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第60回京都薪能2日目

京都薪能2日目。
先週末に風邪で仕事を休んだし、今日は休めないと思っていたが、正面の1番前で観る快感を知ってしまった脳は、元へと戻せない。1時間で本のチラシを1枚仕上げ、昼から平安神宮へと向かう。1時過ぎに到着。2番目に並ぶ。初日も、例年に比べたら人が少ないと思っていたが、二日目は、さらに少ない。

金剛流「翁」神楽式。
シテは金剛永謹師。
パンフレットには、神前に於いて神に奉納するために演じられるもので、本来は舞台では上演されない曲とある。装束が真っ白の浄衣で、鼓もひとつだけ。

観世流「花月」。
シテは浦田保浩師。好きな曲。

そして火入れ式があって、金剛流「羽衣」。
シテは松野恭憲師。
上村松箼氏の絵に、「薪能」と題するものがあるが、まさにこれこれ♪
幕に入る時、くるくると回りながら、消えて行くのは初めてみた。幕も、ロールカーテンの様に、クルクルと巻き上げられていた。天冠には牡丹がのっていた。

大蔵流狂言「釣針」。
トイレにたって、後方でお友達としゃべっていたので、観てない。

最後は観世流「紅葉狩」鬼揃。
前シテは分林道治師heart02 後シテは古橋正邦師。
最後を飾るのにふさわしい演目。小書に鬼揃が付くのは初めてみたので感激。
信太朗師の笛の音も、この曲にはぴったりかも♪小寺佐七師の太鼓を初めて聴いた!

平安神宮は、薪能をやるのにベストな場所だなあとしみじみ思った。大極殿と左右の蒼龍楼・白虎楼を背景に、きらびやかな能装束、薪のゆらめく炎、飛び散る火粉、絵にならないわけがない。

夢のような二日間。現実世界に戻れるかちょっと不安…

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コメント

金剛流の神楽式は、翁、千歳、三番三が、横一列に並び、舞台の前に神前に見立てた八足台が置かれ、その上に鈴が置かれていました。
パンフレットによると、詞章も一部変わるようで、三番三の「揉之段」が略され、「鈴之段」で舞い納め、鈴を八足台に戻すと、元の座に戻り、地謡のみで謡い納めるとのことです。

投稿: ヨウダ | 2009.06.06 22:48

謡や曲は同じで、面を着けない点が異なるということでしょうか。
面をつけなくても何だか厳かな感じがします。

投稿: 梶庄 | 2009.06.06 00:06

面をつけないし、神様に奉納するものだし、謡は同じでも、全く違うものに見えました。

投稿: ヨウダ | 2009.06.05 00:46

金剛流の翁とはどんな感じなんでしょう。
とても興味深いです。

投稿: 梶庄 | 2009.06.05 00:36

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