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〈チラシ〉分林弘一喜寿祝賀分林道治独立十五年周年記念能

いよいよ今週末に迫ってきたので再掲いたしますo(*^▽^*)o
なんだかワタシまでドキドキ。

分林弘一喜寿祝賀 分林道治独立十五年周年 記念能
12月5日(日) 午前11時開演(10時開場)
京都観世会館
S席13000円(前売1階指定席) A席(1階指定席当日指定)10000円 B席(2階自由席)7000円

仕舞「猩々」分林桜子

能「鶴亀」
シテ:分林弘一 ツレ:分林道隆 分林寛奈子 ワキ:原大 ワキツレ:有松遼一 岡充 アイ:小笠原匡
笛:森田保美 小鼓:伊吹吉博 大鼓:柿原弘和 太鼓:井上敬介

仕舞「笹之段」〈百万〉梅田邦弘
仕舞「網之段」〈桜川〉片山伸吾
仕舞「鵜之段」〈鵜飼〉大江又三郎

狂言「寝音曲」野村万禄 小笠原匡

能「千手」郢曲之舞
シテ:片山清司 ツレ:片山幽雪 ワキ:宝生欣哉
笛:杉市和 小鼓:曽和博朗 大鼓:河村大

仕舞「枕之段」〈葵上〉吉井基晴
仕舞「笠之段」〈蘆刈〉井上裕久
仕舞「玉之段」〈海人〉浦田保浩

能「道成寺」赤頭
シテ:分林道治 ワキ:福王和幸 ワキツレ:山本順三 喜多雅人 アイ:野村万禄 吉住講
笛:左鴻泰弘 小鼓:成田達志 大鼓:柿原崇志 太鼓:観世元伯

クリックすると、別ウィンドウで大きくなります。

Wake01 Wake02

詳細については、分林道治師のブログで!→こちら

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京都観世11月例会@京都観世会館

タイトルだけで力つきる…

番組だけメモ。

◆能「清経」
シテ:河村博重 ツレ:橋本光史 ワキ:平木豊男
笛:帆足正規 小鼓:曽和博朗 大鼓:河村総一郎

二日続けて「清経」を観たので、思うところがいっぱいあり。
帆足先生の笛、久々heart01

◆能「三井寺」
シテ:梅田邦久 子方:橋本充基
ワキ:高安勝久 ワキツレ:小林努 有松遼一 アイ:善竹忠一郎 善竹隆平
笛:杉市和 小鼓:吉阪一郎 大鼓:井林清一

子方ちゃん、かわいすぎ。ぴくりともせずに、じっと座ってて、えらい。しっかりと勤めてたheart01

◆能「融」
シテ:浦田保親 ワキ:原大 アイ:善竹隆司
笛:藤田六郎兵衛 小鼓:林吉兵衛 大鼓:谷口有辞 太鼓:前川光長

六郎兵衛師の笛、久々heart01

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能囃子の世界 和のしらべ〜能管の魅力を探る@大阪能楽会館

11月27日
大阪能楽会館へ、「第三回能囃子の世界 和のしらべ〜能管の魅力を探る」を聴きに行ってきた。
「和のしらべ」は、音楽としての能囃子を楽しむ会で、阪神間の能楽囃子方で構成される調和会の主催。
特に第三回目は、能管の魅力に迫る構成で、笛を中心に選曲されている。

貞光義明師のお話を聞くのを楽しみにしていた。今年79歳。
囃子方さんが表に出ることはめったにないし、どんな話がとびだすのかと緊張していた。
まずは愛用の笛について語りはじめられたのだが、作者をど忘れするボケっぷりに、なんだかぐっと親しみを感じて、こちらの緊張もふっとんでしまい、終始にこやかな笑いの中で進められた。
師の愛用の笛は、「小枝」という銘で、巴御前愛用の笛といういわれがあるとのこと。名管録に載っている「小枝」(桜田作)なのかなあ?気になる。
笛を始めたころの話、修行中の話、大失敗な舞台の話、興味がつきない。もっと聞きたい。

鶴之舞は、昭和34年、土岐善麿・喜多実による新作能「鶴」の上演の際に作られたもの。「能楽囃子のバリエーション」のレコードに、藤田大五郎・幸宣佳・安福春雄・金春惣右衛門の演奏で収録されていた。最近、復刻した能楽囃子体系のCDの中にも入っている。
最初から盤渉の高い音で始まるこの曲は、赤井啓三師の笛の音にはぴったりと思った。

長山禮三郎師を久々に拝見したが、どんどんとひきこまれた。
「清経」は、観る回数が多い番組ベスト1なんだけれど、とても新鮮に感じた。
この方の他の舞台も観てみたい。

◆舞囃子「右近」 赤瀬雅則
笛:貞光義明 小鼓:久田陽春子 大鼓:守家由訓 太鼓:上田慎也

◆素囃子「鞨鼓」
笛:森田啓子 小鼓:高橋奈王子 大鼓:森山泰幸

◆舞囃子「盛久」 山本博通
笛:貞光卓生 小鼓:上田敦史 大鼓:辻雅之 

◆舞囃子「融 酌之舞」 波多野晋
笛:野口亮 小鼓:成田達志 大鼓:山本哲也 太鼓:中田弘美

◆対談「長老に聞く−能管の魅力」 貞光義明 守家由訓

◆舞囃子「梅枝」 齊藤信隆
笛:左鴻雅義 小鼓:久田舜一郎 大鼓:大村滋二

◆舞囃子「船弁慶 重キ前後之替」 赤松禎英
笛:貞光訓義 小鼓:荒木建作 大鼓:上野義雄 太鼓:上田悟

◆素囃子「鶴之舞」 
笛:赤井啓三 小鼓:清水晧祐 大鼓:辻芳昭 太鼓:三島元太郎

◆能「清経 恋之音取」
シテ:長山禮三郎 ツレ:長山耕三 ワキ:福王知登
笛:野口傳之輔 小鼓:荒木賀光 大鼓:山本孝 

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秋の鳴滝能@杉浦能舞台

自分のためのメモになりつつあるブログ。
忘れないうちに書いておこう。とほほ。

10月21日
杉浦豊彦師の主催する秋の鳴滝能へ行って来た(師匠の追っかけともいう)。
能初心者のための解説付きの能。
今回の演目は「葵上」と、囃子のワークショップ。

まず杉浦豊彦師による「葵上」の解説。
そして囃子方さんによる楽器の解説と演奏。曲は「早笛」「カケリ」「早舞」。
大小鼓の林大和師と、渡辺諭師は、人前で解説するのに慣れていないようで、一生懸命。
能「葵上」は、だいぶと省かれた短縮バージョンなので、能をよく観る人には欲求不満感が残る。しかし、能を初めて観る人へのきっかけづくりとしては最適な会だ。これを機会に、能楽堂へ足を運ぶ人がきっといるに違いない。
演能後、演者が舞台に再び登場して挨拶をするのも、こういう会ならではのお楽しみ。

秋の鳴滝能
能「葵上」
シテ:杉浦豊彦 ツレ:杉浦悠一朗 ワキ:小林努
笛:左鴻泰弘 小鼓:林大和 大鼓:渡部諭 太鼓:上田慎也

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渡り拍子

久々にお稽古日記書きます♪
早いもので、能管を習い始めて3年半経った。

中之舞→男舞→中之舞→神舞→盤渉早舞→羯鼓→早笛→渡り拍子(下り端)

中之舞ラビリンスにおちいって、永遠にそこから抜け出せないと思っていたけれど、今は下り端を稽古中。
下り端は、天女がふわふわと天からおりてくるときや、大酒飲みの猩々が登場する時の曲で、明るいメロディーが大好き。能天気なワタシには、ぴったりかもしれない。
身内に不幸があったり、犬のことで、練習不足だったけど、次回は通して吹くことになった。
今年中にはクリアして次へ進みたいなあ。

さて来年の9月に、左鴻先生の第1回目の社中の会が開かれる予定だ。
兄弟子さんや姉弟子さんたちは、希望曲を出されて、少しづつ形が見えてきた。
私は、何をするか師匠にお任せしますと申し上げていた。今日は、平家物語にしてくださいとお願いすると、ワクワクするような曲を提案してくださった。
家に帰って、犬くんたちを前に、さっそく自主練。
ヒシギの音を出すたびに、犬たちが耳をぴくぴくさせるのが、かわいい。

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神妙に聴いてるフリ(笑)

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マック手術する

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1週間ほど前から、マックの調子がよくない。
肛門のまわりが腫れて、血が出ている。便もなかなかでないようだ。

獣医さんに連れ行くと、「肛門周囲腺腫」と診断された。
肛門周囲腺腫とは、去勢していない高齢の♂犬に発生が多い肛門周囲腺の腫瘍。
良性の腫瘍だが、ほっておくと悪性腫瘍になる可能性が高い。
治療法として患部の切除と同時に去勢手術をすることとなる。
去勢することによって、再発を防止することができる。

マックは、持病として、てんかん発作を持っている。
麻酔中に発作が起ると、そのまま死んでしまう可能性があるので、去勢をさせなかった。
今回も、麻酔のリスクを考えると、手術を受けさせるべきか悩んだが、悪性になって辛い思いをさせたいはないし、手術してもらうことにする。

月曜日、手術を受けた。
手術日の夕方に電話すると、1番の懸念だった麻酔からも覚めて、手術も成功し、順調に回復中と聞き、安堵する。
翌日、早々に迎えに行く。何事もなかったように元気♪
家に帰ると、クイールが、どこに行ってきたのと、しつこくつきまとい、マックは迷惑そう。

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新作能「待月(つきまち)」@大江能楽堂

※愛犬マックの調子が悪いので、ブログはどれも書きかけ。時間ができたら追記します。

新作能「待月(つきまち)」に行って来た。

新作能は、面白くないという先入観があったが、すっごくよくできた能で、最初から最後まで眼が離せない。

新作能「待月」
老婆/男の霊:味方玄 修行僧:河村晴道 所の者:茂山茂
笛:左鴻泰弘 小鼓:吉阪一郎 大鼓:河村大

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藤田大五郎三回忌追善能

※愛犬マックの調子が悪いので、ブログはどれも書きかけ。時間ができたら追記します。

藤田大五郎三回忌追善能へ行って来た。

一度で良いから聴いてみたかった…心底、そう思う。

◆仕舞 (金春流)
「女郎花」 櫻間金記 ←欠番
「誓願寺」 金春安明
「阿漕」 本田光洋

◆仕舞 (観世流)
「実盛」 観世喜之
「野宮」 梅若万三郎
「通盛」 梅若玄祥
「山姥」 観世銕之丞

◆舞囃子 (宝生流)
「融」 宝生和英
笛:藤田朝太郎 小鼓:亀井俊一 大鼓:安福建雄 太鼓:金春惣右衛門

◆仕舞 (観世流)
「景清」  関根祥六
「砧」 観世清和
「遊行柳」 野村四郎

◆仕舞 (宝生流)
「鵜之段」 三川泉
「半蔀」 今井泰男
「葵上」 近藤乾之助

◆仕舞 (金剛流)
「船弁慶」 金剛永謹

◆狂言「棒縛」 野村萬 野村万作 野村万之介

◆能「清経 音取」
シテ:友枝昭世 ツレ:長島茂 ワキ:宝生閑
笛:藤田朝太郎 小鼓:幸清次郎 大鼓:亀井忠雄

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卒都婆小町@京都観世会館

※愛犬マックの調子が悪いので、ブログはどれも書きかけ。時間ができたら追記します。

11月13日(土)
武田邦弘・大志父子の翔の会へ行って来た。
武田邦弘師の「卒都婆小町」、良かった〜heart02

◆仕舞
「道明寺」武田欣司
「柏崎」吉井順一

◆能「卒都婆小町」一度之次第
シテ:武田邦弘 ワキ:宝生欣哉 ワキツレ:大日方寛
笛:杉市和 小鼓:曽和博朗 大鼓:河村総一郎

◆仕舞
「巻絹」梅田邦久
「夕顔」片山伸吾
「山姥」片山清司

◆狂言「素袍落」
茂山七五三 茂山逸平 茂山千五郎

◆舞囃子「葛城」大和舞
片山幽雪
笛:杉市和 小鼓:林吉兵衛 大鼓:石井喜彦 太鼓:前川光範

◆能「葵上」
シテ:武田大志 ツレ:橋本忠樹
ワキ:福王和幸 ワキツレ:是川正彦 アイ:茂山宗彦
笛:杉信太朗 小鼓:曽和尚靖 大鼓:河村大 太鼓:前川光範

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京大観世能@京都観世会館

京大観世能へ行って来た。
見所はいっぱいの人。
一生懸命な学生さんたちを見ていると、こちらまで元気になってくる。
それにとってもお上手。
わたしも学生のときに能楽部に入って舞台に立ってみたかった…ちょっと羨望。

能は「田村」。
笛は師匠だったので、うれし♪
師匠の笛の中でも、翔が1番好きなので、うれしさ倍増♪

番外仕舞、片山伸吾師の「半蔀」。すっごく良かった。なんなんだろう?動いてもいないし、謡ってもいない間に、ドキドキした。

さて明日は、武田邦弘師の「翔の会」。
「卒都婆小町」を楽しみにしている。詞章を予習してから寝よう。

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能管の刺繍紋

能管の刺繍紋を入れてもらったおキモノができあがってきた♪

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以前に手に入れた帯の文様をあしらってもらった。
キモノの地は渋いピンク色。
来月の分林記念能の道成寺には、これを着て行こう♪


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一眼トイカメラ

膝の上にのる2匹。

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iPhoneの一眼トイカメラで撮った写真。
このアプリは、面白いかも♪

※ブログにアップするには、サイズを小さくして圧縮してます。


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平曲鑑賞会@名古屋市西文化小劇場

名古屋の荻野検校顕彰会が主催する平曲鑑賞会へ行ってきた。
荻野検校顕彰会とは、平曲の普及と保存のために名古屋で活動されている会で、毎年二回、平曲鑑賞会を開いていらっしゃる。原則として会員のみの会ではあるが、臨時会費を払って参加することができる。
今回の鑑賞会のテーマは、「能楽にも登場する平家の女性物語」ということで、林和利氏(名古屋女子大学教授)が「能の本説(ほんぜつ/典拠)としての平曲」を講演し、平曲が、今井検校(国風音楽会会長)による「横笛」、館山宣昭師(平家琵琶研究保存会会長)による「小原御幸」を聴かせていただいた。

林先生の講演は、時間も30分と限られた短いものであったので、簡単に平家物語を本説としている能の紹介にとどまった。
今井検校の語りは、京都で2回聴かせていただいたことがある。朗々としてホールに響きわたる語りだ。
館山宣昭師の語りを聴かせていただくのは初めて。館山宣昭師は、私を平曲へと導いてくれた鈴木まどかさんの師匠でもあるので、とても楽しみにしていた。
用いられるのは、「小雄鹿(さをしか)」と銘の入った由緒ある琵琶。今井検校は盲目なので、前に見台は置かないが、館山宣昭師は晴眼者なので、前に見台が置かれた。それで琵琶が見えなかったの残念。前の方で、拝聴すればよかったとちょっと後悔。
まず思ったのは、平曲は、やはり寺社の座敷のような狭い空間でこそ聴くべきものだということ。能の謡講のように、耳の感覚を研ぎすませて、想像の世界に遊ぶものだ。
宣昭師の語りは繊細かつ縦横無尽、その語りに琵琶の音がぴったりと寄り添うという感じ。

至福の時間を過ごせて、名古屋へ行った甲斐があった。

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面白能楽館@京都観世会館

面白能楽館へ行ってきた。
その名のとおり、おもしろい趣向が満載の会で、思う存分楽しませていただいた。

面白能楽館とは、京都観世会の若手メンバーによって運営されており、若い人たちに能に親しんでもらうためおプロジェクト。初心者にもわかりやすいように、解説や参加型体験に工夫を凝らしている。

今年は、京都観世会館のロビーで、能面体験、足拍子を踏む体験、能面をつけたときの視野体験が行われた。京都能楽会制作のビデオ「能とはどういうものか」の上映、作り物と原寸大の人形のシテと写真を撮るコーナー、パネル展示、装束展示などがあった。
また、先着で面白能楽館オリジナルてぬぐいも配られた。今風だったのは、携帯で面白能楽館のページをプリントアウトするか、ブックマークに入れているのを提示することが交換の条件だった。しかしこの仕組みを理解できない方も多く、ギリギリに行ったにも関わらず、ゲットできたのはラッキーだった。

舞台上では、能「邯鄲」の開演前に、能の表現方法をテーマに、場所移動、時空移動、情景描写、発声体験があり、能がそれらをどのように表現しているのかを実演を交えて解説された。

もちろんワタクシ、休憩時間と終演後に、めいっぱい楽しませてもらった。
まずは足拍子の体験。モニターに映し出される浦田保親師の邯鄲の楽の足拍子を見ながら、一緒に踏んでみる。2度、3度繰り返すうちに、やっとこ形になったかな。

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能面をつけてみる体験では、笛の姉弟子のちふゆちゃんが書いた能面の付け方のイラストがなかなかよくできている。増女と般若、喝食の面を体験できる。
もちろんつけさせてただいた。増女、むっちゃ似合っている。喝食もなかなか。般若は、地と変わらないからつけなかった。

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さて能「邯鄲」。わかりやすい事前解説で、見所をばっちり予習しているので、より興味深く拝見することができた。
会場には、知り合いの何人かが、お子さんを連れて来ていらした。大人の私がこんなに楽しめたのだから、きっと子どもさんたちは大喜びだったに違いない。

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上村松園『序の舞』について@金剛能楽堂

11月6日
京都市立近代美術館で開催中の「上村松園」展の関連イベント、特別文化講座「上村松園『序の舞』について お話と実演」に行って来た。
上村松園は、金剛流の謡曲を習っていたというので、一連の能を題材とした作品群のお話を聞けるのではないかと、楽しみにしたいた。

解説と実演は、金剛流宗家金剛永謹師。
序の舞とはどういうものなのかを解説していかれた。
印象に残っているのは、「能は、要らないものを表現しない(→要らないモノは捨てる)。そして大事なもの(=本質)を表現する。」という定義で、「本質的に美しいもの=序の舞である」とおっしゃられたこと。

後半は、上村松園の能を題材とした絵の制作秘話。
テーマでもある「序の舞」、「花がたみ」「焔」「砧」「草子洗小町」の制作で、上村松園が参考にした面、モデルについて言及される。
「序の舞」は、帯に鳳凰の文様があるので、能「羽衣」の序の舞をイメージしているのではないかと推測された。そしてその舞姿のモデルは、金剛流能楽師廣田陸一師の女きょうだいで、顔のモデルは、息子の上村松篁の妻だそうだ。舞姿は、とても良い構えであるともおっしゃっておられた。
「花がたみ」の顔は、「十寸神(ますかみ 増阿弥作)」、「焔」は「泥眼(でいがん 河内作)」、「草子洗小町」は「孫次郎(まごじろう 河内作)」、「砧」は「若曲見(わかしゃくみ 河内作)」を参考にしているとのことで、それぞれの面を見せていただいた。
なるほど、「十寸神(増阿弥作)」の面を見ていると、たしかに「花がたみ」の狂気の女をほうふつさせる。

休憩をはさんで序の舞の実演は、装束をつけてのもの。

「野宮」
金剛永謹
笛:杉市和 小鼓:曽和尚靖 大鼓:谷口有辞

孫次郎の面、赤の大口、つゆ芝の摺箔、紫地の花車文様の長絹←この長絹、金剛宗家のお好みなのかしら?お目にかかることが多いかも。

今回の講座は、上村松園展の鑑賞チケット付。後期展示が待ち遠しい。

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平城遷都1300年祭

ギリギリ駆け込みで、平城遷都1300年祭に行って来た。
とりあえず奈良時代の人になりきれて大満足。

ダンナさんが午前中は仕事だったので、午後から奈良へと向かう。
着いたのが遅かったので、平城京歴史館に入場するための整理券の配布が終了してしまい、遣唐使船には乗れなかった。
天平衣装貸出所で、衣装を借り、夫婦そろって天平人に変身。最初は嫌がっていたダンナさんも、ご満悦な様子。天平衣装で、復元大極殿を散策。

閉館時間になったので、バスで、正倉院展を観るために奈良国立博物館へ向かう。
15分待ちで、比較的少なかったように思うが、螺鈿紫檀五絃琵琶の前には二重三重の人だかり。さすがに美しい。

帰りは近鉄奈良駅前で、チリトリ鍋を食べるが、不味いし、出てくるのが遅いし、がっくり。

下の写真は、iPhoneのアプリで撮ったもの。
(使用アプリ:上がSpicaで、下は風景画カメラ)

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ひなたぼっこする犬

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ひなたぼっこするマックのお尻を枕にしている子が1匹。
クイールもよくマックを枕にしている。
よっぽど気持ち良いのかな?


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上村松園展@京都近代美術館

楽しみにしていた上村松園展が、やっと京都にやってきたので、さっそく行って来た。
松園の代表作を、一同に見ることができる絶好のチャンスだ。

入ってすぐに「序の舞」(前期展示)。
思っていたよりずっと大きい絵だった。緊張感にあふれ、凛とした女性の強さを感じさせる。
「序の舞」以後は、時代順に展示されている。

「花がたみ」
松園の絵の中で、1番好きな絵。図録の言葉を借りると「恋しい人への思いが溢れすぎた故に錯乱した女性像をリアルに、しかも品良く仕上げた」。まさにその通り。狂気であるがゆえに美しくもあり、悲しくもあり、見ている者をひきこんでしまう。

松園の描く女性は、上品な色香がただよう。子どもを抱く女性は、慈愛に満ちた表情が印象的。

謡曲「葵上」の六条御息所を描いた「焰」は、後期展示。絶対に見たい!

ミュージアムショップでは、魅力的なグッズがいっぱいあったが、今日は図録だけを買う。

上村松園展
前期:11月2日〜23日 後期:11月25日〜12月12日
京都国立近代美術館

今週の土曜日、金剛能楽堂で、関連イベントの特別講座がある。
「序の舞について お話と実演」金剛永謹
料金が2000円(上村松園展鑑賞券つき)
11月6日(土)午前11時〜12時30分
金剛能楽堂

上村松園展の後は、また古本まつりへ行く。
大型本の『厳島神社能装束』(定価68000円)が大特価3000円だったのを、2000円にしてくれた。最終日ならではのスペシャルサービス。うれし、うれし♪
昨日、買い忘れた本、迷っていた本を、お買い上げ。散財。

今日1番うれしかったことflair
大好きな上横手雅敬先生(京都大学名誉教授)が、秋の叙勲で、瑞宝中綬章を授賞された。今朝の京都新聞で知り、思わず小躍りしてしまう。
おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。

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奈良絵本・絵巻の宇宙展@思文閣美術館

思文閣美術館で開催中の「奈良絵本・絵巻の宇宙展」へ行って来た。
〜11月7日 思文閣美術館

小さな展示スペースだけれども、充実した展示内容。堪能、堪能。

現在のマンガのルーツともいえる奈良絵本とは、平安の王朝物語から軍記物語、幸若舞曲、御伽草子などを題材にした絵草子。室町時代後期から江戸時代中期にかけて制作された。
サイズ的に小さなサイズなものが多く、その中に無限に物語世界が広がっているようだ。

また奈良絵本・絵巻は、奥書や署名がないので、制作者や制作時期がわからないということが定説だったが、ここ数年の研究成果で、何人かの作者が判明しているという。

期間中、記念講演会やギャラリートークがあったのに、行かなかったことが悔やまれる。
会場には、奈良絵本関連の書物が集められ、読むことができる。

今回の展示で知ったのだが、多くの奈良絵本がネットで、鑑賞することができる。
東大史料編纂所の藤原重雄氏のページに、デジタル奈良絵本リンク集がある。

朗報flair
明日11月3日は、関西文化の日なので、思文閣美術館も無料となりますよ〜。明日も行かねば!

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秋の古本まつり@知恩寺

午前中は病院で点滴を打って、午後から恒例の秋の古本まつりに行って来た。
百万遍知恩寺 11月3日まで。

今日1番の収穫は、片山慶次郎師が書かれた『轍』という小冊子。
大型本『狂言の装束 素襖と肩衣』。なんと500円!
他には、明治、大正、昭和の始めの古い能の雑誌を多数お買い上げ。謡の友、国諷、観世。
増田正造さんが書かれた若者のための能楽鑑賞会のための小冊子。
アサヒ写真ブックの能のふるさととその続編。
電子書籍にする断裁用に、学燈社の『能・狂言必携』。

なんだか能関連の本ばかり(笑)

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花梗の会@京都観世会館

日曜日、林喜右衛門師の能の会である花梗の会へ行って来た。

10月31日(日)
花梗の会 林喜右衛門能の会

演目解説 味方健←いつもながら示唆にとんだお話で、これからはじまる能への期待が増す。

◆能「姨捨」
シテ:林喜右衛門 ワキ:福王茂十郎 ワキツレ:福王知登 永留浩史 アイ:茂山七五三
笛:光田洋一 小鼓:曽和正博 大鼓:石井喜彦 太鼓:前川光長

喜右衛門師の老女は、端正の一言。途中、絶句したのは残念だったけど、静かな晩に静かに舞う姿が印象的。
謡は、地頭に観世清和、井上裕久・浦田保浩・河村晴久・浦田保親・田茂井廣道・河村晴道・大江信行。なんてキレイな謡なんだろうと感じた。

◆連吟「菊慈童」
馬野義男 味方健 河村和重 河村晴久 河村晴道 味方團 田茂井廣道 松野浩行 河村和貴 田茂井廣和 佐竹圓修 田中宏 河村和晃 河村浩太郎 國永典子

林同門には、どんな方がいるのか一目瞭然。

◆仕舞「敦盛」 観世三郎太

◆狂言「鬼瓦」 茂山正邦 茂山宗彦

◆舞囃子「松浦佐用姫」
観世清和
笛:藤田六郎兵衛 小鼓:大倉源次郎 大鼓:河村大

◆能「石橋」
シテ:林宗一郎 ワキ:福王和幸 アイ:茂山逸平
笛:藤田六郎兵衛 小鼓:大倉源次郎 大鼓:河村大 太鼓:前川光範

半能でない石橋を観るのは初めて。獅子は1匹だけ。その方が、重くなるそうだ。
間狂言のセガレ仙人のセガレって、どういう意味なんだろう?
半幕で獅子が待つ間、ドキドキ感が増す。

能楽堂の2階のロビーに、呉春の牡丹図に19世観世清奥の石橋の謡の掛け軸がかかっていた。

舞をさめて獅子の座にこそなをりけれ

林定期能の公式サイトができており、メンバーのプロフィールページが充実している。

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リラックマちゃん

マック兄ちゃん、ぐっすり寝とる。
しかし半眼で、舌だして寝るのやめてほしいわ。
ちょっと怖すぎやで。

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リラックマちゃん、も〜らった♪

201011012

そうそう、ママも冬眠中だと言ってます。(クイール)

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