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CD幸若舞に能の源流をみる—中世芸能の伝承と復元〈敦盛〉

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京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター主催の平成20年度第4回公開講座「幸若舞に能の源流をみる—中世芸能の伝承と復元〈敦盛〉」で、上演された福岡県みやま市瀬高町大江地区の幸若舞保存会による幸若舞の音源を収録したCD。
11月26日の国立能楽堂での企画公演が幸若舞なので、このCDをご紹介しておきます。

幸若舞(こうわかまい)とは、室町中期から末期にかけて流行した簡単な動作を伴う語り物で、曲舞(くせまい)という芸能のひとつです。単に「舞(まい)」ともいい、戦国時代の武将に愛好されました。

【出演】幸若舞保存会 (福岡県みやま市瀬高町大江)

【日時】平成21年2月7日

【場所】ウィングス京都イベントホール

【収録曲】
〈安宅〉下 太夫:松尾裕二 シテ:堤日出夫 ワキ:松尾義文  鼓方:松尾正巳

〈敦盛〉 1回目の上演 太夫:椛島健夫 シテ:松尾成功 ワキ:松尾正春  鼓方:松尾正巳

〈敦盛〉 2回目の上演  太夫:椛島健夫 シテ:松尾成功 ワキ:松尾正春  鼓方:松尾正巳

【編集発行】京都市立芸術大学 日本伝統音楽研究センター

※頒布価格は600円。入手方法は、日本伝統音楽研究センターのサイトでご覧ください。

このCDが録音された上演会と、上演会の前日に行われたワークショップに参加した。
ワークショップでは、幸若舞保存会の現家元と、「敦盛」を復元した前家元へのインタビューを聞き、幸若舞を体験。希望者に、実際に教わるところを体験してもらいましょうという提案に、いちはやく手を挙げ、おうむ返しに幸若舞を教わることを体験。習ったのは、もちろん「敦盛」。人間五十年〜♪
大江の幸若舞は、素朴な芸能。でも古い型を残していて、「ソンキョ」など考察してみたいことがいっぱいある。

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