能の笛
わたしが、今、恋しているモノ。
5月の末、運命的な出会いをいたしました。
場所は、京都の某バー。
横笛にあこがれているという話をマスターにすると、
常連さんに笛の先生がいるとのこと。
へぇ、今度紹介して欲しいわあ〜と言っているところへ、
笛の先生登場!
お名刺をいただくと、能楽森田流笛方の肩書き。
いつでもお稽古の見学に来てくださいとおっしゃってくださいました。
私がやりたかったのも正に能管だし、運命かもと、
翌週、さっそく見学にうかがいました。
お稽古はマンツーマン。
先生とお弟子さんが対峙して座り、進められていきます。
やりたいオーラが100パーセントだったのか、
先生から、少し吹いてみますかと、樹脂製の能管を渡され、
あこがれの横笛初体験♪
笛を手にした事も吹いた事も全く無かったのですが、
思っていたよりもすんなりと音が出て、気持ちはすっかり牛若丸。
前世で笛を吹いていたように感じていたのは、本当かもしれない。
即、教えていただくことに決めました。
「お調べ」という初めに習う曲の譜面を目の前で書いていただき、
最初のところを教わりました。
お稽古は、月に2回。
正式なお稽古を受けたのは、まだ1度だけですが、
毎日、笛を肌身離さず持ち歩き、昼休みには鴨川の橋の下、
家では寝るまで笛を吹いています。
ダンナさんの問いかけにも笛で答える始末です(笑)
針仕事が苦手なワタシが、恋する笛のために、笛袋まで作るほど入れ込んでます。
上の二つの袋を手作り♪
有職Comさんで、以前分けていただいた装束の裂地で作りました。
しかし、運命はこれだけでは無かったのです!
よく必然という言葉を聞きますが、実感しました。
それはまた後日に。。
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コメント
すごく素敵ですねえ。横笛って、私には遠い、憧れの世界です。
投稿: くろ | 2007.06.27 07:20
>恋する笛のために、笛袋まで作るほど入れ込んでます。
だったら、こんなこと(問いかけにも笛で答える始末です)しちゃダメですよ~(笑)
投稿: きみ | 2007.06.18 04:22