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先週末の観能メモ

●京都大学観世能 「経正」@京都観世会館
シテ:高林周平 ワキ:塚田亮 笛:左鴻泰弘 小鼓:成田達志 大鼓:河村大
地謡は、オール女子学生!

体調悪しでギリギリまで行くのを迷っていたのだけど、シテはお笛の兄弟子さんにあたるので、その晴姿をどうしても見ておかねばと、思いきって出かける。
前半は母親になった気分でハラハラしたけど、途中からは安心して見入っていた。地謡がみんな女子だったのに最初びっくりしたけれど、全く違和感なし。
「経正」は平家モノだし、好きな曲。修羅物なんだけれど、わたしには修羅物に思えない。
御室の稚児、平家の公達、和歌、琵琶の名手、管絃講、琵琶の名器「青山」、夜遊の舞…キーワードを並べただけでも、きらびやかで、華々しくて、経正が昔をなつかしむ感じ。
師匠のカケリの笛の音、経正の修羅の苦しみというよりも、高揚したトランス状態をあらわしているように聴こえた。

●同研能「井筒」@嘉祥閣
シテ:寺澤幸祐 ワキ:原大 アイ:茂山童司 笛:左鴻泰弘 小鼓:久田陽春子 大鼓:石井保彦

能の中で1番好きな曲は「自然居士」。2番目が「井筒」。おまけに師匠の笛とくれば、行かねばなりません。
寺澤幸祐師は、大阪の方。初めて拝見する。とても良い声で、他もみてみたい。
クライマックスの井戸を覗き込む場面、ススキをかき分けるのを、右手でするか左手でするかによって、ススキの位置が違う。今回は左手。どう違うのかなあ?右手でかき分けた方が、自然のように思うのだけど…

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