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しろのゆみ チベット・タンカ展

知人から案内のメールをいただいた。
見に行きたいなあと思ったので、勝手に宣伝。近日中に行ってみようと思う。

しろのゆみ チベット・タンカ展

平成21年6月16日〜27日(ただし21日と25日は休み)

午前10時から午後5時(最終日は午後3時まで)

会場:佛教大学四条センター・カルチャールーム(四条烏丸北東角京都三井ビル4階)

入場無料

タンカとは、チベット軸装仏画のこと。芸術品ではなくチベット仏教の信仰の対象として扱われるものです。
しろのゆみさんは、ダラムサラと日本を往来しながらタンカ絵師として活躍中だそうです。

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能のグリーティングカード@能楽グッズ

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先月、大阪市立美術館へ「小袖」展を見に行ったときに、ミュージアムショップでゲットしたもの。
飛び出す絵本みたいな、グリーティングカード。
たまに取り出して眺めるだけで満足♪

鶴亀、羽衣、紅葉狩の3種類。
羽衣は薪能のようなイメージで1番のお気に入りかも。だって囃子方さんが囃してるし♪

買わなかったけれど、歌舞伎バージョンもありました。

1部 475円也。

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立命館大学能楽部創部80周年記念能楽会

京都観世会館で開催された、立命館大学能楽部創部80周年記念能楽会へ行って来た。
能楽部創部80周年って、すごいなあ。創立時のメンバーは、100歳近くになられているということ。
見所では、小さな子ども連れが多く、あちこちで同窓会みたいな感じで微笑ましい。
連吟、舞囃子、仕舞と、たくさんの出演者。能は、「半蔀」と、青木道喜師の新作能「犀龍小太郎」。
午前中の「半蔀」をみせていただき帰る。午後からの新作能「犀龍小太郎」も魅力的だったが、昨日も1日出かけて家事がたまっているので断念。
「半蔀」の地謡は、みな立命のOB。お笛のお稽古で兄弟子さんのN君の姿が見える。がんばれ!と心の中で応援する。シテを演じられた方は平成5年卒とあるので、30代くらいかしら。美しい若い女性の感じが出ていた。白い長絹のテッセンの文様もまた涼しげで良い。
笛は左鴻先生heart01京都薪能は除外するとして、舞台で先生の笛を聴くのは久しぶりだったので、とってもうれしい。
帰り道、遠回りして「半蔀」の前場の舞台である雲林院へと寄り道したのは、夕顔の女の霊に誘われたのか。

お昼は、川端二条のフレンチ「Rive gauche リヴ・ゴォシュ」でランチを食べる。
ダンナさんの実家のすぐ近くだし、何百回となく通っている道なのに、今日初めてフレンチレストランがあることに気がついた。後でお聞きすると、8周年を迎えているそうなのに!
南仏風な印象を受ける。リヴ・ゴォシュというのは、フランス語で左岸という意味。まさに鴨川からすぐのお店。
Riveランチは1200円で、メイン料理が1品・スープ・自家製パン・小さなデザート・コーヒーか紅茶。1200円で本格的なフレンチが食べられ、しかもデザートまでついてお得感ばつぐん。他に、2500円、5000円のランチコースがある。

私は、Riveランチで、メインに500円アップで鴨もも肉のコンフィを選ぶ。デザートは、白ワインのジュレ♪

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ディナーコースは、3800円〜8000円。今度はディナーに行きたいな。

Rive gauche リヴ・ゴォシュ

京都市左京区川端二条東入ル

11:30〜15:00 17:30〜22:00 不定休


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第34回能にしたしむ会@京都観世会館

平成21年6月13日(土)、片山慶次郎師、伸吾師が主催する「第34回能にしたしむ会」へ行く。
指定席を取っていても、落ち着かずに、早めに行ってしまう。
今日の席は正面の1番前。首が痛くなるでしょうと言われるけれど、能2番までならがまんできるし、何よりも能の世界に入り込み易くて好きなのだ。

舞囃子「藤戸」
シテ:片山慶次郎 笛:森田保美 小鼓 :大倉源次郎 大鼓:河村総一郎

武田欣司師が、一度ならず何度も謡をお忘れになられた。どうなさったんだろう?心配…

仕舞「女郎花」杉浦豊彦
仕舞「井筒」片山清司

一謡一管「景清」松門之会釈
謡 :片山九郎右衛門 笛:森田保美

松門之会釈(しょうもんのあしらい)の笛、大好き。能管は、ヒシギのような高い音が好きだけれど、この曲を聴くと、低音の吹き込みの音も魅力的と思う。

能「道成寺」赤頭
シテ:片山伸吾 ワキ:宝生欣哉 ワキツレ:則久英志、御厨誠吾 アイ:小笠原匡、山本豪一 笛:杉市和 小鼓:吉阪一郎 大鼓:河村大  太鼓:前川光範

先週、名古屋で片山清司師の「道成寺」を観たばかりで、頭の中には、六郎兵衛師の笛と、船戸明弘師の小鼓が鮮明に刷り込まれてしまい、今日の舞台の音に集中しようとすると、別の音が頭の中でリフレインする。とほほ。
片山伸吾師の舞台は、まだ数えるほどしか観てはいないけれど、鬘物と神さまにはぴったりなお方だと思う。
鐘が1度で決まって吊るされる。鐘を片付ける時も、その手際の良さと見せ方ったらすばらしいぞ、和泉流。
師匠が後見で舞台に座ってはったので、ちょっとドキ。

今日の檜書店さんでのめっけもん♪
山川出版社から出ている日本史リブレットのシリーズ、安田次郎著『寺社と芸能の中世』(2009年4月刊)。
中世寺社の僧侶や神官たちが楽しんだ田楽・延年・猿楽の芸能についてのレクチャー。おもしろい★

さて、次の「道成寺」観能予定は、今年の秋、観世清和師。楽しみ♪
来年平成22年12月には、分林道治師。楽しみ♪

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ボッカ・デル・ヴィーノ

ダンナさんの研究者仲間、中世史と古代史のNさんKさんカップル、考古学のYさんと、われら夫婦の5人で、久々の「ボッカ・デル・ヴィーノ」さん。
阪急烏丸駅のそばにある美味しくて有名なイタリアン。
「ボッカ・デル・ヴィーノ」さんは、もと長岡京市で店を開いておられたのが、数年前から室町通四条上ルに移られた。NさんKさんカップルの、長岡京時代からの御用達のお店。
このブログでも以前に紹介させていただいたように思う。
飲んで食べて、しゃべって笑って、午後7時から店を出たのは11時前!

飲んだお酒は、食前酒にシャンパン、食中酒にイタリアワインを4本、食後酒は甘口ワインがグラスで3種類と自家製リモンチェッロ。ワインの名前は、一生懸命メモしたのだけれど、解読不可能。赤ワインの熟成度の見分けた方なども教えてもらった。

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さてお料理はと、まずは前菜。天然ウナギの一皿と、3種類のアスパラと生ハムの一皿。アコウのカルパッチョの写真が無い!

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次はパスタとリゾット。地鶏とニンニクの芽のパスタ、フォアグラとじゃがいもを詰めたパスタのトルテリーニ。リゾットは、鱧とあさり、ネギ・トマトの一皿。

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メインは、仔羊の2番勝負!どちらにも軍配があがる。

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メインのあとも、ワインが少し残っていたので、当然チーズ。そしてデザート♪ピンぼけで写真はナシ。

下の写真の左側は、自家製リモンチェッロをついているヒゲの彼ことイケモトさん。料理に合うワインの良きアドバイザー。右のカプチーノの絵も彼の作。リモンチェッロというのは、レモンのリキュール。爽やかな味で、すっごいアルコール度数が高いのだけれども、ぐいっと飲みたくなる風味。

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気になる予算は、一人分18000円ちょっと。今日の場合、ほとんどがワイン代だと思う。
とにかく美味しいワインと、美味しいイタリアンが食べたくなったら、満足すること間違いないかと。

「イタリアワインに合う料理、料理に合うイタリアワインをお客様に楽しんでもらう」ことが、シェフの望みだそうです。男前なシェフと、お店の中の雰囲気。奥には個室もある。

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ボッカ・デル・ヴィーノ (BOCCA del VINO)

京都府京都市中京区室町通四条上ル

営業時間:11:30~14:00(L.O) 17:30~22:00(L.O)

不定休

以前の記事は、こちら
同じメンバーで、なんとなく同じ内容。料理とワインが違うだけか!
前回もボトルを4本空けてるし(笑)

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役者の読む世阿弥「金島書」最終回

「世阿弥伝書」特別講義〈役者の読む世阿弥〉第9期 『金島書』 が、最終回をむかえる。
5回の講義は、毎回とてもおもしろかったのだけれど、わたしには 『金島書』 が理解できなかった。
読み終えて、流されて佐渡へ来たという共感が、まったく得られなかった。もし私が世阿弥だったら、京からはるばる遠い佐渡への旅、暮らし、もっと悲観的なことを書き連ねているに違いない。

世阿弥はいったい何のために、誰のために書いたのだろう?
佐渡で書いたの?
ホントに世阿弥が書いたの?
最後の無題の「(薪の神事)」の一文と、和歌の意味って何なんだろう?

今夜は、天野文雄氏の新刊『能苑逍遥(上) 世阿弥を歩く』(大阪大学出版会、2009年3月刊、四六判 310ページ 本体価格2100円)を読みながら寝よう。「金島書」についての論考が載っている。

いつか佐渡へ行ってみたい。

来月からは、『五音』を読む。引き続き参加したいな。

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DVD片山清司(能楽シテ方)

家事をしているとき、BGMに能楽囃子のCDを流していることが多いが、DVDをつけていることもある。
片山清司師の道成寺を観た余韻で、昨日、今日と、こちらのDVDをエンドレスでつけていた。
舞囃子が2つと、半能「石橋」が収録されている。BGMといいながら、石橋になると、テレビの前に座って見入ってしまう。

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第11回日本伝統文化振興財団賞(平成19年)を授賞された副賞が映像記録によるDVDの制作という。
第8回は亀井広忠師が授賞し、そのCDも大好きな1枚。
日本伝統文化振興財団のサイトはこちら

第11回日本伝統文化振興財団賞 片山清司(能楽シテ方)

ビクター 61分 3500円

舞囃子「高砂」 舞囃子「猩々乱」 半能「石橋」

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片山清司・道成寺@名古屋能楽堂

名古屋能楽堂へ、片山清司さんの道成寺を観に行ってきた。
平成21年6月特別公演 能「道成寺」赤頭。

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初めての名古屋能楽堂。平屋建の美しい建物。
舞台の天井は高く高くて、音響効果も良いような気がする。
鏡板は若松と老松が、1年交代で替えられるそうだ。今年は若松。
道成寺にちなんで、ロビーでは道成寺展が企画されており、飯塚恵理人氏による解説もあった。
体験コーナーには、小面と般若の面をつけてみようというコーナーもある。当然、ワタシは般若でしょう。

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道成寺を観るのは3回目。
さて座席は、昔で言えば貴賓席。正面の1番後のボックスになっている席。視界を遮られることなく、とても良い席だった。
初めてイヤホンも借りてみた。でも、これはダメ。お調べの最中にも、解説してくれて、音に集中できずに、すぐにはずした。演能中も、隣近所の音漏れが気になってしかたない。何のためにあるのかはなはだ疑問。

さて道成寺。
つり鐘を吊るす紐が、なかなか通らないようで、ハラハラする。

今日のお囃子は、笛:藤田六郎兵衛師、小鼓:船戸明弘師、大鼓:河村総一郎師、太鼓:井上敬介師。
六郎兵衛師の笛は、大好き。急之舞でも、音のひとつひとつが鮮明でしっかりと聴こえてくる。
ついさきごろ亡くなられた柳原冨司師の代役に船戸明弘師、小鼓に音とかけ声が五感まで響いてくる。良い感じ。まだお若いように見えるし、すっごく男前heart02
河村総一郎師の大鼓は、前から好きな音。
井上敬介師の太鼓は、京都で聴き慣れたもの。

片山清司師の道成寺。名古屋まで来た甲斐があった。
前場の白拍子、装束も美しかったけど、それ以上に、存在自体が、艶っぽくて、美しいheart04
乱拍子で極度に緊張感が高まり、静から動の急之舞に変わると、ドキドキ感が増す。
鐘入りもきれいに決まる。
白拍子が鬼女と変化する後場。ワキの僧たちとの対決、橋掛りでのせめぎ合いが、執心の気持ちをよくあらわしていたようにみえた。
最後、日高川に飛び込むのか、幕に向かって飛び込む様子も、ばっちりと見える席をとれた幸せ♪

能が始まる前には、行ったことが無かった徳川美術館へも寄ることができて、大満足の名古屋の休日だった。
心残りは、徳川園のガーデンレストランが、予約でいっぱいで、ランチを食べられなかったこと(笑)
また行きたい、名古屋。次回は味噌カツ食べて、きしめん食べて、徳川園のフレンチのランチを食べるぞ!

来週末には、「能にしたしむ会」(京都観世会館)で、片山伸吾師の道成寺を観能する予定、楽しみ♪
1週間おきに道成寺が観れるなんて、なんか不思議。秋には、家元の道成寺も、チケットを予約した。せっかくだから実際に道成寺へも足を運んでみたい。

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第60回京都薪能パンフレット

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第60回記念京都薪能のパンフレット。
わたしにとっては、宝物。なぜなら、能楽師さんたちのサイン入りですもの♪
左鴻師匠にも、当然、いただきましたheart01
今年から、薪能のポスターと同じ図柄のクリアファイル付きです!

味方健先生が、「世阿弥伝書 刊行一世紀」と題する文章を載せていらっしゃる。特筆すべきは、『三道』の本文が再吟味されるとのこと。


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平家琵琶鑑賞会@永運院

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前田流平家詞曲相伝者・鈴木まどかさんによる平家琵琶の奉納演奏が、くろ谷金戒光明寺の塔頭・永運院さんで行なわれた。しみじみとした良い会となった。

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くろ谷金戒光明寺は、熊谷次郎直実が出家したお寺。その塔頭で平家琵琶を聴くという幸運に感謝。
今日の演目は、「祇園精舎」「鵺」「敦盛最期」。
「祇園精舎」「鵺」の演奏の時は、うぐいすがさえずり、琵琶の音に唱和していた。
さすがに「敦盛最期」の時は、うぐいすさえも遠慮して、静かになる。おそらく、直実が聴きに来ていたに違いない。このとき、庫裏を吹き抜けてた風さえも止んだ。写真は、直実と敦盛の供養塔。

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永運院さんは、江戸時代前期の天才面打師・天下一河内こと井関家重の菩提寺でもあると聞く。
法政大学の宮本圭造氏が、くろ谷墓地でその墓を確認し、永運院が菩提寺であることを立証された。
帰りに井関家重の墓に参る。写真は、家重夫婦の墓。左が家重の墓。

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第60回京都薪能2日目

京都薪能2日目。
先週末に風邪で仕事を休んだし、今日は休めないと思っていたが、正面の1番前で観る快感を知ってしまった脳は、元へと戻せない。1時間で本のチラシを1枚仕上げ、昼から平安神宮へと向かう。1時過ぎに到着。2番目に並ぶ。初日も、例年に比べたら人が少ないと思っていたが、二日目は、さらに少ない。

金剛流「翁」神楽式。
シテは金剛永謹師。
パンフレットには、神前に於いて神に奉納するために演じられるもので、本来は舞台では上演されない曲とある。装束が真っ白の浄衣で、鼓もひとつだけ。

観世流「花月」。
シテは浦田保浩師。好きな曲。

そして火入れ式があって、金剛流「羽衣」。
シテは松野恭憲師。
上村松箼氏の絵に、「薪能」と題するものがあるが、まさにこれこれ♪
幕に入る時、くるくると回りながら、消えて行くのは初めてみた。幕も、ロールカーテンの様に、クルクルと巻き上げられていた。天冠には牡丹がのっていた。

大蔵流狂言「釣針」。
トイレにたって、後方でお友達としゃべっていたので、観てない。

最後は観世流「紅葉狩」鬼揃。
前シテは分林道治師heart02 後シテは古橋正邦師。
最後を飾るのにふさわしい演目。小書に鬼揃が付くのは初めてみたので感激。
信太朗師の笛の音も、この曲にはぴったりかも♪小寺佐七師の太鼓を初めて聴いた!

平安神宮は、薪能をやるのにベストな場所だなあとしみじみ思った。大極殿と左右の蒼龍楼・白虎楼を背景に、きらびやかな能装束、薪のゆらめく炎、飛び散る火粉、絵にならないわけがない。

夢のような二日間。現実世界に戻れるかちょっと不安…

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第60回京都薪能1日目

京都薪能へ行って来た
今年は、京都薪能60回目という記念の年でもあるそうで、両日とも「翁」から始まり、めでたい曲、幽玄な曲、最後に薪能にふさわしいい華々しい曲で終わる。

初日の「翁」は観世流。
シテは井上裕久師。平安神宮の拝殿の大極殿をバックに、天を仰ぐ姿は、それは、それは美しく神々しい。

観世流半能「絵馬」。
シテは河村和重師。笛は左鴻師匠heart02
絵馬は初めて観る。淳仁天皇と伊勢神宮って、どうつながるんだろうと、能に関係ないことが、気になってしかたない。淳仁天皇は、配流先の淡路で失意のうちに亡くなられているのになあ。

観世流能「杜若」。
シテは橋本雅夫師。
「絵馬」の後、火入式があり、炎に中に杜若の精が浮かび上がる。神秘的で、幽玄ってこういうこと?と思うと、書き留めたい!と、自然にスケッチしていた。業平菱の唐衣に、冠には梅のかざし。

大蔵流狂言「福の神」。
茂山千作師、茂山千之丞師、茂山忠三郎師。
直面の千作師の福の神。そのままやわ〜と思う。

金剛流「正尊」。
観たかった曲のひとつ♪
金剛流と観世流ではシテとワキが違うそうだ。
見せ場は斬り組。バタンと倒れるさまが、痛快、痛快♪

さて今年は、笛のお稽古仲間のお友達とご一緒させていただいた。
彼女は、京都薪能を観るプロ(?)。京都薪能を10倍面白く観る方法を教わり実践。
私は、ギリギリに飛び込み、後の席で観るのが慣例になっていたが、彼女は、正面の1番前の席で観るために、昼過ぎから並ぶという。
初日ということで、12時半から並ぶ。それでも3組目。しゃべりながら、本を読みながら、お菓子を食べながら、ひたすら開場を待つ。
開場と同時に、走らないでというアナウンスを横目にダッシュして、正面の1番前の桟敷に席を確保。
確保後は、紋付ではなくて洋服を着た能楽師さんウォッチングがはじまる。京都薪能では能楽師さんたちが自ら、チケットを売り、券をもぎり、パンフレットを売リ歩く。
能楽堂などでは、親しくお話できない能楽師さんたちと、お話できる絶好のチャンス。
パンフレットに、サインをいただき、一言二言お話する。もうドキドキheart02

薪能の興奮覚めやらず、落ち着く先は、「十五夜」さん。
女二人、美味しいお酒と肴で、遅くまで語り合った。
隣に座っていたおじさんが、シャンパンと日本酒をごちそうしてくれたので、とても安くついた。ありがたや、ありがたや。福の神のご利益かな。

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第12回片山清司後援会能

5月30日の土曜日、第12回片山清司後援会能へ行って来た。
席はあらかじめ指定なので、ゆっくりと行ってもいいのだけれど、心ワクワクで、早く着きすぎ。

仕舞「猩々」
舞うのは、片山清司さんの息子さん清愛くん。5歳。あどけないおちびさんが、目を大きく見開いて、舞台狭しと舞う。お見事♪
休憩時間、ロビーの机にもぐって遊んでいたので、思わず机にもぐってお話ししましたよ(笑)

能「百萬」
シテ:片山九郎右衛門 子方:分林道隆 ワキ:福王和幸 間:野村萬斎 笛:藤田六郎兵衛 小鼓:曽和尚靖 大鼓:亀井広忠 太鼓:前川光長 地謡:片山清司 梅田邦久 武田邦弘 橋本礒道 古橋正邦 片山伸吾 橋本忠樹 梅田嘉宏

百萬は、お話の筋がわかりやすいし、見所も多いので、好きな曲。
片山九郎右衛門師の百萬の芸づくし、しなやかな動きで、本当にそこに女芸能者の百萬が登場してその曲舞を見ている気分になった。
子方の道隆くん、春の初桜能でも、お父さん相手に、「百萬」の子方を演じている。今日はその時に比べて、ちょっと緊張している面持ち。おばさんは、応援しているからねheart

狂言「附手」
シテ:野村萬斎 アド:野村万之助 石田幸雄

野村萬斎師の狂言を見るのは久しぶり。萬斎さんを見ると、どうしても右京太夫のイメージが抜けません。

一調一管「江口」
シテ:観世善正 小鼓:曽和博朗 笛:藤田六郎兵衛

観世善正師の謡に聞き惚れる。一調一管も堪能。幸せheart02

仕舞「求塚」
シテ:片山慶次郎 地謡:梅田邦久 武田邦弘 浦田保親 武田大志

能「卒塔婆小町」一度之次第
シテ:片山清司 ワキ:宝生欣哉 ワキツレ:則久英志 笛:杉市和 小鼓:吉坂一郎 大鼓:河村大 後見:小林慶三 武田邦弘 地謡:片山九郎右衛門 青木道善 観世善正 浦田保親 河村博重 味方玄 分林道治 大江信行

一度之次第の小書がついて、登場までが長い長い。僧との問答がおもしろい。
ぼ〜っとしていて、いつ少将の霊がついたのかよくわからなかった。とほほ。
床几の文様も、ステキだった。ススキのような葉の長い植物に、蝶が舞っていた。
杉市和師の笛の音、いつも以上に私の五感に響いてきてドキドキheart01

休憩時間に、コーヒーなどの飲み物と、お菓子が用意されている。
このお菓子、あまりに美味で、三個も食べてしまう。すみません。

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