能楽史年表完結!
東京堂出版さんから出ている鈴木正人編『能楽史年表』が完結した♪
古代中世編、近世編上中下で4冊の大著。
古代中世編は興味がある時代だけに、どのページを開いても楽しい♪
近世編は、猫に小判状態(涙)
でも禁裏や京都の寺社での演能記録を見るのはおもしろいし、そこから興味が広がっていく。
鈴木正人編
『能楽史年表 古代・中世編』577年〜1600年(東京堂出版 2007)
『能楽史年表 近世編 上巻』1601年〜1687年(東京堂出版 2008)
『能楽史年表 近世編 中巻』1688年〜1715年(東京堂出版 2009)
『能楽史年表 近世編 下巻』1716年〜1867年(東京堂出版 2010)
能楽関連の新刊書といえば、こんな本も出てました。
渡辺保『能ナビ 誰も教えてくれなかった能の見方』(マガジンハウス 2010)
同じ著者の『能のドラマツルギー』を読んでおもしろかったので購入。
よく演じられる25曲について、わかりやすく解説している。
まだ全部は読んでいないが、よくある解説本とはひと味違うような気がする。
まるで能楽堂で知り合ったおじさまが、初心者の私に親切にレクチャーしてくれているような感じで、奥深い能という古典劇の世界へ誘ってくれる。
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