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第8回初桜能@八坂神社能舞台

初桜能とは、観世流能楽師シテ方・分林道治師が、毎年4月に野外の八坂神社能舞台で催される会である。
土曜日、第8回初桜能へ行って来た。
今年の演目は「百万」。

天気予報では、曇りから雨で、ちょうど演能時間には70%降水予報。どうかやみますようにと祈ってはみたものの、本降りになってしまった。
早めに行ったが、雨にも関わらず、すでに多くの方々が開演を待っていらした。
お友達と一緒に脇正面に座る。ちょうど能舞台横の桜が正面に見えるベストポジション♪
八坂神社、円山公園の桜は、ほぼ満開に近い。

まず片山清司師の仕舞「箙」から始まる。座っていた長椅子が、雨を避けるため、能舞台の軒の真下に置かれていたので、舞台と接近しており、迫力満点。
「百万」は、初めて観る曲なので、楽しめた。
シテの百万が手にしているのは、通常は笹なのけれど、この日は、本物の桜の枝。
門前の男を押しのける場面、桜の枝でハタと男を叩くと同時に、桜の花びらが舞い散る。
そして群衆の中、わが子を求める姿が、今まさに清涼寺釈迦堂なのかと錯覚しまう。

神社や寺院への奉納を目的とする野外の能は、格別な思いがこもっているためか、観ていても清々しい気持ちになる。

分林道治師のサイトはこちら
http://www4.ocn.ne.jp/~wakeba/index.html

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