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一条竹ガ鼻勧進猿楽

昨年の中世都市研究会で、細川武稔氏が、「足利義満の北山新都心構想」と題する報告をされた。
足利義満の北山殿を中心とした「北山新都心」の空間構造を復元した研究だ。
その報告の中で、確実な場所が特定できていなかった「一条竹ガ鼻」の場所が特定されたというのを聞いて、びっくりした。
一条竹ガ鼻は、応永6年、世阿弥が勧進猿楽を興行した場所。
一条竹ガ鼻の場所は、山科と言われていたが、表章先生の「一条竹鼻勧進猿楽」(『観世流史参究』所収)ではそれを否定され、一条通のいずれかの場所とされた。その比定地に、瀧ケ鼻町(一条通七本松上)をあげておられ、さらに『山城名勝志』に載る竹が鼻を、同一視されている。
実は、瀧ケ鼻町と、『山城名勝志』に載る竹が鼻は別。細川氏は、『山城名勝志』に載る竹が鼻が、西大路一条あたりと考証された。

その報告が、論文化された。

細川武稔「足利義満の北山新都心構想」
中世都市研究15『都市を区切る』(山川出版社 2010年)

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