郎 ツレ:松野浩行 ワキ:有松遼一 間:山口耕道
笛:森田保美 小鼓:曽和尚靖 大鼓:渡部諭 太鼓:前川光範

2010年、師匠の笛の聴き納め神楽でした。

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謹賀新年

20110103_2

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

flair今年の目標。
いっぱいありすぎて、書ききれない。

写真は、2011年1月1日の金閣寺。ダンナさん撮影。
わたしは同じ時間に、平安神宮の京都能楽会新年奉納で、神楽式を観能。
今年最初の観能の笛が、師匠だったのはうれしい。
片山清司改め片山九郎衛門さんの舞囃子「高砂」も、すばらしかった。
お正月は主婦は多忙。高砂までで失礼する。平安神宮へ行って、お参りしないとは!

◆京都能楽会新年奉納
「神楽式」
シテ:金剛永謹 三番三:茂山良暢 千歳:山口耕道
笛:左鴻泰弘 小鼓:竹村英敏 大鼓:井林久登

舞囃子「高砂」
シテ:片山九郎右衛門(清司改メ) ワキ:有松遼一
笛:杉信太朗 小鼓:曽和尚靖 大鼓:石井保彦 太鼓:井上敬介

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