狂言集成
野々村戒三・安藤常次郎共著『狂言集成』(春陽堂 1931)
間狂言の詞章を読みたくて買った本。後に能楽書林から再刊されいる。能楽書林の古書相場は高いけれど、春陽堂から出た分を探せば安いものに出会える。
たいていのものは載っているので重宝している。
昔の本の装幀って、とても凝っていて美しい。外箱には扇に色紙が散らされ、本体には狂言画(たぶん靭猿かな?)。表裏の見返しにも橋掛りの松が描かれている。刷りあがりはキレイだったろうな〜
本文に挿入されている狂言画や写真もおもしろい。解説は笹野堅で「解説ー和泉流に就いて」という一文が巻頭にあり。
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コメント
ありがとうございます

お言葉に甘えさせていただきます
楽しみ
頼りになる方とご縁がいただけて
本当にありがたいです
これからもよろしくお願いします
投稿: 吉田 悠 | 2010.04.04 12:16
悠さん こんにちは。
持ってます。森田光春師の本ですよね。
古書店で、たまに見かけます。
ごく最近、古書店で見た記憶があります。
行く所が限られているので、見つけ次第メールします。
投稿: ヨウダ | 2010.04.02 12:43
コメントではないのですがこの場をお借りします
能楽書林から出ている「能楽覚え書帖」をお持ちでしょうか
笛の森田何とか師の本だと思うのですが見つかりません
手に入りそうな古本屋さんとかご存知でしたら教えてください
小書きのこととか詳しく書かれていて面白そうなのです
投稿: 吉田 悠 | 2010.04.02 12:05