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祇園囃子の源流に関する研究

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笛を習い始めてから、祭囃子にも興味津々。
町家の2階から聴こえてくる祇園囃子に耳をかたむけると、真似っこして吹いてみたくなる。
京都の祇園祭の祇園囃子の笛は、能管が使われている。

さて祇園祭ということで、祇園祭つながりの本を紹介。

京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター研究報告3
『祇園囃子の源流に関する研究』
田井竜一編
A5判 頒価600円

祇園囃子の源流 〈田井竜一〉
山鉾を囃す稚児舞 〈植木行宣〉
羯鼓稚児舞・獅子舞・しゃぎりにみる旋律および拍節構造 〈樋口 昭〉
文献資料一覧
音響資料・映像資料一覧

※入手方法は、京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センターのサイト

研究報告書ではあるけれど、民俗芸能や祭囃子に興味があるものにとっては、一気に読める。
巻頭のに田井竜一氏の「祇園囃子の源流」は、祇園囃子の成立と展開について考察されていて、読み応えがある。ひとつだけ残念に思うことは、本文に出てくる絵画資料や、民俗芸能を生で見てみないと、実感がわかないというか、想像がつかない。巻末には、文献資料・音響資料・映像資料一覧がついているので、ぼちぼちと探して楽しもう。

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コメント

鴨川や金閣寺がエラいことになってます。
犬たちはお散歩に行けなくて、かわいそうです。

研究報告の4が、まさに『民俗芸能における神楽の諸相』です!

投稿: ヨウダ | 2010.07.14 23:08

京都の雨は大丈夫ですか?
変な気候、各地心配ですね。東京は今日一日晴れておりましたが、、、。

お祭に関わるようになり、お囃子には以前にまして、気になっております。
父の実家周辺にある神楽も独特の音色とリズムがあり、日本の音楽が持つ多様性にとても興味をそそられます。
素敵な本ですね、早速チェックします!

投稿: ししまる | 2010.07.14 21:07

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