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謡講・声で描く能の世界@弘道館

100620

1回行ってみたかった謡講。今回は家のすぐ近くの弘道館が会場だったので二部に行って来た。

第33回 謡講・京の町家でうたいを楽しむ 

講座・謡を深く聴いていただくための謡曲講座
<第一部>
独吟「春日龍神」   井上裕久  
素謡「百萬」      井上裕久 吉浪壽晃 浦部幸裕 浦部美有
<第二部>
独吟「国栖」     井上裕久
素謡「采女」     井上裕久 吉浪壽晃

謡講とは、座敷に聴衆を集めて催す素謡の会。謡い手が障子や御簾の内で姿を隠して謡う。京都では「京観世」という独特の謡が生まれるほど盛んであったようだ。

素謡は苦手とずっと思っていた。しかし、想像していた以上におもしろい。
会場となった弘道館は、江戸時代の儒学社皆川淇園の開いた学問所・弘道館址地に建つ純和風な家屋。
2つの座敷と次の間を使っての謡講。障子をしめきって、2本の紙燭の灯だけの中、井上裕久さんと吉浪壽晃さんの良い声の謡が、隔てられた衝立のむこうから聴こえてくる。

声って楽器だと感じる。姿の見えない謡い手、少し暗い室内、自然に集中力が増して、より深く情景を思い描くことができる。また違った謡曲の楽しみ方を知った。
終わったら「よっ」と、掛け声をかけるらしい。

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