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松風@春秋座

京都芸術劇場は、2001年に京都造形芸術大学内に開設された、大学が運営する劇場だ。
歌舞伎の上演を想定してつくられた大劇場の春秋座、現代演劇・ダンスの上演を想定してつくられた小劇場のstudio21の2つの舞台がある。

今日は、春秋座で開催された「春秋座 ―能と狂言」に行ってきた。

プレトーク〈 「松風」という能〉
松岡心平(能楽研究、東京大学大学院教授)
渡邊守章(京都造形芸術大学舞台芸術研究センター所長)

う〜ん。好みだろうけど、必要ない気がする。

狂言「昆布売」
シテ:茂山七五三
アド:丸山やすし

平家節や小歌節とか踊り節なんかがでてきて、にぎやかで楽しい。狂言には、平家節がたまに登場するんだ!

能「松風」
シテ:観世銕之丞
ツレ:梅若晋矢
ワキ:殿田謙吉
笛:藤田六郎兵衛
小鼓:大倉源次郎
大鼓:亀井広忠
後見:柴田稔、清水寛二
地謡:片山清司、梅田邦久、橋本雅夫、青木道喜、味方玄、吉浪壽晃、分林道治、味方團

歌舞伎スタイルの劇場なので、橋懸かりは花道だし、とても広い舞台の空間だし、もちろん照明もあるし、どうなるのだろうと思っていたが、すべてが見事に演出されていた。特に照明、舞台を邪魔せずに成功していたように思う。

観世銕之丞師がシテの舞台は、初めて観る2回目。
まあ、なんて美しいんだろう!まるで動く歩道にでも乗っているかのように、上体が微動だにせずに進んでいく姿、舞う姿、シオル姿。目が離せない。声もステキ。
好きな能楽師さんがまた増えた。

六郎兵衛師の笛にも胸がキュンキュンheart01

情景が目に浮かぶ詞章、月の光のもと汐を汲む美しい亡霊、恋人を思い形見の装束を身につけて物狂う様子。
「松風」がなんで人気があるのかが、よくわかった。


来年、2010年2月20日、春秋座で「春秋座狂言立ち合い」という公演がある。
和泉流の野村万作、萬斎の一座と、大蔵流の茂山千五郎家の一座による立ち合い狂言。「三番叟」(和泉流)と「三番三」(大蔵流)、狂言「蝸牛」を競演する企画で、昼の部と夜の部で、それぞれが交代して演じる。
野村萬斎さんの「三番叟」、今から楽しみ♪
笛は、萬斎さんの「三番叟」が一噌幸弘さんで、茂山逸平さんの「三番三」が杉信太朗さん。笛大好きなワタシ、この聴き比べも楽しみ♪
小鼓は、大倉源次郎、吉坂一郎、上田敦史。大鼓は、亀井広忠。

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コメント

あららら、それは残念なこと。

狂言立ち合い、楽しみましょう♪

投稿: ヨウダ | 2009.12.02 23:08

あー、見たかったけれども諦めた「松風」
ご覧になったのですね、羨ましいです(^_^)

三番叟の立ち合い、忘れていました。
さっそく通しチケットをお願いしました。
楽しみです♪

投稿: 月扇堂 | 2009.12.02 22:14

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