乳ガンその後 その2
抗がん剤投与1回目からちょうど2週間で、副作用の脱毛が始まる。手で髪をすくと、髪の毛がまとまって抜けるようになり、3日目で、まるで妖怪ぬらりひょんみたい。おまけに頭皮がピリピリと痛む。このままでは悲しいので、思いきって全部剃ってしまった。スーパーモデルみたいになることを期待したのだけれど、ダンナさんに言わせると、小坊主みたいですって!失礼な!
用意していたワッチ帽や、ケアのための帽子が役立つ。ウイッグも買ったが、外出時、ウイッグをつけると、どうしても公共交通を利用して移動しなければならない。季節柄、インフルエンザの感染が怖いので、ワッチ帽にヘルメットをかぶり、原付で外出してしまうので、ウイッグの出番が少ない。
1週間ごとの血液検査では、白血球がどんどん低下。低下を止める注射をするが、この注射の副作用が微熱と腰痛。階段の上り下りも困難なほど腰痛がでたが、痛み止めのロキソニンで、なんとか緩和。
その翌週、2回目の抗がん剤投与。事前に行う血液検査では、注射の成果か、白血球数が元の値に戻っている。1回目の抗がん剤投与は入院だったが、2回目からは通院で受ける。部屋には、5つのリクライニングチェアーと、それぞれに小型テレビとDVD機器が備え付けられている。だいたい1時間半くらいかかるので、次回は、能のDVDを持って行こう。
季節性のインフルエンザの予防注射も受ける。2週間後には、新型インフルエンザの予防注射も受ける予定。
当日、翌日は、あまり変化は無かったが、3日目の晩に、むかつきと吐き気が交互に襲い、夜がつらい。1回目のよりもきついかも。口の中は常に乾燥して水分が欲しいし、爪の色も変わってきた。食欲もない。頭痛。便秘。
がまんできないほどではない。仕事へも行っているし、遊びにも行く。ただ、体力、気力が落ち、疲れやすくなっているのはたしか。無理はできないと強く感じる。
お酒は止められているわけではないのに、身体がまったく受け付けない。不思議なモノだ。
仕事は、週に3日間だけ働いている。体調の悪い時は、休ませてもらう。
まわりに支えられて、本当にありがたい。
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コメント
ししまるさん
そうしましょう!
大切な、大切な自分の身体なんですものね!
投稿: ヨウダ | 2009.11.20 12:12
無理しないで行きましょ=!!
私もこれを気に、自分の身体とゆっくり向き合いたいとo思います。
投稿: ししまる | 2009.11.19 23:11