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念仏六斎

8月16日は、大文字の送り火。ご先祖さまが帰って行く精霊送りの日です。
今日は、2つの六斎念仏を見てきました。右京区水尾の円覚寺さんと、北区西賀茂の西方寺さん。いずれも念仏六斎でした。
芸能六斎とは全く様相が違います。鉦と太鼓だけで、なむあみだぶつと念仏を唱えながら、激しい動きはなく、動いたとしても上下に身体をゆする感じで、ゆっくりとした単調なリズムでした。

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上は、右京区水尾の円覚寺において、円覚寺六斎保存会のみなさんによる盂蘭盆奉納のための六斎念仏です。
円覚寺は、清和天皇をまつる陵寺です。円覚寺の本尊は薬師如来で秘仏。その厨子の前には、清和天皇の大きなお位牌がまつられていました。
浴衣の上に紋付の黒羽織のいでたち。鉦が1人、太鼓が4人。本堂の対面の縁側に設えられた施餓鬼棚に向かっての奉納です。やはり後継者不足を嘆いておられました。

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上の写真は、北区西賀茂の西方寺六斎念仏保存会のみなさんによる送り火法要のための六斎念仏。
送り火の後に、西方寺の本堂前の境内で行われました。年配の方5人は紋付黒羽織で、首から鉦をかけ並び、若者は9人は白の袢天に白の股引、白足袋に黒い帯という白装束で太鼓を持ち、輪をつくります。

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コメント

コメントありがとうございます♪

宇治の京都ファンさん
そう言っていただけて、とってもうれしいです。
今夏は六斎念仏を時間が許す限り追いかけてみたいと思いますので、また紹介させていただきます。

J.D.さん
見に来てくださって、ありがとうございます。
水尾の六斉を見て、田中緑紅氏が著書『六斉念仏と六斉踊』の中で、念仏六斉のことを六斉念仏、芸能六斉のことを六斉踊として書き分けていらっしゃるのが、よくわかりました。水尾は行って良かったです。
また遊びに来て下さいませ。
わたしも遊びに行かせてもらいます★


投稿: ラン2 | 2006.08.18 23:27

水尾と西方時の六斎 素敵な雰囲気が出ていて 時代を超えた伝統を感じました。
見に行きたくてもなかなか都合が付かなかったので 写真を拝見できてとても嬉しいです。
京都の よさをこれからも ドンドンご紹介ください。楽しみにしています。

投稿: 宇治の京都ファン | 2006.08.17 23:02

こんばんは。
TBいただいたので、早速来てみました。
こうして写真で見ただけでも
雰囲気が全然異なるのがわかりますね。
後継者不足というのも納得です。
現代人が見てもそれなりに楽しめる芸能六斎はともかく、
神や仏との縁が希薄になりがちな現代で
宗教一色のこうした念仏六斎は存続が難しいでしょう。
琉球やアイヌの古くからのアニミズム的な宗教行事や
長崎の隠れキリシタンのことがすぐに連想されます。
何とか絶えずに残ってほしいですけどね。

西方寺は今夜行けばよかったかな・・・。

またオジャマさせてもらいます。

投稿: J.D. | 2006.08.17 01:02

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