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5月後半の観能メモ

身辺がバタバタとして、ブログをお休みしてしまった。
忙しいといいながら能は観に行っている(汗)
自分のための覚え書き。

●西本願寺降誕会祝賀能
2010年5月21日(金) 西本願寺南能舞台
能「松風 見留」
シテ:片山清司 ツレ:吉浪壽晃 ワキ:福王和幸 アイ:茂山七五三
笛:杉信太朗 小鼓:大倉源次郎 大鼓:河村大

能「龍虎」
シテ:井上裕久 前ツレ:浦部幸裕 後ツレ:浦田保親
ワキ:原大 アイ:茂山逸平
笛:森田保美 小鼓:曽和尚靖 大鼓:谷口有辞 太鼓:前川光範

知合いに誘っていただく。
野外の能舞台で観る能は、能楽堂と違って新鮮。外の音もみんな入って来るのに、舞台の上は幽玄の世界というのも不思議な光景。
信太朗さんの笛が、杉先生の笛みたいに聴こえた。
松風を観終えて、いったん外へ出て国宝飛雲閣でお抹茶をよばれる。書院に座って、お庭を眺めながら飲むお茶の美味しいことったら。まさに夢心地。
龍虎は、初めて観る曲。見応えありで、もっと近くで観たいと思った。笹のはっぱがいっぱいつけられた竹林のつくりものがおもしろい。

●同研能
2010年5月22日(土)嘉祥閣
能「知章」
シテ:吉浪壽晃 ワキ:原大 アイ:茂山逸平
笛:森田保美 小鼓:吉坂一郎 大鼓:石井保彦

平家モノで、観たことがなかったし、楽しみにしていた。吉浪壽晃さん、いい感じで、若武者ぶりをみせてくれた。
平知章は、平家物語でも謡曲でも16歳なんだけれど、史実ではもっと若くて14歳。

●京都観世例会
2010年5月23日(日)
能「蟻通」
能「蟻通」
シテ:林喜右衛門 ワキ:殿田謙吉 ワキツレ:則久英志、平木豊男
笛:帆足正規 小鼓:曽和博朗 大鼓:河村大 太鼓:小寺佐七

初めて観る曲。初めて観る曲は、とてもワクワクする。前日眠れなかったので、寝不足でウトウトするかなあと思っていたが、シャキ〜ン。目が離せなかった。林喜右衛門さんの手の動きは、本当に美しい。

●金剛定期能
2010年5月23日(日)
能「頼政」
シテ:金剛永謹 ワキ:高安勝久 アイ:茂山千三郎
笛:森田保美 小鼓:曽和尚靖 大鼓:河村 大

能「藤」
シテ:松野恭憲 ワキ:江崎敬三 アイ:網谷正美
笛:左鴻泰弘 小鼓:竹村英雄 大鼓:石井喜彦 太鼓:前川光長

金剛宗家の頼政。平家モノだし、大好きな曲のひとつ。来月は、河村定期能で観世流の頼政を観る予定なので、気になるところを比較できそう。
松野恭憲さんの藤。初めて観る曲で師匠の笛だし、ワクワクの二乗。終わってから放心状態で、席をたてなかった。幽玄ってのはこういうモノだ!と雄弁に語る舞姿に、師匠の笛がぴったりとよりそった感じ。

●大和秦曲抄Ⅱ 五体風姿
2010年5月25日(火)国立能楽堂

小鼓一調「夜討曽我」 金剛永謹 小鼓:大倉源次郎

笛一管「恋之音取」  笛: 一噌仙幸

小鼓一調「八島」 櫻間右陣 小鼓:荒木賀光

舞囃子「乱」 近藤乾之助 笛: 一噌仙幸 小鼓:大倉源次郎 大鼓:亀井忠雄 太鼓:金春國和

大鼓一調「天鼓」 金剛永謹 大鼓:山本孝

大鼓一調「女郎花」 観世清和 大鼓:亀井忠雄

太鼓一調「葛城」 櫻間右陣 太鼓:金春國和

舞囃子「羽衣」 粟谷明生 笛: 松田弘之 小鼓:大倉源次郎 大鼓:山本孝 太鼓:金春國和 

舞囃子「高砂」 観世銕之丞 笛: 藤田六郎兵衛 小鼓:大倉源次郎 大鼓:安福光雄 太鼓:観世元伯

生きてて良かったと心底思う。
早々に予約した甲斐があってか、最前列の演者ひとりじめ席だったのも、幸運。
映像でしか聴いたことがなかった一噌仙幸さんの生笛、心にしみる。
公開録画なので、見所にも声を出してはいけないという緊張が走る。

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