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お稲荷さんは奥が深い

昨日は京女の野口ゼミ例会。
今回のご報告は、京都精華大学大学院の末松憲子さんの「近世日蓮宗における略縁起の成立背景〜相州・妙善寺の稲荷略縁起を中心にして」。
民間信仰宗教に興味があるワタシにとって、たいへん、たいへんおもしろい内容だった。近世における「開帳」が、収益を得るための経済的な行為であり、そのために霊験あらたかであるはずの秘仏の由来が、どんどんと変化して略縁起として作られて行くだなんて、ちょっとびっくり。
聖跡が作られていく過程にも興味がわいてきた。芸能との関わりも興味深く、江戸の人たちは文化に対して敏感というか、造詣が深いというか、生活にゆとりがでてきたのだなあとも感じた。

わたしの子どもの頃、まわりの大人にお稲荷さんは恐いから絶対に近づくなと言われて育った。
そのせいか、必要の無い時にはお稲荷さんには絶対に近寄らない。どうしても近寄らなければならない時は、最大限に丁寧にお参りする。
祖父は若い時に狐に化かされたことがあるそうだ。祖母は狐がついた人を見たことがあるらしい。2人ともすでに亡くなっているので、本当かどうかは定かではない。子どもをむやみに祠へ近づけさせないための方便だったかもしれない。

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