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塩津哲生の會@国立能楽堂

先週の土曜日、塩津哲生の會へ行く。
少し早めに国立能楽堂へ着いたので、図書室で時間をつぶす。
家の近所にあったならば、1日中こもっているに違いない。宝の山。

◆舞囃子「融」
友枝昭世
笛:松田弘之 小鼓:横山幸彦 大鼓:柿原光博 太鼓:観世元伯

数日後にまたお会いしますからね〜と心に念じた(厳島能へ行くのだ♪)。
久々の松田弘之師の笛は、ススキの原とか、月夜の下で、一管で聴きたい音。

◆狂言「二千石」山本東次郎

京都で茂山千五郎家の狂言に慣れている私には、同じ大蔵流といえども、全く異質な山本東次郎家の狂言は新鮮。山本東次郎師の舞台を観たのは今日が2回目。

◆喜多流能「江口〜平調返」
シテ:塩津哲生 ツレ:佐々木多門 大島輝久 ワキ:宝生閑 ワキツレ:則久英志 御厨誠吾 間:山本東次郎
笛:一噌仙幸 小鼓:横山晴明 大鼓:柿原祟志

京都市立芸術大学伝統音楽研究所の連続講座で江口の講義を受けてから、ずっと江口を観たいと思っていた。喜多流の塩津哲生師が珍しい小書きの平調返しで、しかも笛は一噌仙幸師となると、行くしかない。
来て良かった。
塩津哲生師の舞台を観ていると、ドキドキ感が止まらない。
平調返の小書きは、パンフレットに詳しく説明されているし、予習でも調べてのぞんだが、上手く人に説明できそうにない。

「夜討曾我」が始まってからも、江口の余韻で涙が止まらなかった。

◆喜多流能「夜討曾我」
シテ:塩津圭介 ツレ:狩野了一 狩野丹秀 塩津哲生 友枝雄人 井上真也 佐藤寛泰 渡辺康喜
アイ:山本則重 山本則孝
笛:松田弘之 小鼓:森澤勇司 大鼓:亀井忠雄

江口のことが頭から離れなかったので、あまり入り込めなかった。
しかし、塩津哲生圭介父子 狩野丹秀了一父子の競演は、家が継承されていく幸せの構図だなあと思った。

能狂言ビラくばりさんへのお土産に、能楽堂に置かれたチラシをすべて集める。

その日の晩、夢を見た。
江口の君になって舞っていた。
その時の笛の音が、師匠の笛なのか、一噌さんの笛なのか、思い出せないのが残念。

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