羯鼓
お笛のお稽古、先月から「羯鼓(かっこ)」に入った。
羯鼓は、大好きな能「自然居士」や「花月」に出てくるので、お稽古できて、うれしい。
しかしながら、てこずっている(涙)
初段。唱歌も指も覚えたけれど、なんだか師匠の前に出ると間違えてしまう。
張扇(はりおおぎ)の音に、ついていけない。いつものことだが、張扇の音を聞こうとすると、唱歌や、特に指が飛んでしまう。
練習あるのみ!
「羯鼓」は、「自然居士」や「花月」「望月」などで、喝食(かつしき)や放下僧が、お腹につけた羯鼓という楽器を撥で打って舞う舞事のひとつである。
鞨鼓という楽器は、『古事類苑』楽舞部2-33によると、
鞨鼓、古へ羯鼓二作ル、戎羯ヨリ出ヅルヲ以テ名トス、或ハカツコト云ヒ、又ハに作る者は、音通ヅルヲ以テナリ、撃ツニ両杖ヲ用異ル、故二又ヰル両杖鼓ノ名アリ
とある。
上の写真は、京都市立芸術大学・伝統音楽研究センターに常設されている雅楽に使われる鞨鼓。
能管のお稽古はいつでも見学を受け付けています♪
興味がある方は、こちらまでメールください。
京都のお稽古場は、月2回の木曜日。夕方から午後8時ごろまで。
大津・大阪・東京の教室もあります
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