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3月後半の観能メモ

放射線治療、やっと半分がおしまい。あと12回。
午前中に通院して、午後から仕事。でも仕事へ行けないことの方が多い。
放射線治療自体は、痛くも痒くも熱くもないのだが、かなり疲れる。
ブログを書く気力も残らず、しばし休憩。
しかし能と笛の稽古へはせっせと通っている。私にとっては最良の薬。

3月後半の観能メモ

◆3月15日 四季彩能@京都観世会館
能「熊野」
能「女郎花」

◆3月22日 塩津哲生の會特別公演@喜多能楽堂
能「白髭」
シテ:塩津哲生 ツレ:井上真也・佐々木多門・長島茂
ワキ:宝生欣哉 ワキツレ:大日方寛・御厨誠吾 アイ:山本東次郎
笛:松田弘之 小鼓:観世新九郎 大鼓:亀井忠雄 太鼓:観世元伯

初めての喜多能楽堂。
塩津哲生師の能をずっと観たいと思っていたところに、白髭という珍しい曲をやらはるとなると、いかざるを得ない。松田弘之師の笛を聴くのも久しぶり。
喜多流はほとんど観たことがないので、ドキドキ、ワクワク。
地謡、お若い方ばかりのように見えたけど、すごい迫力。
白髭明神、悪尉の面。楽の舞、なんだか異空間な感じで面白かった。
天女が天灯、竜神が竜灯を持って現れ、作り物のお宮の左右、杉の葉で覆われた灯明台に置く。そして相舞。なんとも華やか感じ。

間狂言、狂言をひとつ分見るくらいの見応えがあった。
白髭明神の上葺のため勧進聖が清水寺へ参詣する一行に勧進をするというお話。勧進聖の乗った舟、参詣の一行が乗った舟の二艘が舞台に登場して問答する。参詣の一行が理由をつけて喜捨を断るので、聖の験力で湖の底から鮒の精が現れ鮒舞を披露。面白いなあと思ったのは、勧進聖が手に柄杓を持っていたこと。柄杓で喜捨を受けとること、まさに中世の習俗。

2時間以上かかったが、見所満載でとても短く感じた。
観世流の小鼓の能は初めて観た。座る方向が違うのにびっくり。

◆3月27日 片山定期能@京都観世会館
能「盛久」
能「藤戸」

◆3月28日 京都観世会例会@京都観世会館
能「小袖曽我」
能「桜川」
能「葵上」

小袖曽我の分林道治師、初めての直面でのシテということだ。むっちゃ良かった!ツレの浦部幸裕師との相舞、二人の息がぴったりと合っていて、美しい舞姿。竹市学師の男舞、良い感じ。

桜川、幽雪師。桜の花びらをすくう網を持っての舞姿、立ち姿にみとれる。

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