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京都のお稽古場

京都の能管のお稽古場は、御所八幡宮境内の御池会館(京都市中京区御池通高倉東南角)。

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御所八幡宮は、室町幕府をひらいた足利尊氏の邸宅の鎮守社という由緒ある場所。御池通をはさんで向かい側には、足利尊氏邸宅・等持寺跡の石碑も建つ。

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京都のお弟子さんは、大学の能楽部に所属する学生さんが多い。今年になって社会人の割合も増えてきた。
お稽古はマンツーマンで進む。師匠がお稽古場でお手本に笛を吹くことは無い。張扇(はりおおぎ)を小鼓と大鼓に見立て、拍子盤(ひょうしばん)と呼ばれる木製の四角い枕状のものを打ち拍子をとられる。それにあわせて、お稽古をつけていただく。稽古時間は、教わっている曲の長さや、進み具合によって多少の差が出る。

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さて、わたしが今やってる曲は「盤渉早舞」。
能管を習い始めて1年と10ヶ月の変遷は、お調べ→中之舞→男舞→中之舞→男舞→神舞。
中之舞がなかなクリアできず、気分転換に男舞に進み、男舞をクリアして再び中之舞。そして山伏掛と答拝掛の男舞を経て、神舞へ進み、やっと盤渉早舞。
もうすでに9回もお稽古しているのに、まだクリアできませぬ(>_<)

お稽古はいつでも見学を受け付けております♪

興味がある方は、こちらまでメールくださいませ。

京都のお稽古場は、月2回の木曜日。夕方から午後8時ごろまで。

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