千野の摘草
森田光風編『千野の摘草ー森田操遺稿』(ペリカン社 1986年)
帯の表章先生のコトバを引用すると、
能楽笛方の名手だった森田操の遺稿集『千野の摘草』は、能の秘事・口伝を惜しげもなくちりばめ、能楽史上の興味深い逸話を満載した好著として定評があるが、入手し難い稀覯本としても著名であった。それが、索引を新たに添えた使い易い形で再刊されるという。研究者にとって福音たるのみならず、能楽愛好家の渇をいやす快挙と言えよう。
ずっと欲しかった本を手に入れた。
欲しい、欲しいと心から願っていると、必ず手に入る。
思いがけずに夢がかなったとき、神サマは絶対にいると確信する。
これでもし、『能楽叢書 要技類従』を手に入れたら、自分に超能力があると信じるかもしれない。
| 固定リンク
「能の本棚」カテゴリの記事
- 日本の古典芸能3『能 中世芸の開花』(2013.10.04)
- 天女舞の桜(2013.08.24)
- 役者の読む世阿弥『風姿花伝』(2013.08.24)
- 能と狂言11 能・狂言の絵画資料(2013.06.20)
- 金剛巌『初心不可忘』(2012.08.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント